家と外出先で必要な授乳グッズとは?母乳育児とミルク育児の持ち物
出産が近づくと、赤ちゃんが誕生した後の生活も色々とイメージしておきたいですね。育児に使うものの中で欠かせないものといえば、授乳関連のグッズです。今回は、家の中の授乳と外出先での授乳、それぞれのシーンで必要なグッズや、ママを助ける便利なアイテムをご紹介していきます。
家の中での授乳で必要なグッズ
授乳のママの負担を軽減「授乳クッション」
さらに、赤ちゃんは平均3kgで生まれてくるため、20分ほどかかる授乳の間、ママの腕で支え続けるのは辛いでしょう。新生児期は1日の授乳回数も多く、ママにとってはなかなかの重労働です。
赤ちゃんを支える腕も疲れるので、ママの姿勢が猫背になってしまうこともあるでしょう。赤ちゃんにとっても不自然な姿勢となり、おっぱいが飲みにくいです。
そこで、授乳によるママの負担を軽減するための「授乳クッション」が活躍します。無理なく赤ちゃんを支えることができ、リラックスして授乳ができるでしょう。
赤ちゃんの肌を傷めない「ガーゼハンカチ」
そういうときにガーゼハンカチがあれば、赤ちゃんの口や首周りを優しく拭くことができます。授乳後にげっぷを促す際にも、吐き戻し対策として広げておくとよいですね。
ガーゼは普通のハンカチやタオルよりもソフトな布地なので、赤ちゃんの肌を傷めることもありません。10~20枚ほど用意しておくと、沐浴のときや日中に手が汚れた場合などにも使えて便利ですよ。
白湯や授乳できないときに備え「哺乳瓶」
ママが風邪をひいていても、母乳を介して赤ちゃんに風邪が移ることはないとされているため、ママが辛くなければ授乳することは可能です。しかし、高熱で体が辛いとか咳などの飛沫感染が心配な場合は、無理せず哺乳瓶でミルクを与えるようにしましょう。
また、災害時の備えとして、割れにくいプラスチック製の哺乳瓶と粉ミルクを用意しているというママもいます。哺乳瓶は、常時使わないとしても、用意があると万が一の際に安心です。
外出先での授乳グッズ「母乳の場合」
授乳中の胸元を隠せる「授乳ケープ」
お出かけした際にも授乳ケープがあれば、人目を気にせず授乳できるため便利です。サッと赤ちゃんの空腹を満たしてあげられるので、お腹が空いて赤ちゃんが泣きだしても慌てることがないでしょう。
なお、授乳専用のものではなく、大判のおくるみやブランケット、ストールなどを授乳ケープの代わりに使っているママもいますよ。
外出先でスムーズに授乳できる「授乳服」
しかし、授乳服なら服を脱がなくてもおっぱいが出しやすいようになっているので、スムーズに授乳することができます。最近はデザイン性の高い授乳服も様々販売されていて、一見すると普通の洋服にしか見えないものが多いです。
産後、授乳期が過ぎても着られますし、マタニティ対応のものなら妊娠中から着ることができるため、活躍する期間が限定されることがなく、コストパフォーマンスもよいでしょう。
おむつ交換時にも「授乳室を探せるアプリ」
アプリをインストールし起動するだけで、現在地周辺の授乳室やおむつ交換台のある場所がわかります。施設名やエリア、駅名での検索も可能なので、前もってお出かけ先周辺の授乳室情報を知ることができますよ。
実際に利用したママたちの口コミ投稿もチェックできるため、調乳用のお湯や電子レンジはあるか、カーテンなどの仕切りはあるかなどの細かな情報も調べられて便利です。こういったアプリを活用すれば、家族でのお出かけ先の選択肢が広がりそうですね。
外出先の「ミルク授乳」で必要なグッズ
「保温水筒」と湯冷ましもあると便利
そういう場合は「保温水筒」があると便利です。外出直前に沸かした熱湯を保温水筒へ入れておけば、6時間程度は温かさをキープできます。また、外出先ではミルクの温度調整が難しいですが、湯冷ましも用意しておけば温度調整は簡単です。
この場合は、まず作りたいミルクの量の半量のお湯でミルクを溶きます。それから湯冷ましを熱湯と同じ分だけ入れると、適温になるでしょう。お湯を持ち歩くのは荷物になりますが、どこでもミルクがすぐに作れるのが利点です。