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約40週間の妊婦生活の不安を解消!時期別にみる注意点と過ごし方

約40週間の妊婦生活の不安を解消!時期別にみる注意点と過ごし方

赤ちゃんを迎えるための準備を始めよう

妊娠中期に入ったら、赤ちゃんを迎えるための準備を始めましょう。まだ早すぎると思うかもしれませんが、これからますますお腹が大きくなると外出するのも大変になってきます。最近はネットショッピングでもベビーグッズを購入することができますが、その前に実物を見ておきたいというママもいるはずです。

赤ちゃんの生まれる季節に合わせてベビーウェアを用意する、部屋の間取りや生活スタイルに合わせて赤ちゃんの布団かベビーベッドを購入、赤ちゃんに危険になりそうな物を移動するか、しまって模様替えをするなど、リストを作って漏れなく準備しましょう。

出産間近では間に合わないこともありますので、比較的ママの時間と気持ちに余裕のある妊娠中期にスタートさせましょう。

お腹の赤ちゃんにたくさん話しかけて!

妊娠5カ月に入るとお腹の中の赤ちゃんの聴覚が発達し、だんだんと音が聞こえるようになってきます。このころはまだママの血流や鼓動がかすかに聞こえるだけですが、妊娠28週ごろになるとママの声やママが聞いている音楽、テレビの音も聞き取れるようになるといわれています。

ママがたくさん赤ちゃんに話しかけることでママの情緒が安定し、赤ちゃんの脳の発達にもつながるそうです。胎教として美しい音楽を聴くことも推奨されていますが、赤ちゃんはママの声が大好きなのでたくさん話しかけるのが一番です。

また、このころは胎動も感じるので、ママは声とタッチ、それに赤ちゃんがキック(胎動)で答える「胎教ゲーム」をしてみるのもよいかもしれませんね。

出産のカウントダウンが始まる妊娠後期

体重増加にともなう病気とリスク

妊娠後期は体重増加に気をつけたい時期です。お腹が大きくなり、動きにくくなる妊娠後期は、運動不足になるとすぐに体重が増えてしまいます。つわりの反動で食べ物がおいしく感じ、つい食べ過ぎてしまうのも太る原因です。

日本はとくに妊婦の体重管理が厳しいといわれています。なぜならそこには様々な病気のリスクが隠れているからです。体重増加によって妊婦がかかりやすくなる疾患として「妊娠高血圧症候群」があります。

これは肥満だけが原因ではありませんが、妊娠高血圧症候群になると最悪のケースでは母子ともに命に危険がおよぶこともあるのです。ほかにも、ママの気になる妊娠線ができやすくなる、産道が狭くなったり赤ちゃんが大きくなり過ぎたりすることで難産になるリスクもアップします。

里帰り出産をするならそろそろ準備を

パパが仕事で忙しい場合など、ママは安心のため里帰り出産をすることがあります。ママの実家で臨月と産後を過ごせるので、精神的にも身体的にも助かります。

妊娠後期に入ったら出産まであっという間なので、臨月に入る前には里帰りができるように準備しましょう。ただ、里帰り先の受け入れ病院はそれより前に決めて予約をする必要があるかもしれませんので、里帰り出産をするつもりであるならなるべく早めに情報収集をしておきましょう。

また実家の場所によっては飛行機や新幹線など移動距離が長くなる場合もありますね。特に飛行機の場合、出産28日前を過ぎると医師の診断書などが必要になりますので、自分の体調も見極めながら余裕を持った里帰りができるようにしましょう。

リラックスして赤ちゃんを迎えるために

妊娠後期に入ると急に陣痛や出産が怖くなってナーバスになってしまうママもいます。特に初産だと緊張しますので、なるべく心穏やかにハッピーな気持ちで妊娠後期を過ごせるように工夫しましょう。

出産でリラックスするためには、赤ちゃんがスルッと生まれてくるイメージトレーニングをすることも有効です。また、ソフロロジーという呼吸法はスムーズなお産を促す効果があるようです。

ほかにも、ゆっくりお風呂に浸かったりハーブティーを飲んだりするなど、日ごろから自分なりにリラックスできる方法をみつけて、充実した毎日を送るようにしましょう。赤ちゃんが生まれると、パパと2人だけで過ごす時間が少なくなります。今のうちに2人でデートに行ったり、食事に行くのもおすすめです。

妊婦さんが妊娠中いつでも気をつけたいこと

食事は栄養のバランスよく食べることが大事

健康やダイエットを意識するあまり「これがよい」と言われたら、そればかりを食べ続けてしまうことがありますね。しかし、それでは必要な栄養素をまんべんなく摂取することができません。結局栄養バランスが崩れる原因になりますので、1日3食時間を決めて栄養バランスを考えた食事をしたいですね。

栄養学について詳しくない、何を食べたらよいのか分からないというママもいるかもしれませんが、基本的なことだけでも学んでおくとこれからの離乳食作りにもきっと役立ちます。

また、体重管理を強いられている妊婦さんは時々妊婦健診前に食事を抜くこともあるようですが、これでは尿や血液検査の結果が正しく出ないことがあるので注意しましょう。

適度な運動はOKでも動きすぎはNG

妊娠してお腹が大きくなってくると、日常の動きも億劫になってきます。意識して体を動かそうと思わないとあっという間に筋力、体力ともに低下してしまいます。しかし、出産も子育ても体力勝負といわれますので、妊娠中の体作りは大切です。

とはいえ、激しい運動をすることはありませんので、日々体を適度に動かして、お産に耐えられるだけの体力を失わないように気をつけましょう。ただし、跳んだり跳ねたりするスポーツや球技、落下やけがの可能性のある運動は控えた方がよいでしょう。

妊娠中は毎日できるものとして、ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどがあります。雑巾がけも安産運動として有名です。運動は気分転換にも体重管理にもなりますが、無理をしないでマイペースで行いましょう。

一番の敵であるストレスはためずに解消

妊娠中は様々な変化がママの身に起きるため、どうしてもストレスがたまりやすくなります。つわりで思うように食べられない、体型が変わっていくことへの恐怖、出産や産後の生活への不安などが要因となってママの心にのしかかります。

多少のストレスは仕方ないものの、あまりにも思いつめてしまうとお腹の赤ちゃんにも影響が出てしまうことがあります。妊娠中期に入ってからの「後期流産」や「早産」もママのストレスが原因で起きることがあるので「たかがストレス」とは考えられませんね。

妊娠中はストレスがたまるものと割り切るのも大事ですし、パパや家族に不安を吐露して孤独にならないことも必要です。ストレス解消には人それぞれ最適な方法がありますので、自分に合った方法を探してみましょう。
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