子育て中の悩み指しゃぶり。発達への影響と年齢別の対策を解説
まずは子どもと話し合ってみよう
そして、どうして指しゃぶりをやめた方がよいのか、指しゃぶりを続けているとどうなるのかを、子どもにもわかるように話してあげてください。ただ「指しゃぶりをやめなさい」と怒るだけでは、自分でもやめられない子どもにとって余計にストレスとなり、ますます指しゃぶりの回数が増えてしまうこともあります。
ママは怒るよりも、「もう赤ちゃんじゃないんだからやめよう」と子ども自身が思えるようにもっていけるとよいですね。
原因を少しでも取り除く努力を
下に赤ちゃんが生まれて、かまってもらえなくなった寂しさからくる場合は、今まで以上にスキンシップを増やして、「あなたのこともちゃんと見ているよ、愛しているよ」というメッセージをしっかり伝えてあげてください。
入園や入学などの環境の変化や、友達とうまくいっていないなど、気持ちが不安定になっている場合は、環境に慣れたり状況が改善されたりすることで、自然と指しゃぶりがなくなることもあります。まずは気持ちに寄り添い、相談にのるなど原因となる状況の改善に努めましょう。
指しゃぶり対策グッズを上手に活用
今は指しゃぶりをやめるためのグッズも色々と売られていますので、それらを試してみるのもよいでしょう。指や爪に塗ることで、口に入れたときに苦い味がして指しゃぶりをやめられるようになるタイプのものや、親指にはめて指しゃぶりに興味をなくさせる器具などがあります。器具はシリコン製で、安全はもちろんのこと、子どもでははずせない設計になっており、指しゃぶりによる嚙み合わせの異常も予防してくれるものです。
ほかには、手袋タイプのおしゃぶりガードなどもありますので、お子さんに合ったものを探してみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの頃は見ていてとても可愛らしい指しゃぶりですが、いちど癖になってしまうと、なかなか簡単には直らないものです。ですが、短期間ですぐに影響が出てしまうものではないので、焦らずお子さんに合った方法でやめることができるようサポートしてあげてください。
無理にやめさせよう!と頑張るよりも、子どもが自分からやめたい!と思うことができればよいですね。