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赤ちゃんの髪の毛と栄養との関係は?遺伝との関係や心がけたい食生活

赤ちゃんの髪の毛と栄養との関係は?遺伝との関係や心がけたい食生活

髪の毛のために心がけたい食事と栄養

カロリーよりも栄養を重視した食事を

産毛の細さや色の薄さなどは栄養不足のサインとは一概にはいえませんが、毛も食べ物から摂取した栄養によってつくられることを考えると、まったく関係がないとは言えませんよね。

赤ちゃんの髪の毛のために何か行うとしたら、食事の見直しをするのもよいですよ。

中には、妊娠中に増えた体重を落とすため、低カロリーの食事をしているママもいますよね。母乳育児をしているのであれば、低カロリーの食事よりも栄養を重視した食事に見直しましょう。

母乳育児は、想像以上にママの体に蓄えられた栄養を使います。普通の食事をしていても、するすると体重が落ちていきますよ。カロリーを抑えた食事はママ自身への栄養不足だけではなく、母乳の栄養価が下がり赤ちゃんへの栄養不足も招きます。

魚や豆腐などのたんぱく質を積極的に摂ろう

体毛は、皮膚と同じようにたんぱく質でできています。つまり、たんぱく質が少ないと体毛の材料となる栄養素が不足するために、体毛の質が悪くなってしまうことがあります。

たんぱく質は体毛だけではなく内臓や筋肉などにも使われるため、欠かせない栄養素となります。血液もたんぱく質でできていますよね。母乳の元は血液なので、ママのたんぱく質の摂取量が少ないと、母乳が作られにくくなってしまいます。

たんぱく質には魚や肉などの動物性のものと豆腐などの植物性のものとがありますが、どちらも大切です。カロリーを気にして動物性たんぱく質の摂取量を減らすママもいますが、体では合成できない必須アミノ酸も含まれるため、積極的な摂取がすすめられていますよ。

離乳食は三つの栄養素を意識しよう

母乳やミルクがメインとなっていた授乳期から徐々に離乳食が始まり、赤ちゃんの栄養摂取は食事がメインと移り変わっていきます。離乳食は食事に慣れさせる目的もあるので、赤ちゃんの好みに合わせてしまうこともありますよね。

ですが、体を作るためには三つの栄養素を意識する必要があります。

・体を動かすエネルギーとなる「炭水化物」
・体の筋肉や臓器を作る「たんぱく質」
・体の機能を調整する働きがある「ビタミン」「ミネラル」

これらを意識して、バランスよく取り入れられる離乳食を赤ちゃんが食べられるようにしましょう。

大人の食卓でも魚が登場する機会が減ってきていますが、魚に含まれる脂が脳の発達に役立ちます。バランスよく栄養が摂れるように、魚や植物性のものも意識しましょう。

まとめ

周りの赤ちゃんと違うと感じる部分があるとママもパパも心配になりますが、髪についてはあまり心配をする必要はありませんよ。生まれたばかりの赤ちゃんは、髪ではなく皮膚を守るための産毛でおおわれています。産毛は徐々に抜けて、3~4歳で大人と同じような髪に生え変わるためです。

ただ、髪を作るためにはたんぱく質などの栄養が必要です。授乳期ならママの食事の栄養バランスを、離乳食が始まったら離乳食の栄養バランスを整えることは大切ですね。健康のためにも気をつけましょう。
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