就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

妊娠や出産費用がどれくらいか知ろう!かかるお金と貰えるお金を紹介

妊娠や出産費用がどれくらいか知ろう!かかるお金と貰えるお金を紹介

直ぐに持ち出せるようにまとめておく

入院準備は妊娠35週頃までにするのがおすすめですが、準備したものはすぐに持ち出せるように、まとめておくと安心ですよ。ママだけではなく、パパやほかの家族が見ても分かりやすい所に、まとめておくことがポイントです。

お産はいつやってくるか分かりません。家にいるときだと自分で荷物を持って行けますが、外出先でそのまま病院に行かなければならない場合も考えられます。

入院用の荷物は、玄関先やリビングの分かりやすい所に、いつでも持ち出せるように置いておくとよいでしょう。入院準備品は色々ありますが、なるべく大きめのバッグに入れるなどして一つにまとめておくと分かりやすいですよね。母子手帳は肌身離さず、外出先にも持って行くようにしましょう。

入院や出産に必要なリスト

出産入院に必要なものはたくさんあるので、準備が大変ですよね。入院中に「買い忘れていた」と焦らないように、出産入院に必要なものをリストに書いておき、チェックするとよいでしょう。入院や出産に必要なリストをご紹介します。

・母子手帳
・印鑑
・健康保険証
・診察券
この四つは入院の手続きに必要なものです。忘れてはいけないので、母子手帳ケースにまとめて入れて常にママが持っておくようにしましょう。

・前開きパジャマ
・スリッパ
・産褥ショーツ
・夜用の生理用ナプキン
・授乳用ブラジャー
・母乳パッド
・骨盤ベルト
・お風呂セット(シャンプー、リンス、ボディソープなど)
・スキンケア用品
・ガーゼ
・おむつ、おしり拭き
・退院時のベビー服

入院や分娩費用は出産方法で変わってくる

平均費用は約49万円

出産入院や分娩にかかる費用は、出産をする産婦人科や病院によってもかかる費用に違いがありますが、都道府県によってもそれぞれ費用が違うことが分かりました。

たとえば、北海道では入院や分娩費用の平均が約427,000円ですが、東京都では、約586,000円と、かなり高額な費用がかかります。ほかにも、大阪府では約492,000円、沖縄県では約414,000円など、都道府県によって入院や分娩費用は大きく違うので、あらかじめ調べておくと安心ですね。

全国の入院や分娩費用を平均すると、約49万円という結果が出ました。出産したときに「こんなにお金がかかるの?」と焦らないように、どのくらいお金がかかるかを知っておく必要がありますよね。

自然分娩は全額自費負担

先ほどにもご紹介しましたが、妊婦健診は補助券を使わない限り全額自己負担ですよね。出産方法には自然分娩と帝王切開がありますが、自然分娩の場合は保険が適応されないので、分娩にかかる費用は全額自己負担になります。

自然分娩にかかる費用を平均すると、約15~25万円です。分娩費は、土日や夜間に出産すると、お金が少し高くなるようです。

分娩費用以外にも入院費、新生児管理保育料、食事代、検査費、処置料などを準備する必要があります。すべて合計すると、自然分娩で出産したママは、51万円くらいのお金がかかることになります。

ママや赤ちゃんの体調が安定せずに入院が長引いたり、検査をしたりするとその分費用がかかることも忘れてはいけませんね。

帝王切開は健康保険が適用

帝王切開で出産した場合、出産する病院や産婦人科、出産する地域、入院日数などによってもかかるお金が違いますが、約40~100万円の高額な費用がかかるといわれています。しかし、自然分娩とは違い帝王切開の場合は健康保険が一部適用されます。

帝王切開の手術や処置、投薬、検査などは健康保険が適用されるため、3割負担になります。新生児管理保育料や入院中の食事代、差額ベッド代は自然分娩と同じで10割負担です。すべてが健康保険の適用になるわけではありませんが、一部でも保険が適用されると有り難いですよね。

また、帝王切開は高額療養費の対象になります。所得に応じて支給される金額は違いますが、忘れずに申請をするようにしましょう。

出産一時金が保険組合からもらえる

一律に42万円が支給される

出産には高額な費用がかかるため、「妊娠したいけど、出産費用をだせるか不安」と妊娠を諦めてしまっている方もいますよね。先ほどにもご紹介したように自然分娩の場合は全額自己負担ですが、健康保険に加入していれば出産育児一時金が支給されます。

出産育児一時金は、妊娠4カ月(85日)以上で出産する方が対象です。流産や死産をしてしまった場合でも、この期間を経過していれば給付を受けることができます。

健康保険加入者と配偶者の健康保険の被保険者であれば、赤ちゃん1人につき42万円が出産育児一時金として支給されます。しかし、産科医療補償制度加算対象ではない産婦人科や病院で出産した場合は、40万4千円の支給になるので注意が必要ですよ。

自分で申請しないともらえない

出産には大きなお金がかかるので、ほとんどのママが出産育児一時金を利用していますよね。しかし、出産育児一時金は自分で申請しないともらうことができないので、注意が必要ですよ。出産一時金の申請には条件があり、健康保険に加入しているか、健康保険に加入している方の配偶者か扶養家族であることです。

先輩ママの話では、自分が妊娠するまでは出産に大きなお金がかかることや、出産一時金がもらえることも知らなかったそうです。友人から出産一時金の話を聞いて初めて制度を知り、申請ができたのでよかったと話してくれました。

産婦人科や病院では、出産一時金について説明がある所が多いですが、自分であらかじめ調べておくほうが安心ですよ。

直接支払制度と受取代理制度がある

先ほどにもご紹介したように、出産一時金は自分で申請しないと受け取ることができないお金です。出産一時金の受け取り方によって、申請の仕方が違う箇所があります。

出産育児一時金の受け取り方法は、直接支払制度と受取代理制度の二つがありますが、どちらにしても支給される金額など、制度の内容は同じです。

直接支払制度を利用する場合は、出産する産婦人科や病院で申請用紙を記入します。あとは、病院側で手続きを進めてくれるので手間が少なくて済みそうですね。

受取代理制度は、出産する産婦人科や病院で受取代理制度の申請書を作成してもらいます。その申請書を持って、被保険者(被扶養者)が自ら健康保険組合に提出します。
80 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ