出産の数だけ感動のかたちがある!ママの率直な気持ちやエピソード
出産に立ち会ったパパが倒れてしまうことも
出産は長時間痛みに苦しむママの姿を見たり、出血や胎盤の生々しい匂いがしたりなど、経験したことがない現場に立ち会って貧血を起こすパパもいます。出産中にパパが倒れると、助産師さんや先生に迷惑がかかりママも心配してしまうので、不安なパパは無理に立ち会わないほうがよいかもしれませんね。
また、立ち会っているときに限界を感じたパパは、倒れる前に早めに退出しましょう。
想定外の出来事で感動が薄い場合も
たとえば、出産中にいきんだときに便が一緒に出た、痛みで「もう無理。お尻が爆発する」と変なことを叫んだなど、想像していなかった出来事に恥ずかしさを感じたママも多いようです。あとになると笑い話になりますが、出産を終えたときは感動よりも「どうしよう」「なんであんなこと言っちゃったの」と、後悔する方もいます。
思ってもいなかったハプニングは出産時によくあることなので、恥ずかしさを感じなくても大丈夫ですよ。
出産で感動できなかったなんてママ失格?
力を尽くして出産するママは尊い存在
ママの中には出産にすべての力を出し尽くして「赤ちゃんが生まれたときに感動できなかった」と自分のことを悔やむ方もいます。しかし、命をかけて出産をすることはママにしかできないことなので、無事に赤ちゃんと出会えたことに自信を持つことが大切です。
また、パパや周りの家族も、必死で出産をしたママに感謝の気持ちを伝えたいですよね。ママの頑張りに感謝することで、ママは「感動できなかったけれど、頑張ってよかった」と思えますよ。
出産時に余裕がないのは自然なこと
先輩ママの話では、陣痛の痛みに普段の自分を見失って、パパから「頑張って」と言われたときに「うるさい!ちょっと黙ってて」ときつく言ってしまったそうです。出産後に「パパは必死に応援してくれていたのに、どうしてあんなこと言っちゃったの」と後悔して、赤ちゃんに会っても感動できなかったと話してくれました。
出産のときに心に余裕が持てないのは自然なことなので、あまり落ち込まないようにしましょう。
まずは休養を取って体力と気力を戻そう
しっかり休養を取ると、少しずつ体力や気力が回復してくるでしょう。命がけで出産をしたあとのママは体に大きなダメージを受けているので、赤ちゃんのためにもゆっくり休んで体を回復させてくださいね。
体力や気力が徐々に戻ってくると、赤ちゃんを見たときに「やっと会えたんだ」「大変だったけれど、出産してよかった」と嬉しい気持ちが込み上げてくるでしょう。体が回復していくと少しずつ赤ちゃんのお世話をスタートできるため、ママになった実感が湧いてきますよ。
感動の仕方はママや出産ごとに様々
多くのママは安堵や達成感を感じやすい
ママによっては、お産の途中でトラブルが起きるケースもあります。「なかなか赤ちゃんが下りてこなくて、結局帝王切開になった」「赤ちゃんの心拍が途中で下がって、どうなるかと思った」「ママの出血が止まらず大変だった」など、色々なトラブルを乗り越えて無事に出産を終えたことは、本当に素晴らしいことですよ。
命がけの出産を終えたママにしか分からない達成感を味わうことで、ママとしての自覚がさらに生まれそうですね。
パパの様子を見て感動することも
パパはママの頑張りを支える立場なので、赤ちゃんが生まれたときは「出産ってすごいな」と素直に感動できるでしょう。ママの妊娠中にはなかなか自覚できていないパパでも、生まれてきた可愛い我が子を見ると自然とパパになる自覚が生まれる方も多いですよ。
出産はパパにとっても一大イベントなので、夫婦で赤ちゃんが生まれた感動を分かち合えるとよいですね。
日を追うごとにママらしくなっていく
最初から「ママになったんだからしっかりしなきゃ」と無理をせずに、自分のペースで赤ちゃんのお世話を始めてみましょう。頑張りすぎると疲れやストレスを感じてしまうので「赤ちゃんと同じように私もゆっくり成長していけたらいいな」とおおらかな気持ちで過ごせるとよいですね。
ママだけでは子育てをしていくのは大変なので、パパと一緒に協力することが大切です。パパの協力があると、ママも心に余裕を持って子育てができるでしょう。