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幼児期運動指針が大切な理由とは?ポイントや年齢別の遊び方を紹介

幼児期運動指針が大切な理由とは?ポイントや年齢別の遊び方を紹介

体を動かして遊ぶことは、子どもの発達に大切だということをご存知のママも多いですよね。目安として「幼児期運動指針」では、室内や屋外で毎日体を動かすことの大切さなどが詳しく記されています。今回は、幼児期運動指針の考え方を基に、体を動かすポイントや年齢別の遊び方をご紹介しますね。

幼児期運動指針の重要性やポイントを知ろう

幼児期運動指針について

「運動」能力は子どもによって違いがありますが、幼児期に基礎ができるいうことをご存知でしょうか?普段、体を動かして色々な刺激を受けることが子どもの発達につながります。

生活面で便利なアイテムが増えたこともあり、少し前に比べて子どもの運動レベルが落ちています。運動レベルが落ちると、心身の発達への影響が心配されることもあります。ですから、文部科学省が参考として「幼児期運動指針」を出し、幼児期に体を動かす必要性を提示しています。

子どもたちが体を動かす意味や、体の適応力のレベル、積極性、認知能力、動き・体力の向上効果などについて詳しく書かれています。また、子どもの心と体が受ける効果や、体の動きと発育の関係が指針のポイントになります。

指針が必要になった理由とは

文部科学省が出した幼児期運動指針は、なぜ必要なのでしょうか?それは、幼児期の運動が大切だと分かっていても、すべての子どもたちが幼児期に必要な動きをたくさん体験できる環境で過ごしていないことが理由に挙げられます。

子どもは走ったり、跳んだりして基本的な動作をを繰り返しながら、体や心が発達していきます。友だちと遊びながら、ルールを学んで成長します。

しかし、現代は暮らしが便利になったことで、子どもが体を動かす機会が少なくなり、動くスキルがいつの間にか低くなっているのです。

ですから、文部科学省は、子どもたちの未来を考え、幼児期に経験しておきたい動きを幼児運動指針とし、幼稚園や保育園、公園などの日常の暮らしの中でできる運動を推奨しているのです。

幼児期運動指針のポイントを押さえよう

子どもの発育において、体の動きの目安とは何だろう?と思うママも多いですよね。現代の便利な暮らしによって、子どもの動きのレベルが低くなったため、3~6歳にしておきたい運動の目安として、幼児運動指針があるのです。

子どもたちが日々の暮らしの中でたくさん体を動かし、健全な体に成長していくために幼稚園や保育園などの集団生活の中でも運動を取り入れようとしています。家庭で足りない動きを色々な場所で補うことで子どもの運動能力が伸びていきますよ。

体の基礎を作るためにも、幼児運動指針は子どもの発育に欠かせない運動の必要性を広めています。子どもの発育を応援する運動の基準になりますので、この指針を参考に体を動かしてみましょう。

幼児期の運動により期待される成長

体力や運動能力の向上

幼児期に楽しく体を動かすことは、子どもの成長にとってよいことですよね。幼児期は、タイミングや力をコントロールする神経機能の発達が伸びる時期とされています。

幼児期には、楽しく遊びながら運動して体の動きを調節できる能力を高めていきましょう。運動能力が高まると、状況を判断したり予測して行動ができるようになったりして、怪我や事故も判断できるようになっていきます。

3~6歳までにたくさん運動している子どもは、自然に体を動かす機能の基礎を備えることができ、丈夫な体を作ることができます。幼児期は、遊びながら色々な方法で楽しく体を動かすことを心掛けましょう。そうすることで、未来の子どもの健全な体の基礎作りにつながりますよ。

周囲との交流で社会適応力の発達を促す

幼児期にたくさんの友だちと一緒に遊ぶことは、子どもにとって大切なことの一つです。初めは、1人で遊んでいたとしても、ほかの子どもと少しずつ会話をしながらコミュニケーションを取るようになります。やがて、仲間意識が芽生えて一緒に遊ぶようになるでしょう。

幼稚園や保育園などの集団生活や公園遊びなどでは、ルールやコミュニケ―ションが大切です。たとえば、滑り台やブランコなどの遊具で遊ぶときに順番を待つなど、ルールを守ることを友だちと経験します。その経験は、子どもの社会適応力の発達につながります。

最初はルールが分からない子どもも、周囲とのコミュニケーションを通して自分の気持ちを抑えられるようになります。ですから、幼児期の遊びは今後の子どもにとって大切なのです。

脳を使うことで認知的能力の発達を促す

体は脳が状況判断をして動かしています。子どもも同じように、楽しく体を動かすことで脳を使っていますよ。

たとえば、方向をすばやく変える身のこなしや、予測や状況判断をするような動きは、認知的能力の発達につながる効果が期待できます。3~6歳ごろの子どもたちが楽しく遊びながら体を動かすことで、認知的能力も高まるはずです。

家の中に引きこもってばかりいるのではなく、外で子どもと一緒に体を使って楽しく遊ぶことを心掛けましょう。遊びの中で色々と自分で考えながら、少しずつ行動できるようになりますよ。

大人が決めたルールの遊びだけではなく、子どもが思いきり楽しんで遊べる環境を作っていくことから始めましょう。
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