出産内祝いに添えるメッセージ!贈り先別のマナーと文例や注意点
赤ちゃんが生まれると、親しい人からお祝いをいただくこともありますね。出産内祝いで感謝の気持ちを伝えたいと思っても、どんなメッセージを添えればよいか迷ってしまうことも多いでしょう。この記事では、出産内祝いにメッセージを添えるときのポイントや注意点、相手別の文例集を紹介します。
出産内祝いにお礼のメッセージを添えよう
ショッピングサイトで選ぶのもあり
出産内祝いを扱っているショッピングサイトなら、内祝いの贈り物にぴったりのかわいいメッセージカードを同封してもらうことができます。ネット注文なら、育児のあいまに品物を選べるので便利ですね。
「内祝い、ギフト」で検索をすると大手のサイトがヒットします。メッセージカードがついたギフトがあり、赤ちゃんの写真やお礼のメッセージをいれることができます。そのほか、有名デパートのショッピングサイトは高級感や安心感があるため大切な人への贈り物におすすめです。
目上の人には「お礼状」を書こう
そもそも出産内祝いはお祝いをもらったかどうかにかかわらず、赤ちゃんが生まれた報告として贈るものです。そのため目上の人からお祝いをいただいたら、3日以内を目安にお礼状を出し、改めて出産内祝いを贈るほうがよいでしょう。
お礼状は、赤ちゃんをイメージさせるような優しい色合いの便箋と封筒に手書きのメッセージが好ましいのですが、どうしても長い文章が苦手だという人は、かわいい絵柄のはがきにお礼のメッセージを書いて送るのも一つの方法です。
メッセージにいれたい内容とは?
・出産祝いとしていただいた贈り物へのお礼や感謝の気持ち
・赤ちゃんが生まれた日や名前を書き、名づけた由来や性別
・赤ちゃんが生まれたときのエピソードや産後の生活の様子
・これからも変わらないおつきあいをお願いする言葉や相手を気づかう内容
赤ちゃんが生まれた日や名前、由来などは、赤ちゃんの顔と名前を覚えてもらうために、赤ちゃんの写真近くに記載するのもよいですね。マナーを守りながら失礼がないような文章を考えましょう。
確認しておこう!お礼状の基本マナー
お礼状に使う便箋と封筒のマナー
目上の人に送るなどかしこまった手紙を出す場合、白の和封筒、便せんに縦書きにするのがマナーとなります。また、メッセージが便せん一枚におさまるときでも、相手への敬意をこめて白い便せんをもう一枚重ねて封入するという日本の文化もあります。このとき、無理に二枚目に日づけや署名などの後づけだけを書くのもマナー違反なので注意しましょう。
これは弔事など縁起の悪いといわれる手紙が一枚で送られてくることに由来しているので、普通に書いて二枚以上になった場合はそのままで大丈夫です。
書き損じは書き直すのがベター
それでも、字を間違えたり文がおかしくなってしまったりすることがありますよね。そうならないためにも、頭の中で文章をじっくり組み立てながら書く、別の紙に下書きをすることが大事ですが、本番で間違えてしまったときはどうすればよいのでしょうか。
書き損じを修正するための修正液や修正テープを使うこともできますが、やはりそれでなかったことにできるわけではありません。見栄えを考えると、あきらめて書き直すのがよい選択ではないでしょうか。
親しい間柄ならともかく、目上の人に出す場合は書き直しをしましょう。
相手との関係性に合わせたお礼状を
いつも敬語で話すような人には和封筒、白い便せん縦書きで、それ以外の友だちならカラーや柄つきの洋封筒に横書きでも構いません。かわいいイラストの入ったレターセットを使ってもよいのです。
もちろん、ママが「ここはしっかり大人の対応をしたい」というなら、誰に対しても最上級の礼を尽くしたお礼状をしたためて問題ありません。普段のカジュアルなママを知る相手も、ママを見直すかもしれませんね。
親になったという自覚をこめて、お礼状を選び、書いてみましょう。
出産内祝いのメッセージの文例集
友人や同僚、後輩に贈る場合の文例
とっても素敵なお祝いをありがとう!
はじめての子育てに奮闘していますが、楽しく元気に過ごしています。
ささやかながら内祝いを贈りましたので、受け取ってくださいね。
近くに来たときは、ぜひ遊びに来てください!
これからも家族3人をよろしくお願いします。
同僚へのメッセージなら、「仕事ではいつも助けてもらって感謝しています!」など職場でお世話になっているお礼や感謝の気持ちもいれるのもよいでしょう。
職場や目上の人へ贈る場合の文例
この度は、ご丁寧に出産のお祝いをいただきましてありがとうございました。
おかげさまで母子ともに健康で、毎日にぎやかに過ごしております。
育児は不慣れなことも多く、戸惑うことが多くありますので
今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。
気持ちばかりの内祝いをお送りいたしますので、どうかご笑納ください。
マナーを守って産後の様子を伝え、目上の人に敬意をはらう文章になるよう心がけましょう。
親戚へ贈る場合の文例
この度は、素敵なお祝いをいただきありがとうございました。
ちょうど購入する予定だったので、とてもうれしく早速使わせていただいています。
おかげさまで母子ともに順調で、家族3人元気に楽しく過ごしております。
はじめての子育てのために、わからないことも多いのですが、
夫婦で力を合わせてがんばっています。
近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。お待ちしています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。