妊娠や出産費用がどれくらいか知ろう!かかるお金と貰えるお金を紹介
妊娠や出産に掛かる費用も医療費控除の対象
妊娠や出産にかかるお金は「妊娠は病気じゃないから医療費控除には該当しないのかな」と思うママも多いかもしれませんが、妊娠、出産にかかるお金も医療費控除の対象ですよ。妊婦健診や出産費用だけでなく、不妊治療や産後の入院費、産後の1カ月健診なども医療費控除の対象になります。
また、授乳していると乳腺がつまって乳腺炎になるママも多いですよね。治療目的としてする母乳マッサージも、医療費控除の対象になることがありますよ。
医療費控除の確定申告方法
平成29年の医療控除の確定申告から、医療費控除の明細書の提出があれば領収書は提出しなくてもよくなりました。医療費控除の明細書は、医療を受けた人の氏名や支払い先の名前(病院や薬局など)を自分で記入することができるものです。たとえ領収書の提出がいらなくても、最低5年間はとっておいたほうが安心ですよ。
最近では、明細書や確定申告書を簡単にパソコンで入力して作成できるようになっています。ですから、確定申告に慣れていないママでも楽に作成できて嬉しいですよね。
そのほかに自治体からもらえるもの
各市町村でもらえるものが違う
たとえば、北海道松前町では、1人目の赤ちゃんにはお祝い金が20万円、2人目は30万円、3人目以降は50万円のお金が支給されます。岡山県の高梁市では、3人目の子どもには50万円のお祝い金が支給され、4人目以降はなんと100万円のお金が支給されるのです。
宮崎県椎葉村でも、1人目の赤ちゃんには10万円、2人目は50万円、3人目以降は100万円のお祝い金がもらえます。住んでいる地域によってお祝い金の額は違ってきますが、お祝い金が0円の地域も全国にはたくさんありますので、少しでもお祝い金がもらえるのであれば嬉しいですよね。
結婚して引っ越しを考えている方は、お祝い金などの子育て支援が充実しているかなどについても調べておくとよいかもしれませんね。お祝い金が少しでもあれば、赤ちゃんの育児グッズなどの足しにもなりますし、将来のために貯蓄に回しておくこともできます。
自分で申請しないともらえない
このようなサービスを受けるためには、児童手当などと同じで、自分で申請しないとお祝い金やサービスを受けることができません。住んでいる地域のホームページを見ると、どのようなサービスを受けられるのかが詳しく載っていますので、妊娠中に調べておくようにしましょう。
サービスが活用できていなくても「申請し忘れてますよ」とはいってくれないところが多いので、自分でチェックするように心がけることが大切でしょう。高額のお祝い金がもらえる地域に住んでいるママは、申請し忘れてしまうとかなりの損をすることになりますよ。
役所に行けばどのようなサービスがあるのかを詳しく教えてくれるので、詳しく聞きたいママは直接役所に確認するとスムーズに申請が進みそうですね。
出産祝いやそのお返しの金額は?
親戚や友人からもらうことがある
「出産祝いはいくらくらいがいいの?」と悩む方も多いですよね。金額は決まりがあるわけではないので人によってそれぞれですが、親戚の場合は5,000円くらいが目安でしょう。友人の場合は、出産祝いを贈る友人とのお付き合いの深さによって金額を考えていくと、決めやすいかもしれませんね。
友人の場合は、何人かでお金をだしあってプレゼントするのもおすすめですよ。
お返しはもらった額の3割を目安に
両親や祖父母、上司などに、高額な出産祝いをもらうこともありますよね。高額な出産祝いをもらったときに、その金額の3割くらいのお返しをしてしまうと相手に失礼になることも…。内祝いを贈る相手の方との関係性や住んでいる地域によっても考え方が違うので、どのくらいのお返しをするのかよいか夫婦で話しあいましょう。
お返しに贈るものは、クッキーや焼き菓子、コーヒー、タオル、洗剤などが一般的です。贈る相手の家族構成や好みにあわせてお返しを考えると失敗しなくてよいですよね。
内祝いは生後2カ月頃まで
しかし、赤ちゃんとの生活でバタバタしているとあっという間に1カ月がすぎてしまいますよね。「生後1カ月までに内祝いを考えるのは難しい」というママは、赤ちゃんが生後2カ月くらいになるまでにお贈りするとよいですよ。
お贈りするときは、内祝いののし紙に赤ちゃんの名前を書いて贈るようにしましょう。お祝いをもらった感謝の気持ちを込めて、パパとママからのメッセージカードをつけるのもよいですよね。
出産してしばらくしてから、お祝いをいただくこともあるでしょう。そのようなときは、お祝いをもらってから1カ月以内を目安にお返しするとよいですよ。
まとめ
出産をするともらえるお金がありますが、申請しないともらえないものもあるので、育児で忙しいとは思いますが忘れずに申請しましょう。お金の心配が減ると、毎日の赤ちゃんとの生活もより楽しくなりそうですよね。