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出産内祝いを贈るときのルールを知ろう!貰って嬉しい物や困る物

出産内祝いを贈るときのルールを知ろう!貰って嬉しい物や困る物

地域ごとのしきたりにしたがおう

出産内祝いは地域ごとにしきたりが異なります。意外と知られていませんが、関西と関東というだけでも大きな違いがあります。

例えば、関東では聞き慣れない「おため返し」という習慣があるのをご存知でしょうか。おため返しとは、いただいたお祝いの1割を現金でお返しする習慣です。関西ではおため返し用の「おため紙」と呼ばれる袋が売られているので、その袋に入れて、お返ししましょう。

海外から出産祝いが贈られていた場合は国内よりも送料がかかってしまいます。そのため、通常通りに3割〜半返しをしてしまうと相手に「送料分、負担をかけてしまった…」という気持ちにさせてしまうかもしれません。

海外に内祝いを贈る場合は、送料分を差し引いた金額の物をプレゼントしましょう。

贈り忘れがないかチェックしよう

贈り忘れがないよう、出産内祝いを贈る相手のリストを作っておくと安心です。

出産後は赤ちゃんのお世話に追われたり、リストを考えている最中に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたり、ゆっくりと考える時間がないかもしれません。後から思い返そうとすると大変なので、出産祝いを頂いたら、忘れないうちに名前、住所、電話番号、頂いた物や金額などを記録しておきましょう。

万が一贈り忘れてしまったことが発覚した場合は、なるべく早く出産内祝いの準備をし、贈りましょう。贈るときは正直に「忘れていた」といわれたら相手もショックを受けるかもしれません。忘れていたとはいわずに「遅れてしまって申し訳ない」とお詫びの気持ちを伝えましょう。

悩む職場や両親へ出産内祝いのおすすめ

職場の上司や親戚などの目上の方の場合

職場の上司や親戚など目上の人に出産内祝いを贈る場合、こだわりの調味料や上質なタオルなど、高級なお菓子などワンランク上の商品が喜ばれるようです。

縁起がよいとされる紅白の商品も人気があり、紅白のそうめんや赤ワインと白ワインのセットなども喜ばれるようです。

贈る相手の好みをリサーチして、できるだけ喜んでもらえるような物を贈りたいですよね。上司の場合は会社で親しい立場の人、親戚の場合は両親などに相談してみるとよい情報が手に入るかもしれませんよ。

内祝いの金額が高額になる場合、お菓子など1種類の物を大量に贈られても困ってしまう人もいるかもしれません。一緒に暮らしている家族の人数が少ない場合は、お菓子とタオル、などといった違う商品を組み合わせて贈ることをおすすめします。

職場の上司や親戚などに内祝いを渡すときは品物だけではなく、メッセージカードを添えることも忘れないようにしましょう。また、どうしてもすぐに会うことができず、郵送する場合は、先に電話でやむを得ず出産内祝いを郵送した旨を連絡しておくと安心です。

両親や祖父母に贈る場合

両親や祖父母は孫やひ孫の誕生に大喜びしていることでしょう。両親や祖父母など親しい身内に出産内祝いを贈る場合は、お返しする金額よりも、気持ちのこもったプレゼントが喜ばれるようです。

実際にどんな商品が喜ばれるのか見ていきましょう。

【体重米】
出生体重に計量されたお米です。依頼する会社によって、パッケージに子どもの写真や名前を入れることができます。

【写真+手形・足型】
メモリアルピクチャーと呼ばれる商品は、子どもの写真に手形と足形がプリントされた商品です。子どもだけではなく、両親が始めて抱っこしている姿の写真でもいいでしょう。

【名入お菓子】
子どもの名前をパッケージやどら焼きなどのお菓子に直接入れることができるサービスです。お酒好きの人にはラベルに子どもの名前を入れて贈ることができるサービスもあります。

【有名店の食品】
老舗ホテルや名店の食品も人気があります。両親や祖父母など、1人暮らしや2人きりで暮らしているということも多いと思います。缶入りスープ、佃煮など、賞味期限が長い食品も喜ばれるようです。

友人の出産内祝いで貰って嬉しい物や困る物

貰って嬉しい物とは?

内祝いで貰って嬉しい物はカタログギフトや商品券と答える人が増えています。

ママの中にはカタログギフトや商品券を贈るのにちょっと抵抗を感じることがあるかもしれません。商品券は自分が贈った額が露骨に相手にバレてしまいます。また、商品券やカタログギフトには「ちゃんと選びました」という感じが薄れるように思えるからです。

しかし、ママ自身も経験があると思いますが、物をプレゼントするのはたとえお菓子だとしても難しい面がありますよね。人それぞれの好みを把握するのはとても難しいことですし、もしかしたら別な人からもいただき物をしていて、いただき物が重なってしまう場合もあるかもしれません。

カタログギフトや商品券は贈られた人が好きな物を選べるので、せっかく贈ったのに喜んでもらえなかったり、相手が困ってしまう物を贈ってしまったりすることは避けられると思います。

贈り物を選ぶ難しさから、近頃ではカタログギフトや商品券を選ぶ人も増えてきており、「めんどくさくてちゃんと選ばなかったんだな」などと思う人は少なくなっていることでしょう。

貰って困る物とは?

逆に内祝いで貰って困る物とはどんな物なのでしょうか。あるギフトショップのアンケート結果によると…

1,趣味の合わない雑貨
部屋のインテリアとして、自分の気に入らない物をもらっても正直困ってしまいますよね。お皿やマグカップなどの食器を贈る人も少なくないようですが、食器も貰うと困る人が多いようです。

2,自分の嫌いな食べ物
食べてなくなる物や消耗品は喜ばれることも多いのですが、嫌いな食べ物を贈られても嬉しくないですよね。

3,賞味期限が短い食べ物
家族が少ない場合、賞味期限が短い食べ物を贈られると、無駄になってしまう可能性があります。

4,名入れギフト
お米のパッケージなど、すぐに消費できる物ではなく、赤ちゃんの名前入りタオルやフォトフレームなどは貰って困るという人が多いようです。

5,体験型ギフト
人によってはエステや温泉などに興味がなかったり、忙しくてなかなか体験ギフトを使う暇がなかったりする場合があります。

また、自分がいただいた出産祝いよりも高額な内祝いを贈るのもやめましょう。贈られた人が困ってしまいます。

まとめ

出産内祝いのマナーなどについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

受け取る人によって、マナーに厳しい人もいれば、まったく気にしないという人もいることでしょう。しかし、新しい家族の誕生という嬉しいできごとを多くの人に一緒に喜んでもらうためにも、内祝いを贈る相手が不快な思いをしないように気をつけましょう。

1人ひとり好みに合わせて内祝いを選ぶのは大変なことです。好みなどがはっきり分からない相手にはカタログギフトを選ぶとよいでしょう。産後ママも大変な時期です。あまり無理しないようにしてくださいね。
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