妊娠祝いの必要性は?贈る場合のマナーと注意点や人気のプレゼント
親しい人から妊娠報告を受けると、妊娠祝いを渡してお祝いの気持ちを伝えたいと思いますよね。しかし、まだ無事の出産を終えた訳でないため、出産後に祝う方がよいのではないかと迷うこともあるでしょう。今回は、妊娠祝いの必要性や、渡す場合の金額の相場などのマナーと注意点、喜ばれるプレゼントについて紹介します。
妊娠祝いは渡す?それぞれの意見と渡す時期
妊娠祝いを「渡す派」の意見は?
妊娠祝いを贈る人は「赤ちゃんを授かったことをお祝いしたい!」という気持ちでいっぱいです。赤ちゃんが欲しいと思ってすぐに授かる人もいれば、欲しいと思ってもなかなか授かることができない人もいます。
身近な関係なら事情を理解しているので「妊娠したことをお祝いしたい!」「妊娠期を応援したい!」という気持ちになるでしょう。精神的にも不安定になりがちな妊娠期を、明るく過ごせるようにベビーシャワーなどで妊娠を祝うのもよいですね。
妊娠祝いを「渡さない派」の意見は?
もし赤ちゃんに万が一のことが起こってしまったら、先にお祝いを渡すと妊娠中のママをいっそう悲しませてしまうかもしれないという不安がよぎるのです。ですから、無事に赤ちゃんが生まれてから「出産祝い」を贈ろうと考える人も多いのです。
以前に流産を経験している妊婦さんなら、渡された妊娠祝いがプレッシャーになってしまうことがあるかもしれません。早くお祝いをしたいと思っても、妊婦さんの気持ちを一番に考えるようにしましょう。そっと見守ることが大切ですよ。
お祝いを渡す時期はいつがよい?
妊娠が分かる2~3カ月ごろは、ママの体が変化し始めます。そのため、つわりで辛くなるママも多く、食べ物を見るだけでも吐き気がしてしまうこともあります。体調が悪いと気分も沈み、不安になりがちです。この時期に、元気づけようと妊娠祝いを渡しても、周りからのプレッシャーがストレスにもなりかねません。
妊娠5~7カ月ごろになると、一般的に安定期と呼ばれる時期になり体調も落ち着いてくることが多いです。お祝いを渡すならこのころがよいでしょう。
妊娠祝いのメッセージの参考例と注意点
お祝いメッセージはシンプルで簡潔に
お祝いのメッセージは「おめでとう!」の言葉だけでも十分です。贈り物に添えればきっと喜んでもらえるでしょう。もう少し書き足したい場合は、相手の体を気遣った言葉を選ぶとよいですよ。
妊娠期はお腹が重くなり、何かと大変なことが増えるものです。メッセージには「体を大切に」という内容の言葉を添え、ポイントを押さえてシンプルな内容を心掛けましょう。
お祝いメッセージで避けたい言葉
妊娠の期間は10カ月程度と長いですが、予定日より随分早く生まれることや、悲しい結果になる場合もあります。妊娠祝いのメッセージには「赤ちゃんが男の子か女の子か」という性別のことや、「元気な赤ちゃんに会えるのを楽しみに」という言葉は控えたほうがよいでしょう。もしもの場合のために「赤ちゃんが生まれたら」という未来のことは書かないほうが無難です。
また「流れる」「落ちる」「消える」など流産や死産を連想するような言葉は使わないように気をつけましょう。
妊娠報告を受けたときのお返事参考例
・友達から妊娠報告を受けたとき
妊娠おめでとう!私もとっても嬉しい気持ちでいっぱいだよ!無理をしないようゆっくり過ごしてね。
・上司や先輩から妊娠報告を受けたとき
ご懐妊おめでとうございます!心からお喜び申し上げます。どうぞお体を大切にお過ごしくださいませ。
・2人目の妊娠報告を受けたとき
妊娠おめでとうございます!〇〇ちゃんがお兄ちゃん(お姉ちゃん)になるのですね。私も自分のことのように嬉しいです。体を大切にしてくださいね。