宮城県の子育で事情を知ろう。子育て世代に住みやすい市町村とは
宮城県への引っ越しが決まったというママが一番気になるのは、やっぱり宮城での子育て事情ですよね。そこで今回は、宮城の気候や、子育てに関する福祉サービスのほか、住みやすい市町村や県内のイベントなど、宮城県で子育てするママに必要な情報を紹介していきたいと思います。
宮城県での子育てはしやすいの?
宮城の夏は酷暑は少なく冬も豪雪ではない
もちろん冬になれば雪がチラチラと降るので、車のタイヤをスタッドレスにする必要はあります。乾燥して風が強いので、真冬はロングダウンが必需品になるでしょう。
逆に、南から引っ越してきた人にとって、宮城の夏はとても過ごしやすく感じると思います。湿度は関東や関西ほどではなく、最高気温も30度を超える日は少ないです。日差しが強い日でも、日陰に入ればさらりと涼しい感じがするのが宮城の夏なのです。
仕事と子育ての両立がしやすい
まだ始まったばかりの制度なので、実際に保育施設が完成して利用できるようになるまではもう少し時間がかかるかもしれませんが、働きながら子育てをしたいというママにとってはとてもありがたい制度ですよね。
特に仙台市内は事業所や営業所のある企業も多く、転勤してくる子育て世帯も多いので、今後この制度を利用して保育施設が増えていけば、ママも仕事と子育ての両立がしやすくなるでしょう。
みやぎっこ応援の店は子育てカード不要
サービス内容はお店によりますが、例えば商品の割引、子どもにおまけをくれる、クーポンの配布、ドリンク無料、授乳室やおむつ替え台の設置があるなど様々です。「地域みんなで!子育ておせっかい」というキャッチフレーズが癒されます。
利用の際、子どもの年齢確認が必要な場合もあるので、各店舗に確認してからサービスを受けてください。注意して見ていると、協賛しているお店はとても多いので、ぜひ利用してみてくださいね。
宮城県で子育て世代が住みやすい市町村
住みやすさ北海道・東北地区1位「名取市」
JR名取駅から仙台駅まで約30分と交通アクセスもよく、仙台空港鉄道「杜せきのした駅」前にはイオンモールやトイザらスがあり、子育てママには大変便利な地区です。
名取市は人気の地区ですが、2011年の震災で大きな被害を受けた地域でもあります。沿岸部ではまだまだ復興途中という地区もたくさんありますが、特に被害の大きかった閖上(ゆりあげ)では震災直後から「ゆりあげ港朝市」が復活し、今も土日の早朝から大変にぎわいます。ぜひ子どもと一緒に訪れてみることをおすすめします。
福祉サービスの手厚さが魅力「大衡村」
・医療助成制度…18歳の年度末まで、所得制限なしで医療費の窓口負担が無料
・子育て支援券…妊婦を対象に、タクシー乗車、オムツ・ミルク購入時に使える5万円分の支援券を交付
・出産祝金…子ども1人あたり5万円支給
・入学祝金…小学校入学時と中学校入学時に、それぞれ1人あたり3万円支給
・学校給食費減免…第1子は1/10、 第2子は4/10、第3子は8/10、第4子以降は10/10が減免
仙台市内までは高速バスで約1時間ほどなので通勤も可能です。また、「万葉クリエイトパーク」という遊具の充実した大きな公園があり、子連れでお出かけするのにおすすめです。
やっぱり何といっても杜の都「仙台市」
市内には「作並温泉」や「秋保温泉」など観光地としても有名な温泉街もあります。都会に住みながら、観光地へも気軽に日帰りできるというのが仙台市のいいところではないでしょうか。
仙台市に住むなら、おすすめは「太白区(たいはくく)」の「長町(ながまち)」です。JRと地下鉄の長町駅前には図書館や児童館、駅から徒歩圏内には大型ショッピングモールやイケアもあり、子連れママには嬉しい街です。新しくマンションもできているので、公園や保育施設なども充実しています。
子どもと訪れたい宮城のイベントBEST3
東北四大祭り「仙台七夕祭り」
仙台駅前商店街のアーケードに、竹と和紙で作られた巨大な吹き流しが、ところ狭しと並ぶ姿は圧巻です。400年近くも続く伝統のお祭りですが、近年では観光客を楽しませるためのステージイベントや、飾りの製作体験コーナー、仙台の食を楽しめるフードコートなども人気です。
開催期間中は浴衣姿の家族連れが多くみられ、宮城県に住んだらぜひ子どもと一緒に楽しんでほしいイベントです。駅前のお祭りなので、電車でも地下鉄でもアクセスできて、子連れでも安心して楽しめますよ。