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新生児はなぜよだれが多い?知っておきたいよだれの対処法や注意点

新生児はなぜよだれが多い?知っておきたいよだれの対処法や注意点

よだれが多い子少ない子の違い

よだれが多い子の特徴

同じ月齢の赤ちゃんを見ていると、よだれが多くて何度もスタイを代えている子もいれば、スタイを使う機会がないくらいよだれが少ない子もいます。その違いはどこからくるのでしょうか。

よだれが多く垂れる子は、鼻詰まりをしやすく、口で呼吸をすることが多いといわれています。口呼吸をして、口があいている時間が長くなりますから、よだれが垂れるのが多いのでしょう。

ほかにも、活動的でよく動く子は、口を開ける機会が増えますので、よだれが多くなる傾向があるそうです。男の子の方が活動的な子も多いので、男の子の方がよだれが多いといわれるのでしょう。

よだれが多い子は、口の周りが荒れやすく、口の中の唾液の循環がよくなってむし歯が少ないともいわれています。

よだれが少ない子の特徴

よだれが少ない子は、口を閉じて鼻呼吸をしている子が多いといわれています。よだれを飲み込むのに口を閉じることが必要ですから、口の周りの筋肉が発達している子ともいえるかもしれません。

よだれの多い子や少ない子に性別が関係あるという科学的根拠はないといわれていますが、女の子の方が活動量が少ない子が多く、口をあけている機会も少ないため、よだれが少ない子が多いといわれています。よだれの量には、呼吸の仕方と活動量が関係しているようです。

「よだれが多い方がよい」「よだれが少ない方がよい」など、どちらかがよくて、どちらかがわるいということはありません。子どもの特徴がどうなのかを知ることが大切なことでしょう。

よだれが多いと虫歯になりにくい?

よだれが多いということは、唾液の分泌量が多いということでもあります。唾液は口の中の雑菌を洗い流してくれ、常に口の中を湿らせてくれる働きがあります。

唾液が口の中を殺菌してくれるのですから、唾液が多いと虫歯になりにくいといわれているのです。赤ちゃんも大人も同じで、唾液が多いことで、虫歯になりにくく、歯を丈夫にしてくれるのです。

唾液が多いから虫歯になりにくいと思って、歯みがきをきちんとしないと虫歯になりやすくなりますので、歯が生えてきたらよだれに関係なく歯みがきをしましょう。赤ちゃんや幼児の頃の虫歯は、食事内容はもちろんですが、歯の磨き方も影響しますので、ママの責任として歯みがきはきちんとしたいものです。

突然よだれが増えたり減ったときは注意

よだれが増えたら口内炎などの可能性

よだれが多い子と少ない子のどちらがよいということはありませんが、通常のよだれの量と違い、よだれの量が急に増えたら注意が必要です。

急によだれが増えたと感じたら、赤ちゃんの口の中を見てみてください。口の中に何かできていませんか?口の中に白っぽいピンクの水ぶくれができていたら、それは口内炎です。

口内炎は口の中で起きている炎症ですから、炎症を抑えようとして唾液の分泌量が増えるのです。口内炎は痛みや不快感を伴うことが多いので、赤ちゃんが不機嫌になったり、ミルクやおっぱい、離乳食を嫌がったりすることがあります。

発熱も一緒にした場合は、ほかの病気にかかっている可能性もでてきます。早めに病院にいって診てもらいましょう。

においや粘りがある場合は体力低下のサイン

赤ちゃんのよだれを拭いていたら、少しネバネバしてにおいが気になるということはありませんか?サラサラしているよだれならよいのですが、ネバネバしているよだれは、よだれの分泌量が減っている可能性があります。

唾液が減ることで雑菌が繁殖し、粘りとにおいを発生させています。唾液の分泌量が減っているのは、体力が低下しているサインかもしれませんので、赤ちゃんがしんどそうにしているか見守っていてあげてくださいね。

唾液の分泌量はすぐに戻ることはありませんから、口の中を潤すために水分をとるようにしましょう。粘りや匂いはましになりますよ。

赤ちゃんは話せない分、色々なサインをだしますが、よだれからも赤ちゃんの体調を知ることができるのですね。

泡のようなよだれやよだれでむせても大丈夫

赤ちゃんの口から泡のようなよだれを出しているのを見たことがありませんか。泡が出るなんて病気なのかと心配になるかもしれませんが、心配しないで大丈夫です。

赤ちゃんの口の周りの筋肉は、生まれたときはまだ未発達です。未発達の状態でブーブーと口を動かしているうちによだれが泡になってしまうのです。

よだれだけでなく、おっぱいやミルクを飲んでも泡を作っているかもしれません。赤ちゃんにとっては、口を動かして遊んでいるだけなのでしょう。

また、咳をした瞬間に気管支によだれが入ってむせてしまうこともあります。これは、一時的なことですので、大丈夫です。大人でも、飲み物を飲んでいてむせてしまうことがありますよね。

まとめ

赤ちゃんのよだれは、口の周りの筋肉がまだ未発達で、口を閉じて唾液を飲み込むことができず垂れてくるのですね。3カ月頃からよだれが増え、5~6カ月になると歯が生えることや、離乳食を食べることで刺激されて、さらによだれが増えるようです。

よだれが多い子には、よだれかけをしたり、適時ガーゼで拭いて、口の周りがかぶれないように適した対処法をしましょう。いつもと違うよだれにも注意が必要ですね。

よだれの量には個人差がありますので、子どものよだれの特徴を知って、適した対処ができるようにしたいものです。
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