乳児に一重まぶたが多い秘密は?二重にしたいママができるサポート
大人に比べ大きな瞳が愛らしい赤ちゃんですが、なぜか一重まぶたの子が多いことに疑問を感じてはいませんか?両親ともに二重なのに、「どうして我が子は一重?」と気になることもあるかもしれません。そこで今回は乳児に一重まぶたが多い理由と成長にともなう変化、我が子を二重にしたいママにできるサポートを紹介します。
乳児に一重が多いのはどうして?
乳児はぽっちゃり体型
日本人の遺伝子ではもともと一重が多く、一重の人が7割二重の人が3割と言われていますが、それに加え赤ちゃんはまだ顔も体もぽっちゃりとしていて脂肪がたくさんついているので、まぶたも腫れぼったくなってしまっているのです。
二重の遺伝をもっている赤ちゃんでも、この時期は脂肪に埋もれてしまっている場合が多いです。大人でも太っている時は厚ぼったい一重だったのに、ダイエットに成功して痩せたら目元もスッキリして二重になった!という話はよく聞きますよね。赤ちゃんも成長して運動量が増えるようになると、まぶたの脂肪もとれて自然に二重に変わることも多いので、この時期にまぶたが一重か二重かはあまり気にする必要はないでしょう。
ぽちゃぽちゃとしていて柔らかく、丸っこい赤ちゃんの可愛さはほんのわずかな時期だけです。せっかくの赤ちゃん独特の可愛さですから、まぶたの形状にこだわらずに今の可愛さを楽しみましょう。
まぶたと遺伝の関係について
パパとママがどちらも同じタイプのまぶたの場合は、ほぼ両親とおなじタイプのまぶたになりますが、パパとママが一重と二重の組み合わせの場合は約75%の確率で二重になると言われています。ただし、パパとママが二人とも二重の場合も、祖父母に一重の人がいる場合は赤ちゃんも一重になる可能性はあります。
ですが赤ちゃんの時期に一重であっても、のちのち二重に変わるパターンも多いので、遺伝的に一重であると決まったわけではありません。特に1歳までは日によって一重になったり二重になったりすることもよくあるようです。
目の一重や二重は確かに遺伝がわかりやすい部分ではありますが、例えその部分が両親と違っていても目の形やまつげの生え方などが似ていると不思議と目の印象も似ているように感じます。一重か二重かだけが重要ではないということですね。
一重まぶたが変化する時期はあるの?
自分で少しずつ動き始める月齢期
そうなると一気に運動量が増え、体の脂肪が減り始めます。顔の脂肪も少しずつ減りすっきりしてくるので、この時期に一重から二重に変わる赤ちゃんもいるようです。そしてやはり活発に動くタイプの子の方が変化が表れやすくなります。
また、眠って目を閉じている時間よりも開いている時間が長くなってきますので、二重のラインがはっきりしてくるということも言えます。眠い時には一重になり、目がはっきり覚めている時は二重という子もいます。
動きが活発になる幼児期
それにともない、体や顔つきも締まってきて脂肪がとれてきます。笑ったり泣いたり怒ったりと、表情も豊かになり、おしゃべりもできるようになることから顔の筋肉もよく動き、目の周りの脂肪もすっきりしてきやすい時期でもあります。
もともと二重のラインがあった子どもは、この時期に定着するパターンが多く見られます。やはり表情がよく動き、活発に動くタイプの子どもの方がより変化が表れやすいようです。奥二重だった子がはっきりとした二重に変わることもあります。
成長ホルモンが影響する思春期
思春期は、男の子は男性らしい体つきに、女の子は女性らしい体つきに変化する時期です。男の子は脂肪が落ちて筋肉がつきやすくなり、女の子は胸やおしりがふっくらして体つきにメリハリが出てきますので、このタイミングでまぶたも変化する可能性があるのです。
また、勉強などで目が疲れてたまたま二重になったらそのまま定着した、というパターンもあるようです。