妊娠でお金がもらえる!知っておきたい補助金や気をつけておくこと
妊娠するとなにかとお金がかかりますよね。妊娠すると体調面などの事情で退職を余儀なくされるケースもあり、お金に関する悩みを抱えている方は少なくありません。そこでここでは妊娠でもらえる補助金や、申請時に気をつけておくこと、東京で子育てしやすい地域について、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
妊娠でもらえる補助金について知っておこう
出産時に支給される出産育児一時金制度
ママが健康保険に加入している場合や国民健康保険に加入している場合、パパの扶養に入っていてパパが健康保険に加入している場合は、子ども1人あたりに対し、42万円をもらうことができます。ただし、妊娠期間が4カ月に満たない場合はもらうことができません。
申請書類を提出すれば補助金をもらうことができます。受け取り方法には直接支払制度と受取代理制度があります。病院が直接支払制度を導入していれば、健康保険組合から直接病院に補助金が支払われるため、病院の窓口では補助金との差額分を支払うだけで済みますよ。
子どもが中学卒業までもらえる児童手当金
もらえる児童手当の金額は以下のとおりです。
・0~3歳未満:15,000円
・3歳~小学校修了まで:第1子と第2子は10,000円、第3子以降は15,000円
・中学生:10,000円
住んでいる地方自治体の窓口で申請すれば、児童手当をもらうことができます。一般的に申請時期は出生届と同じで、生まれてから15日以内となっているため、忘れずに申請しましょう。そして申請をした月の翌月分の手当から支給が開始され、毎年6月、10月、2月に、それぞれ4カ月分の手当が指定した銀行口座にまとめて振り込まれます。
出産で会社を休むと支給される出産手当金
出産手当金は雇用形態に関係なく、ママ自身が1年以上健康保険に加入している場合にもらうことができます。ただし国民健康保険の場合は給付の対象にならないため注意が必要です。またパパの社会保険の扶養に入っている場合ももらうことはできません。
もらえる出産手当金は、以下のように計算できます。
[支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額]を平均した額] ÷ 30日× 2/3
妊娠による補助金の申請で注意しておくこと
もらえる補助金は何があるのか再チェック!
そのため、もらえる補助金には何があるのかをあらかじめリストアップしておきましょう。妊娠による補助金は出産の前後にもらえることが多く、赤ちゃんが生まれるとバタバタしてなかなか落ち着いた時間がとれません。そのため、つわりが落ち着く妊娠中期頃を目安にするとよいですよ。
そして、受給の条件や申請期日、申請場所、申請書類についてもあわせてリストアップしておくきましょう。このとき、後から見返してもわかりやすいよう、申請時期が早いものから順にリストアップすることをおすすめします。
申請期日をしっかりと確認しておく
特に出産育児一時金や児童手当は、補助金の中で申請期日が比較的早いため、注意してください。また、児童手当の申請書類は出生届と一緒に出す方が多く、パパが申請をすることも少なくありません。そのため、パパにもわかりやすいようスケジュールやリストを共有しておくようにしましょう。
もし補助金についてわからないことがあれば、それぞれの担当窓口に事前に相談することをおすすめします。
申請に必要なものを事前に確認しておく
例えば、出産手当金であれば、印鑑と健康保険証、健康保険出産手当金支給申請書、振込み先口座、出生を証明する書類、出産手当金の請求書が必要になります。
このように、一つの補助金をもらうためには、たくさんのものが必要だということがわかりますよね。そのため、いざ申請をしようと思ったとき、申請に必要なものが一つでも欠けてしまうと、後日改めて申請をしなければならなくなったり、最悪の場合、期日に間に合わずもらえなくなってしまったりすることがあります。
もらい忘れや二度手間を防ぐために、申請に必要なものについても事前にしっかり確認しておきましょう。