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出産後に必要な手続きをチェック。内容と期日は出産前の確認が安心

出産後に必要な手続きをチェック。内容と期日は出産前の確認が安心

赤ちゃんが生まれてこれから始まる新しい生活を想像すると楽しみですよね。ただ、無事に出産が終わって安心しているところではありますが、さっそくたくさんの手続きが必要になります。出産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなりますので慌てないように、どのような手続きが必要なのか一度しっかり確認してくださいね。

必要な手続きと期日を確認しよう

どんな手続きが必要かを知っておこう

出産後は新しい家族が1人増え、それに合わせて様々な手続きが必要になります。手続きし忘れないようどんな手続きが必要かを出産前の時間や気持ちに余裕があるときに確認しておきましょう。

出産後誰もが必要になる手続きは、出生届、児童手当金、健康保険への加入です。意外と少ないと感じたかもしれませんね。そのほかの手続きは、出産のために仕事を休んでいるのか、個人的に加入している医療保険があるのか、どこに住んでいるのかなど、ママによって必要な手続きは違います。

たとえば、健康保険に加入していて妊娠4カ月以上で出産した場合は出産育児一時金、帝王切開で出産したママの場合は高額医療費の手続きと様々です。カレンダーやスマホなどにメモしておくとよいでしょう。

里帰り出産の場合に気をつけること

出産後は赤ちゃんのお世話で忙しいのはもちろん、自分の体調が安定しない、なかなか買い物に行く時間がない、親に色々相談しながら子育てを始めたいなど、色々な理由で里帰り出産を選ぶママも多いでしょう。

ただ、実家は長野県で自宅は東京都というように、自宅と実家の自治体が別の場合には気をつけてほしいことがあります。出生届は実家近くの自治体でも手続き可能ですが、児童手当や国民健康保険加入者の出産育児一時金、子育て医療費助成金の手続きなど、自宅のある自治体でしか手続きできないものがあるということです。

出産後からの提出期限が決められている手続きもあります。自宅と実家が離れていてすぐに行けない場合は提出期限を過ぎてしまわないようにしてくださいね。

パパにお願いする手続きを伝えておこう

出産後の手続きは、出産したママ本人しかできないものやママのほうがスムーズにできるものもあります。ただ、産後はママの体力が回復するのに時間がかかり、約3~4週間は安静にしたほうがよいといわれているので、できるだけパパに手続きをお願いしておきましょう。

先ほどもお伝えしたように期限のある手続きもありますので、あとになって「あの手続きするの忘れていた!」とならないように出産前に夫婦で話し合って、必要な手続きのリストを作っておくと分かりやすいかもしれませんね。

友人ママは出産後は予想していた以上に体が思うように動かず、赤ちゃんをつれて役所へ行くなどとても無理、とパパにお願いしたそうです。おかげで余裕を持って手続きを済ませられたと話してくれました。

出産してから早めに提出が必要な手続き

出生届は生後14日までに

出産後、退院の手続きや自宅に帰る準備、赤ちゃんのお世話などでバタバタしていると、あっという間に何日も過ぎてしまいます。出生届の提出は生後14日までです。たとえば、7月2日に出産した場合の提出期限は7月15日となりますので、できるだけ早めに手続きするよう計画しておきましょう。

出生届は出生証明書と一体になっており、出生証明書には出産に立ち会った医師か助産師のサインが必要なので病院でもらえることが多いです。自分で準備する場合は、自治体のホームページやインターネット上のサイトからダウンロードするとよいでしょう。

出生届の手続きをすれば、赤ちゃんのマイナンバー通知カードも自治体から送られてきますよ。

児童手当金は出生月内または15日以内に

中学校卒業までの子どもを養育している方には、子ども1人あたりにつき5,000~15,000円と年齢ごとに決められた児童手当金が支給されます。これから子どもの養育にたくさんお金のかかる家庭にとってありがたい制度ですよね。

児童手当金の手続きに申請義務や申請期限はありません。ただ、支給を受けられるのは申請した月の翌月分からです。申請することでしか支給を受けることができませんので、早めに手続きをすることをおすすめします。

また、出産したのが25日や30日など月末に近い場合、その月に申請したくても難しいこともあるでしょう。そのようにやむを得ない場合は、申請した月の分から支給を受けられますので安心してくださいね。

健康保険の加入は1カ月健診までに

病気になったりケガをしたりなど、子どもがいつ医療機関で治療を受けることになるかは分かりませんよね。健康保険の加入手続きはできるだけ早めにしましょう。

また、1カ月健診のときに健康保険証がない場合、保険診療分についての自己負担金が10割負担になりますので、遅くても1カ月健診までに手続きすることをおすすめします。

社会保険の場合は勤務先で必要書類を聞いて申請してください。国民健康保険の場合は自治体で申請することができますので、出生届を提出した後に申請すれば安心ですね。

色々な手続きがあり過ぎて忘れそうになりますが、出生届を提出したときに、窓口で「ほかに必要な手続きはありますか?」と質問すれば、自治体でその日にできる手続きを教えてくれますよ。

お祝い金など受け取れるお金を申請しよう

育児休業中に支給される育児休業給付金

働くママにとって、出産や育児で仕事を休んでいる間の収入が少なくなってしまうことが心配ですよね。育児休業給付金はそんな働くママの強い助けになるでしょう。

申請をすることで、育児休業取得前の給料を基準として月給の50~67%の給付金が支給されます。初めての申請のときは、休業を開始した日から4カ月後の月末までに手続きする必要がありますので、それまでに勤務先で必要なものを聞いて準備しましょう。

育児休業給付金申請書は2カ月に1回提出することで、休業していた2カ月分の給付金を受け取ることができます。申請書には毎回サインと印鑑が必要です。勤務先から申請書が送られてくると思いますので準備しておいてくださいね。
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