乳児の便秘に砂糖水が効く?砂糖水の作り方と飲ませ方について
砂糖水とあわせて効果アップ!便秘の解消法
スキンシップにも!「の」の字マッサージ
日頃からおなかのマッサージを行っていれば、「ここが少し硬くなってるな」など、便秘のサインも見つけやすくなります。
マッサージの仕方は、おへそを中心にして、手の平で時計回りにおなかに「の」の字を書くようにしてあげましょう。ついでに、おしりも丸く円を描くようにマッサージしてあげるとリラックス効果があります。
マッサージをするときは、手の平にベビーオイルなどを塗ることをおすすめします。アロマオイルなどの精油は、赤ちゃんは嗅覚が大人よりも発達しているといわれていますので避けましょう。
オリーブオイルで綿棒浣腸
綿棒は、赤ちゃん用だと硬くて細すぎてしまうため、大人用のものを使用します。綿球を少しほぐしワセリンやオイルなどをたっぷり塗ります。
赤ちゃんは仰向けに寝かせ、おしりの下におむつを敷きます。刺激をするとすぐ便がでてくる赤ちゃんが多いので、必ず用意しておきましょう。おむつの下に、さらに新聞紙やペット用シートなどを敷くと安心です。
そして、赤ちゃんの両足を曲げて持ち、綿棒を綿球の部分が隠れるくらい(1~2cm)まで、やさしく肛門へ入れます。綿棒をぐっと奥まで入れてしまわないように、ゆっくり何度か回したら抜いてみます。赤ちゃんが嫌がったら無理をせず、時間をおいて再チャレンジしてみてくださいね。
ミルクが原因かも?粉ミルクの見直し
そうはいっても、粉ミルクの種類はたくさんありますので、赤ちゃんによっては下痢しやすくなったり、便秘になってしまったりすることはあるようです。便秘になってしまったときに、「そういえば最近ミルクを替えたな」と思い当たるようでしたら、前のミルクに戻してみるのも1つの方法です。
別のミルクを試す場合は、缶タイプよりも手軽なスティックやキューブタイプの粉ミルクを使って様子をみるといいでしょう。
まとめ
赤ちゃんはまだ腸を動かす力が未発達ですので、便秘になることは珍しくありません。腸の病気など大きな原因がなければよし、成長過程ではある程度仕方がないことです。
赤ちゃんに負担をかけず、便秘も初期のうちに、自然に近いかたちで解消させてあげられるといいですね。成長とともに便秘も減っていきます。頑張って乗りこえていきましょう。
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。