子どもにバイオリンを習わせたい!費用やメリット、教室選びのコツ
「子どもにバイオリンを習わせたい」と思ったときにでてくる様々な疑問。そんなママの疑問にお答えします。バイオリンを始める時期やかかる費用、教室を選ぶポイントのほかにも、バイオリンを習うことで脳が発達するなどのメリットがあるようなので、ご紹介します。
バイオリンを始める時期や費用は?
2歳~3歳から始められる
しかし、実際にこの年齢から始められるかというと、難しいかもしれません。実際にバイオリンを始める年齢はママが子どもの様子を見て決めてあげましょう。
特にバイオリンのレッスンに通わせたい場合、レッスンは通常30分です。幼児は30分間ずっと集中することは難しく、このような幼児の特性を理解し、幼児と楽しくレッスンを進められるノウハウを持った教室でないと難しいでしょう。
個人差はありますが、4歳半くらいになると落ち着いてレッスンに参加できるようになるようです。
費用はいくらくらいかかるの?
バイオリン1本の値段は1万円くらいから1億円のものまであります。成長期の子ども時代はあまり良いバイオリンを購入せず、フルサイズのバイオリンを使えるようになってから高品質なバイオリンに買い換える人が多いようです。
バイオリンのレッスン費用の相場は月4回で7,000〜12,000円くらいです。そのほかに、定期的に弓を張替える必要があり、張替え費用の相場は5,000円程度です。
楽器の選び方のポイント
成長が早い時期はあっという間に大きくなってしまうので、ちょっと大きめのバイオリンを買っておこうかな、と考えるのはあまりよくありません。なぜなら、サイズの合わないバイオリンで練習しても技術を習得することが難しく、子どものやる気を失わせてしまう可能性があるからです。
バイオリンはピンからキリまで様々な価格帯のものが売られています。安価な物は耐久性や音色があまりよくないという欠点があるようです。
バイオリンを購入するときは楽器店に足を運び、実際に価格による音色の違いを確かめたり、耐久性についてなどを店員さんに聞いたりして、自分が納得したものを買いましょう。
子どもに楽器をやらせたい!習い事を始める前に知っておきたいあれこれ - teniteo[テニテオ]
楽器を習わせてみたいものの、どの楽器にしたらいいか迷ってしまうママもいると思います。ここでは、楽器を習うメリットや子どもにあった楽器の選び方、おすすめしたい楽器を紹介します。また、おうちで簡単に作れる楽器もあるので、ぜひ作ってみてくださいね。
バイオリンで得られる効果やメリット
脳の発達に非常によいとされている
バイオリンを演奏するときには、楽譜を読み、指や腕を動かしてバイオリンを弾く、自分が出した音を耳で確認する、などの動作を瞬時に行う必要があります。この一連の動作はワーキングメモリー(作業記憶)と呼ばれる機能を発達させることができるようです。
ワーキングメモリーは会話や、計算、自分で考えて行動するなど日常生活には欠かせない能力で、この能力を鍛えることで、頭のよい子が育つともいわれています。
バイオリンの演奏は右脳と左脳を交互に使うことで、脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分を活性化し、鍛えることができるようです。
音楽全般の知識が身に着く
バイオリンは様々な楽器の中でも、音感を身につけ「よい耳を育てる」のにとても適した楽器です。バイオリンはピアノのように、指定された場所を押せば正しい音が出るのではなく、左手で正確な位置を押さえないと、正しい音を出すことができません。正しい音が出ているのかは、自分の耳で確かめる必要があるので、優れた音感を身につけることができるでしょう。
音楽全般の知識や音感がつけば、将来作曲なども楽しめるかもしれませんね。
精神的に成長することができる
できなかったら放り出してしまっても許される幼稚園や家庭内では、このような経験をすることはなかなか難しいかもしれません。忍耐力や根気強く続ける能力は、学習面だけではなく、円滑な人間関係を築くことにもプラスに働きかけることでしょう。また、練習やレッスンを通して、子どもは集中力を徐々に身につけるはずです。
また、レッスンで先生とのやり取りの中で、分からない点を自分なりに整理して質問するなど、コミュニケーションを高めることができるでしょう。