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産後のうつ伏せ寝はいつから?うつ伏せの効果や注意点について紹介

産後のうつ伏せ寝はいつから?うつ伏せの効果や注意点について紹介

産後にうつ伏せで寝ない方がいいケース

産後に腰を痛めている場合

妊娠中は重たいお腹を支え、バランスをとるために姿勢が反り気味になるので、腰にも大きな負担がかかっています。産後も腰の痛みを感じている場合はうつ伏せ寝は控えた方がよいでしょう。

うつ伏せになることで背中が反った状態になるので、長時間そのままでいると腰痛が悪化する可能性があります。どうしてもうつ伏せで眠りたい場合は、みぞおちの下にクッションを入れるなどして背中が反らないように気をつけましょう。

骨盤の状態や腹部への影響を考えると、産後は仰向けで寝るのが一番負担が少ないといわれています。ですが、骨盤の前傾がある人は仰向けで寝ても腰が痛むことがあります。

布団の上にまっすぐ仰向けに寝てみて、布団と背中の間に隙間ができてしまう人は要注意です。その場合、腰の下にクッションを入れて背中が反らない体勢で寝るよう工夫してみましょう。

本来は眠ることで体を休めてその日の疲れから回復することができますが、好きな寝方が必ずしも体にとって最適とは限りません。いろいろ試して、翌朝の体の調子を確認してみましょう。

産後2~3日後など胸が張って痛い場合

妊娠中に胸は大きくなりますが、出産直後からは本格的に母乳が作られはじめるので、今までよりも張りが強くなり、人によっては触っただけで痛みを感じるようになることも。

産後にやりたいこととしてうつ伏せ寝を楽しみにしていたママは、胸の痛みが我慢できずに泣く泣くうつ伏せ寝をあきらめなければいけなかったかもしれませんが、痛みはそれほど長く続くものではありません。産後2~3日目がピークで、徐々に母乳を作り出すサイクルができてくるとおさまります。

それ以降は授乳の間隔があいて母乳がたまったり、食事内容や体調によって乳腺炎になったりするとときどき痛みが発生することがあります。そんなときにうつ伏せ寝になると、胸が当たって痛いだけでなく、圧迫されることで母乳が漏れ出すこともしばしば起こります。

また、赤ちゃんに母乳を吸われることに慣れるまでは、乳首が切れたりこすれたりすることで激痛をともなうことがあるので、なるべく触らないようにしたいママも多いのではないでしょうか。これも次第に気にならなくなるので、それまでうつ伏せ寝は我慢しておきましょう。

まとめ

寝る姿勢は最もリラックスできて、最も心地よい姿勢であることが望ましく、それまで仕方なく横向きや仰向けで寝ていたママにとって妊娠中はもどかしい時間だったはずです。ただ、赤ちゃんをお腹で育んだ10カ月を越え出産を終えれば、うつ伏せになれるまであと少しであることに変わりありません。

「手足を大きく伸ばして清潔な布団に思いっきりうつ伏せになる!」ことを夢に見ていたママの望みが叶うまで少しの辛抱です。体の状態と相談しながら、その日を待ちましょう。
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