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ベビーシッターを頼むメリットとは?そのサービス内容や注意点

ベビーシッターを頼むメリットとは?そのサービス内容や注意点

どうしても子連れではいけない用事ができたけれど、近所に頼れる人が誰もいない。仕事復帰したけれど帰宅するまでの間、ベビーシッターにお願いしたい。でも、ベビーシッターってどんな感じなんだろう?と不安を感じますよね。今回はそんな疑問を解消すべく、ベビーシッターについてお話しします。

そもそもベビーシッターとは何なの?

保護者の代わりに子どものお世話をする

よく耳にするベビーシッターという言葉。そもそも彼らは一体どのような仕事をしてくれるのか、あいまいなイメージを持っているママも多いのではないでしょうか。

ベビーシッターとは、子どもの自宅、もしくはベビーシッターの自宅や民間経営の託児所などにおいて子どもの世話をしてくれる人たちのことを指します。中には個人経営の事業として行っている人もいます。

対象となる子どもは主に6カ月から12歳ぐらいまでが一般的で、「ベビー」シッターと呼ぶものの、保育対象は乳児だけではありません。この辺りの誤解をとくために、「ベビー&キッズシッター」と呼ぶところもあるようです。

主な仕事の内容は、親の様々な事情で一時的に子どもの世話をできない親に代わり、子どもの世話をします。ご飯を用意したり、着替えをしたり、一緒に遊んだり、その内容は親のニーズによって多岐にわたります。

場合によっては、保育園や幼稚園などへの送迎や夜の寝かしつけなどがベビーシッターの仕事内容に含まれることも。

病み上がりの病児や障害児を専門とした会社もあります。

家事代行サービスもあわせて行うこともある

ベビーシッターを依頼した親の自宅で保育をする場合、通常の保育にプラスして家事代行サービスをしてくれるベビーシッターもいます。ママが仕事でどうしても家事にまで手が回らない場合や、家事と育児の両立に疲れ果ててしまったときなど、利用してみるのもよいと思いますよ。

家事代行サービスとは、主に食品や雑貨の買い出し、掃除全般、食事の支度、洗い物などの家事一般をこなすサービスを指します。細かい内容については、シッターと依頼者の相談によるので、どこまで家事をしてもらえるのか、後々のトラブルにならないよう事前に確認するようにしましょう。

また、親が留守の場合に限らず、例えばママが病気で育児や家事を思うようにこなせない場合などにも、ベビーシッターサービスを利用するケースもあるようです。ママの健康がすぐれないとき、例え身近に頼れる親戚がいなくとも、家事代行も行うベビーシッターを利用すれば、安心して体を休ませることができます。

「ベビーシッター」といっても、仕事内容は幅広いので、ニーズに合ったベビーシッターを探すようにしましょう。

ベビーシッターを利用するメリット

早朝や深夜など時間の融通が利く

保育の内容としては、保育園とさほど変わりがないように思えるベビーシッターですが、保育園を上回る大きなメリットの一つとして、早朝や深夜など時間の融通が利きやすいことが挙げられます。

保育園だと、どうしても登園や降園時間に合わせてママが動かねばならず、時間の制約をうけてしまいがちです。早朝から仕事に行きたいけれど登園時間が困る、もしくは降園時間までに仕事や用事が終わらなくて焦ってしまうママもいることでしょう。

ベビーシッターなら、対応可能な人員がいれば、早朝や深夜に保育をしてもらうことも可能です。どうしても早朝に出かけなければならないときや、深夜まで留守にしなければならないときなど、ベビーシッターの存在はママにとってはとても心強いものです。

家事や買い物なども頼める

毎日、家事に育児、さらに仕事にも忙しいママもいるかと思います。そんなスーパーウーマンであっても、たまには誰かの力を借りて手を抜くことも必要です。

家事代行サービスを受け入れているベビーシッターなら、保育の面だけでなく、家事や買い物などの日常の雑務も少しお願いできるのでママの負担も軽減することでしょう。例えば保育に合わせて簡単な家事を定期的にお願いしてもよいですし、ママが必要なときだけ、一時的に家事や買い物を頼むことも可能です。

パパに育児や家事を頼れないママなど、一人ですべてをこなしていてはストレスも溜まってしまいます。たまには家事代行可能なベビーシッターをお願いして、時間的さらに体力的余裕を作ることも大切です。

マンツーマンで見てもらえ、すべてをお任せ

ベビーシッターは保育園と違い、マンツーマンで行われる保育なので、細かいところまで目が行き届き安心です。子どもの自宅で見てもらう場合は、子どもも自分の慣れたおもちゃや環境で安心することでしょう。

さらに団体生活ではないので、ほかの子どもから病気を移される心配もありません。また病み上がりや病児であっても、自宅でゆっくり子どもの面倒を見てもらえるので安心です。

お昼寝が中断されることもなく、遊びもその子の発達に合わせて見てもらえるので、子どもがのびのび過ごすことができます。

さらにマンツーマンの保育なので、事前に細かい注意事項をお願いすることができ、保育後は子どもの様子について詳しい報告を受けることができます。

【先輩ママに聞きました】どんな目的でベビーシッターを利用しましたか?

まだまだ日本では浸透していないベビーシッター。先輩ママたちがどんな目的で利用しているのかを聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「ベビーシッターを利用したことがない」と回答したママの体験談

  • 両親が自宅の近くに住んでいるため、助けが必要なときはベビーシッターではなく両親に頼むようにしている。
  • 市役所が管轄しているベビーシッターを利用しようとしたことがありますが、育児におわれて部屋が片付いてないことや、手間の煩雑さから結局利用したことは無いです。普通の民間ベビーシッターも、やはり料金の問題で利用できませんでした。

「病気や急用などで代わりに子どもを見てもらうため」と回答したママの体験談

  • 第一子のときに、子どもが熱を出したけど両親も義理の両親もダメなときにお願いしました。 どうしても仕事が休めなかったので、病児保育も待ちでしたので急きょシッターさんにお願いしました。
  • 夫の出張中に私がインフルエンザにかかってしまい、周りに子守をお願いできるような人がいなかったのでベビーシッターに連絡して依頼しました。

「家事・育児の補助として」と回答したママの体験談

  • 実家の両親は離れて暮らしていて、旦那は仕事ばかりなのでほとんどワンオペです。美容院や接骨院に行くときなど利用しています。
  • 共働きのため育児への手が回らずベビーシッターにお願いしました。子どものお世話を私たちが仕事へ行くタイミングで任せました。

■編集部コメント

ベビーシッターが浸透していない背景には頼れる身内が近くにいるので必要ないママはもちろんのこと、利用してみたいけれどベビーシッターの利用に不安を感じるママが多いことが分かりました。その反面、育児に煮詰まったときに利用してみたいという意見もあるので、ママたちが安心して気軽に利用できるようになるといいですね。

続いてのコーナーでは、ベビーシッターを利用することになった際の注意点について紹介します。
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