妊娠や出産費用がどれくらいか知ろう!かかるお金と貰えるお金を紹介
妊娠すると「赤ちゃんに早く会いたいな」「無事に出産できるか不安」など、さまざまな気持ちになりますが、出産にかかるお金がどれくらいかかるのか不安になる方も多いですよね。ここでは、出産にかかるお金だけではなく、妊娠中にかかるお金や、出産準備の仕方などをご紹介します。
目次
- 妊娠中に受けることができる妊婦検診費用
- 基本的には自分で全額負担
- 自治体で受診兼や補助券が交付される
- ほかに必要な検査は自己負担
- マタニティ用品やベビー用品は事前に準備を
- 妊娠時期により必要なものが変わる
- ベビー用品はいつから必要?
- 大きいものは早めに準備を
- 入院するときに使う物は結構たくさんある
- 妊娠35週頃までに準備を済ませる
- 直ぐに持ち出せるようにまとめておく
- 入院や出産に必要なリスト
- 入院や分娩費用は出産方法で変わってくる
- 平均費用は約49万円
- 自然分娩は全額自費負担
- 帝王切開は健康保険が適用
- 出産一時金が保険組合からもらえる
- 一律に42万円が支給される
- 自分で申請しないともらえない
- 直接支払制度と受取代理制度がある
- 帝王切開は医療保険や生命保険の適応になる
- 帝王切開では給付金がもらえる
- 保険の契約内容で金額が違う
- 自分で申請しないともらえない
- 子どもがいる世帯でもらえる児童手当
- 子ども1人に15,000円もらえる
- 市町村や共済窓口での申請が必用
- 申請が遅れるとさかのぼってもらえない
- 確定申告することで還付が受けられる
- 医療費控除っていったい何?
- 妊娠や出産に掛かる費用も医療費控除の対象
- 医療費控除の確定申告方法
- そのほかに自治体からもらえるもの
- 各市町村でもらえるものが違う
- 自分で申請しないともらえない
- 出産祝いやそのお返しの金額は?
- 親戚や友人からもらうことがある
- お返しはもらった額の3割を目安に
- 内祝いは生後2カ月頃まで
- まとめ
妊娠中に受けることができる妊婦検診費用
基本的には自分で全額負担
妊婦健診の費用は「病院だからあんまりお金がかからない」と思っている方もいるかもしれません。しかし、妊婦健診は残念ながら全額自己負担なため、家計に負担がかかってしまうこともあるので注意が必要です。
かかる費用は通っている産婦人科や病院によって違いますが、平均すると約10万円の費用がかかるといわれています。妊娠中もお金がかかるということを忘れずに、妊娠前から貯蓄をしておくと安心ですね。
自治体で受診兼や補助券が交付される
妊娠すると母子手帳をもらいますよね。母子手帳は妊娠したと診断されてから役所に妊娠届を提出すると、自治体から交付されます。母子手帳をもらうときに一緒に交付されるのが、妊婦健診補助券です。
補助券は妊婦健診にかかる費用の一部を負担してくれるもので、補助券を使うと毎回の健診費用が無料~5,000円くらいで済むようになります。ただし、補助券を忘れると、その日の健診費用は全額自己負担になってしまいます。母子手帳と一緒に、毎回忘れずに持って行くようにしましょう。
ほかに必要な検査は自己負担
赤ちゃんを無事に出産するためには、ママが健康であることがとても大切なことですよね。妊娠中はママが何か病気にかかっていないか、血圧が高くないかなど、さまざまな検査をする必要があります。
検査によっても費用は違いますが、自己負担になると一回の検査で10,000円以上のお金がかかることもあります。ママが健康だと必要な検査の回数も少なくて済むので、妊娠中の食事などには気をつけるようにしましょう。
マタニティ用品やベビー用品は事前に準備を
妊娠時期により必要なものが変わる
妊娠初期の頃はまだ体型変化も少ないので、妊娠前から着ている下着や服が着られる時期ですよね。しかし、体の締め付けが強い下着や服は、妊娠中に着用するのはおすすめしません。
お腹周りをあまり圧迫しない、少しゆるめの下着や服を着るように心がけましょう。特に、つわりがある時期はゆったりしたものを着たほうが、体が楽になりますよ。
マタニティ専用下着や、ユニクロなどで売られているインナーキャミソールも、締め付けが少ないのでおすすめです。
ベビー用品はいつから必要?
妊娠初期は、つわりがあったり体調が安定しなかったりすることがあります。妊娠後期も、お腹が大きくなって動きづらくなるママもいますよね。ベビー用品は、体調が安定しやすい妊娠中期に購入するのがおすすめですよ。
ベビー用品はすべて一からそろえていくと、10万円くらいのお金がかかることもあります。あらかじめ何が必要かしっかり把握して、時間に余裕をもってベビー用品を選ぶとよいですよ。
大きいものは早めに準備を
早めに準備するとよいものが、ベビーベッド、チャイルドシート、ベビーカーです。この三つは、種類がたくさんあるだけではなく費用も高額になるものなので、じっくり検討してから購入しましょう。
ベビーベッドは使用する期間が短いので、購入を考えているママは、あわせて収納場所も考えておくと安心ですよ。コンパクトに折り畳めるものもありますし、購入せずにレンタルもできます。
赤ちゃんを車に乗せる場合は、必ずチャイルドシートに乗せることが法律で決められています。車移動の方は早めに購入しておきましょう。
入院するときに使う物は結構たくさんある
妊娠35週頃までに準備を済ませる
友人ママの話では、妊娠35週をすぎた頃に急に陣痛がきたそうです。すぐに病院に行くと、お産の進みが早かったので、そのまま入院することになったそうです。臨月までに入院準備を終わらせていてよかったと話してくれました。
出産はいつ何が起こるか誰にも分からないので、体調が比較的安定している妊娠35週頃までに、入院準備をしておくと安心ですね。入院に必要なものは意外とたくさんあるので、準備し忘れがないか注意しましょう。