妊娠や出産費用がどれくらいか知ろう!かかるお金と貰えるお金を紹介
帝王切開は医療保険や生命保険の適応になる
帝王切開では給付金がもらえる
高額療養費制度とは、毎月1日~月末までの1カ月間の医療費が一定の水準を超えてしまったときにその超えている分の医療費が返ってくる仕組みです。収入によって自己負担限度額が違うので、チェックしてみるとよいですよ。
しかし、自然分娩と比べると入院期間が長いので、差額ベッド代や食事代などが高くなり出費が増えてしまうことも…。帝王切開での出産は決して安く済まないので、妊娠前に医療保険や生命保険に加入していると安心ですよ。
保険の契約内容で金額が違う
保険金の金額は、加入する保険の契約内容によってさまざまです。ですから、「帝王切開になるとどのくらいのお金が必要なのか」ということをしっかり調べて、どのくらいの契約内容にしたいのかじっくり考えることが大切ですよ。
毎月の保険料に+500円足すだけで、女性特有の病気や帝王切開になったときにも、保険金がきちんともらえるというプランに加入した先輩ママもいるそうですよ。
自分で申請しないともらえない
高額療養費の支給はそれぞれの家庭の収入によって変わってきます。支給額が決定されるまでには、3カ月くらいの期間がかかるといわれています。
また、加入している医療保険から保険料を受け取る場合は、医療機関でに診断書を作成してもらう必要があります。最近では、郵送ではなくネットで簡単に保険料を請求できるようになってきているところも多いので、事前に確認するようにしましょう。
子どもがいる世帯でもらえる児童手当
子ども1人に15,000円もらえる
児童手当は、子ども1人に対して0~3歳までは1カ月15,000円支給されるので、1年で18万円のお金がもらえます。3~15歳までは1カ月に10,000円なので、1年で12万円になります。合計すると約200万円のお金が支給されることになるので、そのまま貯金できれば子どもの学費にも活用できますよね。
また、子どもが3人目以降は、0~小学校卒業までは1カ月15,000円の支給額になります。中学校の3年間は1カ月10,000円になりますよ。
市町村や共済窓口での申請が必用
児童手当の申請は、出産した次の日~15日以内に申請するように期限が決められています。また、出生届をだした方でないと児童手当の申請はできないので、退院したあとはなるべく早く出生届けを提出し、児童手当の申請も一緒におこなうとスムーズに手続きが進みますよ。
里帰り出産するママのなかには、里帰り先で出生届を提出する場合もあるでしょう。里帰り先では出生届は提出できますが、児童手当は住んでいる役所などでしか申請が認められないので、児童手当の申請はパパにお願いするようにしましょう。
申請が遅れるとさかのぼってもらえない
また、毎年6月になると現況届というものが役所から郵便で送られてきます。現況届を期限までに提出しないと児童手当の支給がストップするので、必ず現況届は期限までに提出するように気をつけましょう。
「児童手当は、子どもが生まれたときに申請すればずっともらえる」というイメージが強いので、うっかり現況届を提出し忘れてしまうママも多いです。提出し忘れたことをあとから伝えても、遅れた分のお金はもらえないのできっちり申請することが大切ですよ。
また、出生届の提出が遅れてしまうと児童手当の申請はできないので、出生届などの提出期限も必ず守りましょう。
確定申告することで還付が受けられる
医療費控除っていったい何?
1年間にかかった医療費が一定額以上かかった場合に限り、支払った税金の一部が医療費控除として戻ってきます。しかし、医療費控除は自分で確定申告をしないと戻ってきません。
会社員だと確定申告をしたことがないという方も多いですよね。「やり方が分からないし、面倒くさい」と感じてしまいがちですが、確定申告すると税金が安くなる可能性が高いので、面倒でも申告することをおすすめします。