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妊娠35週でも出産になることがある!もしもに備えた準備と心構え

妊娠35週でも出産になることがある!もしもに備えた準備と心構え

妊娠35週で出産したときにリスクはある?

赤ちゃんが低出生体重児の可能性がある

妊娠35週で出産をしたら早産になりますから、赤ちゃんが低出生体重児になる可能性があります。低出生体重児とは、出生時の体重が2,500g未満の新生児のことをいいます。

妊娠35週で生まれてきたら、赤ちゃんはママのお腹の中にいる時間が短くなりますから、その分成長ができませんよね。外の世界よりもママのお腹の中にいる方が成長しますから、外の世界に出てしまったら成長するのに時間がかかってしまうのです。

ゆっくりと成長する傾向の赤ちゃんが妊娠35週に生まれてしまったら、赤ちゃんが低出生体重児になる可能性が高くなります。低出生体重児で生まれた場合に、入院が長引いたり継続的な治療が必要になったりするリスクがあることもあるのです。

赤ちゃんの生命へのリスクは比較的少ない

妊娠35週ごろの赤ちゃんは自分の力で肺呼吸ができるようになっていることが多いですから、この時期に生まれてしまったとしても助かる可能性は高くなります。この時期に生まれた赤ちゃんの95%は助かるようですよ。

ただし、正産期までは2週間ありますから、この時期に外の世界に出た赤ちゃんへのリスクがないとはいえません。まれに呼吸障害などの合併症や低出生体重児として生まれるリスクがあるといわれています。

そうならないためにも、できるだけ子宮内にいて成長することが大切であることに変わりはありません。お腹に張りを感じたらすぐに休む、性器から出血があったらすぐに受診するなど体調に注意して生活することが必要ですね。

ママは自責や不安からの産後うつに注意を

妊娠35週という正産期前に出産となった際に、赤ちゃんが小さかったり、NICUへ入院してしまったりしたら、ママは自分のせいだと自分を責めてしまうこともあるかもしれません。特に赤ちゃんが苦しそうにしていたら、自責の念にかられてしまうこともあるでしょう。

また、早く生んでしまったことで、赤ちゃんが健康に育ってくれるか不安になることもあるでしょう。ある程度赤ちゃんが大きくなるまでは心配事は尽きないでしょうから色々悩むママも少なくありません。

産後はママのホルモンバランスが大きく変動していますから、体も心も不安定な時期です。その上、早産となったことへの自責や不安が強いと産後うつになる可能性がありますので注意しましょう。早産になるのは誰のせいでもないのです。

まとめ

双子や三つ子を妊娠していたり、切迫早産やトラブルなどで妊娠35週でも出産になる可能性があります。正産期までは2週間ありますから、早産になるというわけです。

突然入院することや産気づいたときにすぐに入院できるように、妊娠35週までには入院グッズをまとめておきましょう。同時にママが入院しているときのパパの生活や緊急時にどうするのかの話をしておくと安心ですよ。

もし妊娠35週で出産となっても赤ちゃんへのリスクは低いですし、早産は誰の責任でもありませんから、ママは自分を責めすぎないでくださいね。
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