子育て世代のお家購入計画!子どもと安心して暮らせる住まい作り
今は賃貸のマンション、もしくは借家に住んでいるけれど、もうすぐ子どもが産まれるのでマイホーム購入を考えているというママやパパもいると思います。しかしどのタイミングで購入したらよいのか、子育てしやすい間取りなど、疑問がいっぱいかもしれません。そこで今回は、子育て世代のお家購入計画についてお話しします。
どのタイミングで家を購入すればよいの?
妊娠中に計画して購入
妊娠中に購入するメリットとしては、子どもが産まれる前に引っ越しを済ませることができるので、小さい子どもを連れて家探しや引っ越しをする必要がなく、精神的にゆとりを持って出産できるということが挙げられます。
また、子どもが産まれてからずっとその家で暮らす予定なので、引っ越しのために途中で幼稚園や小学校が変わるリスクがないのもメリットのひとつですね。子どもが通うことになるかもしれない保育園や幼稚園、小学校などの評判についてもしっかりとリサーチするようにしたいですね。
幼稚園入園前や同時に
さらに幼稚園入園前、もしくは入園と同時に引っ越しをすることによって、幼稚園の友達を作りやすく、卒園後も長く続く友人関係を築きやすいのもメリットのひとつです。近所に助け合うことのできるママ友がいると、ママも心強いことでしょう。
子どもも、幼稚園で仲良くなった友達とそのまま小学校も同じ場合が多いので、子どもにとっても安定した友人関係を築くことができます。
小学校入学のタイミングで
一方で、幼稚園時代に仲よくしていた友達とはお別れしなければならないので、一時的にさみしがる子どもも多いようですが、小学校に慣れてしまえば心配する必要はありません。ママとしては、子どもの幼稚園時代の苦楽をともにしたママ友と離れてしまうのは心細いかもしれませんが、また新たな人間関係を作るチャンスもきっとありますよ。
子どもが大きくなればなるほど、新しい環境に馴染むのも難しくなってきます。できれば子どもの小学校入学前には家を購入したいと考えるママやパパが多いようです。
子育てがしやすい家の間取りは?
キッチンから子どもを見渡せる
まず、ママがキッチンで料理をしている間、子どもを見守ることができる間取りが大切です。子どもが小さい間は、子ども部屋よりもキッチンに隣接したダイニングなどで、ママの気配を感じながら時間を過ごす子どもが多いと思います。
ダイニングテーブルでお絵かきをしたり、小学校に上がると宿題をしたりなど、ママのいるキッチンから子どもと気軽にコミュニケーションのとれる間取りかチェックしましょう。オープンキッチンやセミオープンキッチンなら、料理をしながら子どもの様子がうかがえるのでおすすめです。
子どもと一緒に寝られるスペース
リビングの隣りに畳の部屋があれば、子どもと一緒にごろんと横になって休むこともできます。ちょっとしたお昼寝のときはもちろん、夜、添い寝が必要な乳幼児期にも便利ですよ。畳の部屋が一室あると、親戚や実家の親が泊まりに来たときにも、来客用の寝室として使うことができます。
家を購入する際は、リビングのそばに畳の部屋もしくは気軽に子どもと一緒に寝られるスペースがあるかどうかもチェックしておきたいですね。
子どもの成長を見据えた子供部屋
小さいうちは、リビングなどママの目が届く範囲で遊ぶことが多いと思いますが、成長するにつれ、子ども部屋をどうするか悩みますよね。独立した子ども部屋に勉強机、洋服ダンスなど必要なものを揃えてしまうと、子どもは部屋から出てこなくなってしまいます。
思春期までは、子ども部屋を用意せずに、リビングの一角を収納棚で区切り、子ども用のプライベートスペースを作ってもよいでしょう。もしくは子ども部屋には子どもの衣類や雑貨を収納するようにし、宿題や読書、工作などはリビングの一角にもうけたワーキングスペースでする習慣をつけてもよいですね。
建売や注文住宅または中古住宅どれがよい?
すぐに住むことができる建売住宅
【メリット】
購入してすぐに住み始めることができ、費用が注文住宅よりもお得。購入手続きも比較的簡単。設計や建築を考える手間がなく、時間が節約できる。
【デメリット】
すでに内装もできあがっているため、自分好みの仕様や設備を選ぶことができない。間取りも選ぶことができず、一般的なものになっている。基本的に工事中の様子をチェックできない。
基本的なメリットデメリットはこのようになりますが、工事前に購入手続きをした場合など、業者によっては多少の変更を受け入れてくれるケースもあります。