中古マンションで子どもと暮らそう!後悔しない家選びのポイント
子どもが産まれ、そろそろ中古マンションの購入を検討し始めたママやパパもいるかもしれません。そこで今回は、中古マンションで子どもと暮らすとどんなメリット、デメリットがあるのか、中古マンション購入のポイントなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
中古マンションで子育てするメリット
新築に比べ安く、子育て費用を確保できる
その点、中古マンションなら住宅ローンも新築より安くて済み、浮いたお金を子育て費用として確保することができますよ。子どもを1人育てるのに、高校まで公立校に入れ大学で私立校に通う場合、最低でも約1,000万円、塾や習い事をさせると約1,400万円はかかるといわれています。
子どもの教育費はあまり削りたくないですよね。子育て費用を確保したいママやパパには中古マンションがおすすめですよ。
物件が多く希望のエリアで探すことができる
ちょうど探しているタイミングで新築マンションが売りに出される可能性も低いかもしれません。しかし中古マンションなら、希望のエリアで常にどこかの部屋が売りに出されているので、新築より物件数が多く、選択肢の幅も広がります。
希望のエリアがある場合、その地域の不動産屋をいくつか訪ねて希望の物件がないか探してみましょう。間取りや設備などの希望を伝えておけば、条件に合う物件が出てきたとき、優先的に見学することができますよ。
購入前に実際に部屋を見ることができる
中古マンションは購入前に実際に部屋を見学することができるので、採光具合や窓から見える風景、風の通り具合など具体的にチェックすることができます。さらに見学したときに、ファミリーが多く住んでいるのか、住み心地はどうかなど実際に知ることができるので、購入後の生活も想像しやすいことでしょう。
生活環境や学校の評判など実際に住んでいる人たちの意見を聞いて参考にすることも可能です。このように引っ越しした後の生活をリアルに想像できるのは大きな利点です。
中古マンションを選ぶデメリットと対策
建物が古く、耐震性などが気になる
新築なら耐震性は保証されていますが、古い建物の場合、耐震性についてはしっかりとチェックするようにしましょう。建物には新耐震基準というものがあり、1981年6月1日以降に建てられた建物はすべてこの基準を満たしているので参考にしてみてくださいね。
それ以前に建てられた建物の場合、耐震性はどうなっているのか専門家の意見を聞くことも必要です。
フルローンを組むことができない
住宅ローンを利用して支払いをしていく場合、購入した物件を抵当に入れて借りることになります。しかし、マンションが古ければ古いほど金融機関に「資産価値が低いから担保としての価値も低い」と判断されてしまい、融資してもらえる金額が低くなってしまいます。
そうなると購入資金の一部に自己資金を利用しなければならないので、最初の持ち出し金額が高く感じてしまうかもしれません。逆にいえば、最初にある程度まとまったお金を用意しておかないと購入は難しいといえます。
リフォームとセットで理想の家づくり
新築マンションでもリフォームは可能ですが、購入費が高いため、リフォーム代まで捻出することは難しいことが多いでしょう。その点中古マンションなら、購入費が安い分、浮いたお金をリフォーム代として使うことができますよ。
中古マンションの購入費とリフォーム代を合わせても、一般的に新築マンションの3分の2程度の支出で済むといわれているので、自分好みの住まいにこだわるママやパパにはおすすめです。
中古マンション購入のチェックポイント
子育てしやすい環境が整っているか確認する
子どもがまだ赤ちゃんの場合、近くにワクチンや定期健診などに通える小児科医院があるか、子連れで散歩できる公園が徒歩圏にあるか、など確認するようにしましょう。公園は、茂みなどの死角が多いと不審者やホームレスがいる可能性もあるので、子どもが安心して遊べる安全な公園かもチェックしておきたいですね。
近くにどんな幼稚園があり、小学校などがあるのか、教育施設についても調べるようにしましょう。実際に子どもを通わせているママから話が聞けるとよいですね。