子ども用の着物は洗える素材のものを!長く使えるような工夫も知ろう
食事会は洋服で参加しよう
子どもが着物で食事をすると、食べ物や飲み物の汚れが襟元についてしまったり、袖口が汚れてしまったりする可能性がありますよね。長時間着物を着ていることで子どもが疲れてしまい、食べるときにポロポロとご飯をこぼしてしまったというケースもあるそうです。
また洋服とは違って着物には袖口やたわみがあるので、遠くの物を取ろうとして袖口にジュースや料理がついてしまい、しみになったケースもありますよ。着物を汚さないようにするには、食事会にはできるだけ洋服で参加するとよいでしょう。
汚れても洗える着物を選ぼう
洗える着物かどうかは、着物の素材を確認するとよいでしょう。着物の素材には、「正絹」「木綿」「ポリエステル」などがあります。正絹は高級感がありますが、自宅での洗濯には向いていません。木綿は自宅での洗濯が可能ですが、着物によっては縮んでしまう可能性があるそうです。
ポリエステルは自宅での手洗いや洗濯機を使用して洗うことができ、縮んだり着物が悪くなったりしにくいです。汚れても洗うことができるので、小さな子どもに着せるときにもおすすめですよ。
まとめ
また子どもの晴れ着の場合は正絹が使われていることが多く、自宅で洗濯するよりもプロに任せたほうがよいでしょう。自宅で洗濯したりクリーニングに出したりする場合は、洗濯表示を必ず確認してくださいね。
もしも洗濯表示が分からない場合は、購入した着物屋さんに問い合わせするとよいでしょう。着物は大切にお手入れをすれば、何年も着ることができますよ。