奈良の子育て事情を知りたい。充実の支援と奈良を味わえる公園を紹介
「奈良県に引っ越しをすることになったけど、奈良県ってどんなところなのかな?」「奈良県って子育てしやすいところなのかな?」など、知らない土地に引っ越しをするときは不安がたくさんありますよね。奈良県はどういうところなのか、子育て支援はどういうものがあるのかなどについて調べてみました。
奈良ってどんなところ?暮らしやすいの?
奈良県には東大寺や法隆寺、奈良の大仏など歴史のある寺社仏閣がたくさんあります。また奈良公園の鹿も有名です。修学旅行で訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか。国内のみならず、海外からもたくさんの観光客が訪れています。
大阪まで電車で30分程度ということもあり、大阪のベッドタウンとして発展している街もいくつかあります。奈良県の県外就業率(15歳以上の働いている人のうち、他府県で働いている人の割合)は全国ナンバーワンです。特に大阪に隣接する地域はその割合も多くなっています。
奈良の生活環境や暮らしやすさ
盆地ということもあり、坂道も多く住宅が坂をあがった先にあるということもあります。住む場所によっては車がないと不便を感じるかもしれません。全体的に落ち着いた雰囲気で、静かに過ごすことができます。
県内に国宝や世界遺産があるため、歴史に身近に触れることもできます。教科書で見るだけではなく、実際目にすることができるのはよいですね。
医療体制や便利なサービスについて
・平日:18:00~翌8:00
・土曜:13:00~翌8:00
・日・祝・年末年始:8:00~翌8:00
また県が実施する子育て支援の一環として「奈良子育て応援団」というものがあります。妊婦と18歳未満の子どもがいる世帯が対象となり、協力している企業やお店で料金の割引があったり、ミルクを作るお湯の提供が受けられたりと、サービス内容はさまざまです。
サービスを受けるためにはマークの提示が必要ですが、パソコンやスマホから簡単に取得ができます。奈良県外でも利用できるので、ぜひ取得してみてくださいね。
奈良市の子育て支援について知りたい!
さまざまな子育て応援サービス
【産後ケア事業(奈良市すまいるmamaサポート)】
【子育て短期支援事業】
【ファミリー・サポート・センター事業】
【子育て支援アドバイザー】
子ども医療費助成制度
これは医療機関への通院および入院について、一部負担金を超える医療費について助成をうけられる制度です。一部負担金は子どもの年齢によって異なり、以下のようになっています。
【通院】
- 乳幼児:一医療機関ごとに月500円
- 小学生・中学生:一医療機関ごとに月1,000円
【入院】
- 年齢を問わず一律:一医療機関ごとに月1,000円(14日未満のときは500円)
助成を受けるには、市役所や出張所、行政センターで申請が必要です。
県内の病院窓口で資格証を提示すると、助成金が約3カ月後に申請時に登録をした口座に振り込みされます。県外の病院や窓口で資格証を提示しなかったときは、後日市役所などで手続きをしないと助成されませんので、注意しましょう。
健康保険が適用される治療用の装具(補装具)や治療用の眼鏡を作ったときも、自己負担分である3割(未就学児は2割)から一部負担金を引いた金額が子ども医療から助成されます。