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奈良の子育て事情を知りたい。充実の支援と奈良を味わえる公園を紹介

奈良の子育て事情を知りたい。充実の支援と奈良を味わえる公園を紹介

「奈良県に引っ越しをすることになったけど、奈良県ってどんなところなのかな?」「奈良県って子育てしやすいところなのかな?」など、知らない土地に引っ越しをするときは不安がたくさんありますよね。奈良県はどういうところなのか、子育て支援はどういうものがあるのかなどについて調べてみました。

奈良ってどんなところ?暮らしやすいの?

奈良県は近畿地方にあり、京都府・大阪府・和歌山県・三重県と隣接していて、海のない内陸県です。面積は約3,691平方キロメートル、人口は約1,343千人です。

奈良県には東大寺や法隆寺、奈良の大仏など歴史のある寺社仏閣がたくさんあります。また奈良公園の鹿も有名です。修学旅行で訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか。国内のみならず、海外からもたくさんの観光客が訪れています。

大阪まで電車で30分程度ということもあり、大阪のベッドタウンとして発展している街もいくつかあります。奈良県の県外就業率(15歳以上の働いている人のうち、他府県で働いている人の割合)は全国ナンバーワンです。特に大阪に隣接する地域はその割合も多くなっています。

奈良の生活環境や暮らしやすさ

大阪府に隣接している地域は、ベッドタウンとなっているところが多くあります。住宅地平均価格もあまり高くなく、「持ち家に住みたい」と奈良県で住宅を探すケースもよくあるそうです。大阪まで乗り換えなしで行けるのも魅力の一つとなっています。ただし、路線によっては都市部の駅からの終電の時間が早いようです。

盆地ということもあり、坂道も多く住宅が坂をあがった先にあるということもあります。住む場所によっては車がないと不便を感じるかもしれません。全体的に落ち着いた雰囲気で、静かに過ごすことができます。

県内に国宝や世界遺産があるため、歴史に身近に触れることもできます。教科書で見るだけではなく、実際目にすることができるのはよいですね。

医療体制や便利なサービスについて

夜間子どもが急に体調を崩したときなどに利用できる相談ダイヤル「#8000」は全国で実施されていますが、奈良県は対応可能時間帯の長さが全国トップクラスです。

・平日:18:00~翌8:00
・土曜:13:00~翌8:00
・日・祝・年末年始:8:00~翌8:00

また県が実施する子育て支援の一環として「奈良子育て応援団」というものがあります。妊婦と18歳未満の子どもがいる世帯が対象となり、協力している企業やお店で料金の割引があったり、ミルクを作るお湯の提供が受けられたりと、サービス内容はさまざまです。

サービスを受けるためにはマークの提示が必要ですが、パソコンやスマホから簡単に取得ができます。奈良県外でも利用できるので、ぜひ取得してみてくださいね。

奈良市の子育て支援について知りたい!

さまざまな子育て応援サービス

奈良市がおこなっている子育て支援サービスの一部をご紹介します。

【産後ケア事業(奈良市すまいるmamaサポート)】

出産後、赤ちゃんのお世話を学んだり、ママの体と心のサポートのため、助産院や病院でケアを受けたりすることができます。ショートステイ(宿泊型)とデイケア(日帰り型)があり、食事の提供もあります。

【子育て短期支援事業】

パパやママが病気になったり、出張などに行かなくてはいけなくなってしまい、一時的な養育が難しくなったときに、児童福祉施設などを利用できます。

【ファミリー・サポート・センター事業】

保育園の送迎や児童の放課後の預かりなど、育児の援助が必要になったときに利用できます。「援助を受けた人」と「援助をおこないたい人」それぞれが、あらかじめ登録することが必要です。

【子育て支援アドバイザー】

乳幼児と保護者が集まるところ(子育てサークルなど)に来てもらい、育児の悩みや疑問などを相談できます。
ほかにも、病児保育や病児後保育、休日保育、一時預かりをおこなっている保育園や地域子育ての支援センター・つどいの広場などもあります。

子ども医療費助成制度

健康保険に加入している中学生までの子どもには医療費の助成があります。

これは医療機関への通院および入院について、一部負担金を超える医療費について助成をうけられる制度です。一部負担金は子どもの年齢によって異なり、以下のようになっています。

【通院】

  • 乳幼児:一医療機関ごとに月500円
  • 小学生・中学生:一医療機関ごとに月1,000円

【入院】

  • 年齢を問わず一律:一医療機関ごとに月1,000円(14日未満のときは500円)
また調剤薬局での支払いについては、自己負担金の全額が助成されます。

助成を受けるには、市役所や出張所、行政センターで申請が必要です。

県内の病院窓口で資格証を提示すると、助成金が約3カ月後に申請時に登録をした口座に振り込みされます。県外の病院や窓口で資格証を提示しなかったときは、後日市役所などで手続きをしないと助成されませんので、注意しましょう。

健康保険が適用される治療用の装具(補装具)や治療用の眼鏡を作ったときも、自己負担分である3割(未就学児は2割)から一部負担金を引いた金額が子ども医療から助成されます。
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