【第2回】プロに聞いた!大掃除に抑えておきたい掃除スポット
年の瀬が近づくこの時期になると大掃除をしなくちゃと考えるママたちも多いのではないでしょうか。大掃除を行うときにどこから手をつけていいのか?掃除をする前に知っておきたいポイントをお掃除のプロ「ダスキン」さんにいろいろとお話をお伺いました。
スマートに大掃除を行うためのポイント
大掃除の前にまずはリストアップ!
1年の汚れを綺麗にし、新しい年を迎えられるように何かと忙しい年末に行う大掃除ですが、その掃除をスムーズに行うためのポイントをハウスクリーニングや家事代行などのサービスを提供する「ダスキン」の門脇さんと小畑さんに教えていただきました。
まずやっておきたいのは、大掃除をスムーズに行う上で大切なポイントが、掃除をするべきところのリストアップ!
目に付くポイントから掃除をはじめてしまうと、窓の掃除をしている途中で網戸が破れていたり、サッシが汚れているなど、気づくことが出てきます。そうなってしまうと意識がそこにいってしまい、窓の掃除が終わらないまま、網戸に取り掛かってしまうことがあります。中途半端にならないためにも、はじめに掃除をする箇所をリストアップすることが大切になります。
トイレ?窓?浴室?優先順位を気をつけよう
リストアップした箇所に優先順位をつけるようにしましょう。大変な箇所から掃除をしようと思うと、はじめることに腰が重くなってしまうので、簡単な箇所からはじめることが大切になってきます。
ダスキンの実施する大掃除に関する調査で、下記のような結果が出ています。
『最も精力的に掃除した場所(上位5か所)』
「レンジフード・換気扇」「キッチン」「窓・網戸」「リビング・ダイニング」「浴室」
『最も汚れが落ちにくかった場所(上位5か所)』
「レンジフード・換気扇」「キッチン」「浴室」「窓・網戸」「トイレ」
調査結果でもあるように大掃除の際に『最も精力的に掃除した場所(上位5か所)』や『最も汚れが落ちにくかった場所(上位5か所)』の中でトイレや窓などは、日々掃除をするため、まずは軽い汚れや狭い場所からはじめることで、次の箇所の掃除もしやすくなります。
きつい汚れから作業を行ってしまうと、その箇所だけで「もう終わったー」という気持ちになってしまいがちです。そのような場所は、時間や体力を使うため業者にお願いすることも選択肢に入れてみてもいいのではないでしょうか。
安全第一!大掃除の基本アイテム
大掃除では、高いところを掃除したり、洗剤などを使ったりするため、怪我などに注意をしましょう。掃除中に手先を怪我することがあり、特にトイレ等にはバイ菌もいるのでゴム手袋は必須です。
高いところを掃除するときは、ホコリなどが溜まりやすいのでメガネやマスクなども着用をしましょう。また、服装も半袖よりも長袖がおすすめです。道具や薬なども大事ですが、まずは身体を守るようにしましょう。
年末に多いのが高いところを掃除するときに、落ちて怪我をしてしまうこと。普段やり慣れていない箇所を掃除をするため安全確認がいつもより必要です。回転する椅子を使わない、脚立の足場を確認するようにしましょう。
子どもと一緒のとき、特に気をつけたいのが「混ぜるな危険」と記入された薬剤。塩素は足もとに溜まる性質があるため、身長の低い小さな子どもは濃度が高い塩素を吸ってしまいます。トイレやキッチンで使う薬品の中で塩素を使っているものには「混ぜるな危険」と記載してあるので、使用する場合は、子どもから離して使用するようにしましょう。
また、ダスキンでは塩素の発生を抑え危険が少ないカビ・ぬめり取り剤もあるので、子どものいるご家庭には、そちらを利用することで危険を回避することができます。
塩素捕捉剤配合で他の洗浄剤と混ざっても塩素ガスの発生を抑えた商品やお掃除用品を販売しています。