出産時に叫ぶのが恥ずかしい!叫ばなかった経験談とパパができること
出産予定日が近づいてくると、「出産の痛みに耐えられるのか」「痛いときに叫びそうで恥ずかしい」など、出産に対して不安なことがたくさんある妊婦さんも多いですよね。ここでは、出産時に叫ぶのはよいのかや、出産経験者から聞いた出産時のリラックス方法などをご紹介します。
出産時我慢できず叫ぶのはいいの?
叫んだ方が楽なら叫んでもいい!
昔は「出産をするときに叫ぶなんて恥ずかしい」という考え方が一般的でしたが、最近の助産師さんは、「叫ぶことでイキミを逃がすことができるなら、叫んでもよい」という方が多いそうですよ。
また、「出産時叫んでしまうと、そのあとの入院生活で助産師さんに会うのが恥ずかしい」というママもいますよね。助産師さんはこれまでに叫びながら出産している方に何人も立ち会っていて慣れているので、ママが思っているほど気にしなくても大丈夫でしょう。
どんなに叫んでも助産師は気にしていない
出産に立ち会ってくれる助産師さんは退院するまでの間も顔を合わせることがあるので、「出産時に叫ぶと入院生活が気まずくなる」と思っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。助産師さんは、これまでに叫んだり泣いたりしながら必死に出産している方に何十人も立ち会っているプロです。
大声で叫んでしまったからといって、そのあとの入院生活で気まずくなることはまずないでしょう。どのような出産になっても元気な赤ちゃんが生まれ、ママも健康でいることが助産師さんには大切なことですよ。
叫んだとしても呼吸することを忘れずに!
友人の話では、出産時に痛すぎて「痛い!助けて」「もう無理」など、出産の痛みにパニックになり大声で叫んでいたそうです。叫ぶだけならよかったのですが、叫びすぎて呼吸がうまくできなくなり、過呼吸になって大変だったと話してくれました。
ママがしっかり呼吸をしないとお腹の中の赤ちゃんにも酸素がいき届かないため、ママも赤ちゃんもしんどい状態になりお産もなかなか進みません。安全に赤ちゃんを出産するためにも、呼吸をすることだけは忘れないように気をつけましょう。
経験者から学ぼう!叫ばないためのコツ
お気に入りの音楽でリラックス
最近では、陣痛室から分娩室までが一緒になっている個室の産婦人科や病院が増えてきています。個室の場合は自分の好きな音楽を聴くことができるので、音楽を聞きながらリラックスしている妊婦さんが多いそうです。
好きな音楽を聴くと心が落ち着いたり楽しい気分になったりしますよね。音楽は、心に与える影響だけではなく、体の緊張がほぐれリラックスさせる効果もありますよ。
楽な体勢を見つけよう
出産をなるべく上手に乗り切る方法の一つが、ママの楽な体勢を見つけることです。しかし、楽な体勢は陣痛の痛みがこないと自分では分からないので、出産前に頭に入れておきましょう。
先輩ママの話では、陣痛中仰向けよりも、横になってベッドの柵を握る体勢のほうが、リラックスできて楽だったそうです。仰向けのときはなかなかお産が進まず大変だったのに、横の体勢になるとイキミやすくてよかったと話してくれました。
仰向けや横向きのほかにも、四つん這いや、クッションを抱くなどの姿勢をする方もいますよ。
アロマでリラックスして
アロマはあくまでも香りなので、痛みをなくすことは残念ながらできません。しかし、アロマをかぐことで気持ちが落ち着いたり、気分を明るくさせたりする効果があるので、痛みをごまかすことができるかもしれません。
アロマは種類がたくさんあり、イランイランやローズの香りは鎮静効果があります。ラベンダーはリラックス効果、ペパーミントは気分をスッキリさせる効果がありますよ。出産時には、いくつかのアロマを持ち込むとよいでしょう。