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赤ちゃんがいる家の部屋づくりは?安全対策やいちおし家電を知ろう

赤ちゃんがいる家の部屋づくりは?安全対策やいちおし家電を知ろう

出産準備で育児グッズは揃っていても、退院後「赤ちゃんを迎えるためのお部屋づくり」ができていなかったというパパママは多いようです。実際に育児をスタートしてみないとどんなことに注意したらよいのかイメージしにくいですよね。そこで今回は赤ちゃんが快適に過ごせるお部屋について紹介していきます。

赤ちゃんがいる家の部屋づくりのコツ

赤ちゃんが快適に過ごせるリビングにしよう

パパとママだけで暮らしていた家に赤ちゃんがやってくると、生活スタイルは一変します。生活のほとんどが赤ちゃん中心になるため、大人だけの生活では気付かなかったところが色々と気になり始めるでしょう。

新生児はほとんどの時間を寝て過ごします。ママはいつ赤ちゃんが目覚めてもよいようにリビングで一緒に過ごすことになるでしょう。出産前にリビングを「赤ちゃんとママの部屋」として準備しておくと安心です。

赤ちゃんが過ごすスペースの近くにはあまり物を置かず、すっきりとさせておきましょう。背の高い家具なども危険です。また、直射日光やエアコンの風が直接あたらない場所を確保しておくことも大切です。リビングの中でも、家事をしているママからよく見える位置を探しておきましょう。

赤ちゃんが安心して眠れる寝室づくり

日中リビングで過ごす赤ちゃんも、夜はママと一緒に寝室で寝ることになるでしょう。ベビーベッドで寝るか、布団で寝るかによってお部屋づくりも変わりますね。まずは赤ちゃんに生活リズムをつけさせるため「日中は明るく、夜は暗い部屋」を心がけましょう。

生後3カ月くらいまでは夜中のおむつ替えや授乳が頻回です。真っ暗な中でのお世話は難しいので、手元が明るくなるスポットライトや照明用のリモコンがあると便利ですよ。リビング近くの部屋はテレビの音や生活音で赤ちゃんを起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

また、冬の夜中にお世話するとき、寒い部屋では赤ちゃんもママも風邪をひいてしまいます。適度に湿度と温度を保てるよう、空調にも気を配りたいですね。

お世話グッズは使いやすい場所に置こう

赤ちゃんのお世話グッズは細々したものが多いですよね。必要なときに「あれがない!」となると大変です。用途ごとにカゴなどに収納し、それぞれ使いやすい場所に置くと便利ですよ。

おむつ替えセットはリビングと寝室両方にあった方がよいでしょう。特に新生児の頃は頻繁に取り替えるので、ストックも多めに準備しておきたいですね。おむつとおしりふきのほかにも、汚れたときのお着替えや、おむつかぶれの薬などもあると準備万端です。

お風呂セットは、汗をたくさんかいたときやウンチが漏れてしまったときなどに備えて、2セットずつあるとよいですよ。ベビーバスと一緒に置いておけば、すぐに体をきれいにしてあげられますね。そのほか調乳セットや授乳セットなども必要に応じて準備しましょう。

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赤ちゃんがいる家の中で注意したい場所

家具の角やテレビには気を付けよう

ねんねだった頃は気にならなかった家具や家電も、ハイハイやつかまり立ちする頃になると「角」が気になりだします。まだ体のバランスがうまくとれない赤ちゃんは、ハイハイの状態でも頭からゴッツンとすることがあります。

つかまり立ちやヨチヨチ歩きの赤ちゃんはさらに危険です。いつどのタイミングで転ぶか予測がつかないので、部屋の中にはできるだけ角のある家具や家電を置かないように心がけましょう。

また、家電で特に気になるのは「テレビ」です。映像が流れていると気になって触りたくなりますね。ものを持って叩いたりすると画面が割れたり傷が入ったりすることもあります。また、赤ちゃんがテレビを倒してしまう恐れもあるので、転倒防止対策は万全にしておきましょう。

コードは隠しコンセントにはカバーを

部屋の中で赤ちゃんが気になってよく触るものといえば「コード」と「コンセント」です。コードは引っ張るだけでなく、かじったり舐めたりすることもあります。携帯電話の充電コードの先を赤ちゃんになめられたことで「水没」と診断されたママもいるようです。

携帯電話が壊れることも悲しいですが、赤ちゃんの口が切れたり、万が一感電したりすると大変危険です。コード類はまとめて家具の裏に隠すようにしましょう。

また、コンセントの差込口に指を入れたり、小さなものを詰め込んだりすることも多いようです。大変危険な行為なので、赤ちゃんが寝がえりをする頃には「コンセントカバー」をつけておきましょう。カバーは100均でも購入できますよ。

赤ちゃんの周囲には危険なものを置かない

赤ちゃんが家庭内で事故にあう危険性は非常に高いといいます。特に自由に動き始める1歳前後が最も事故にあいやすい年齢です。ママは注意しすぎるくらい注意してお部屋づくりに取り組みましょう。

赤ちゃんにとって危険なものは、大人ではなかなか判断できないこともあります。「こんなものでケガするなんて!」ということはよくあることです。ハイハイ赤ちゃんがふすまのレール(敷居)で口を切って大出血したという話もあるくらい、どこにでも危険が潜んでいます。

尖ったもの、倒れやすいもの、飲み込みやすいもの、重たいものなど、できるだけ赤ちゃんの目につくところから遠ざけましょう。赤ちゃんが大きくなるまでは、高い棚や鍵のかかる棚などにしまっておくとよいですね。
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