赤ちゃんの転倒防止対策。赤ちゃんの危険を減らすためにできること
寝てばかりいた赤ちゃんが寝がえりをして、お座りをして、立てるようになって…。できることが増えるとママもうれしいですね。その一方で、赤ちゃんが落ちないか、転ばないかなど心配なことも増えてしまいます。赤ちゃんが転んでけがをしないように、危険を減らすためにできることをまとめました。
赤ちゃんにとって家の中は危険がいっぱい
赤ちゃんが転びやすい理由
そのため、体の重心が不安定になり、転びやすくなってしまいます。さらに、土台になる足のサイズが小さいのですから、より不安定になるのですね。
体の筋力も養われていませんから、バランスをとりにくく、バランスを崩しても持ち直す筋力もついていないため、すぐに転んでしまうわけです。赤ちゃんは転びながらもバランス感覚を養って、全身の筋力をつけていくのですから、転びやすいのも当然なのかもしれませんね。
安全な部屋作りをしましょう
部屋の床にはできるだけ物は置かず、きれいに整頓しておきましょう。滑りやすいマットやつまづきやすいおもちゃなども床にあると危険です。
角がある机やローボードには四隅にコーナークッションをつけ、角ばっているところにはコーナーガードをつけるなどして、ぶつけたときにケガをしないようにしておきましょう。
ソファもできるだけ低い物にしたり、赤ちゃんが登れそうなものは置いておかない方がよいですね。ママの配慮が赤ちゃんを危険から守ってくれますよ。
転倒や転落した場合の対処方法
まずは、赤ちゃんの様子をしっかりとみてください。大泣きして、たんこぶができたり、打ち身ができても、しばらくしたら泣き止み、その後食欲があれば大丈夫でしょう。
2~3日はいつもと変わった様子がないかをみる必要がありますが、変った様子がなければ心配いらないでしょう。数日後にどこかおかしな言動があれば、病院にいってみてもらいましょう。
転倒や転落した際に、かなり出血していたり、吐いたり、意識障害が出れば、病院に行く必要があります。すぐにみてもらいましょう。
寝返り、お座りができた時の転倒防止策
寝返りが始まったら?
ですから、寝返りをする前から転倒・転落防止の対策はしておいた方がよいでしょう。まず、実際の転落事故で多いのが、ソファや柵のないベットからの転落です。
ママは「ちょっと」のつもりでも、その一瞬で赤ちゃんが動く可能性がありますから、ソファや柵のないベットには赤ちゃんを寝かせないようにしましょう。
ベビーベットも赤ちゃんを寝かせて、おむつを取るため一瞬目を離したすきに寝返りして落ちることもありますので、必ず柵をしましょう。ママのベットにもつけられる柵が売っていますので、つけておくと安心です。
お座りができたらヘルメット型クッション
お座りしてご機嫌よく遊んでいたと思ったら、後ろに倒れて「え~ん」と泣かれた経験はありませんか。そんなときのことを考えて、後ろに倒れても頭を守ってくれるヘルメット型クッションはいかがでしょうか。赤ちゃんがかぶるのを嫌がらなかったら、かぶってもらうと安心です。
かぶり物を嫌がる子もいますので、そんなときはジョイントマットなどを敷いたうえに座らせて、転んでも痛くないようにする方法もありますね。頭を守ることが大切ですので、心配なママはどちらか試してみてはいかがでしょうか。
つかまり立ちはリュック型クッション
つかまり立ちは、つかまることでバランスをとっていますが、赤ちゃんはほかに興味があったら、すぐにそちらに夢中になって、つかまっている手を離してしまうこともあります。そんなときにバランスを崩して転んでしまうのです。
そんなときには、赤ちゃんにリュックのように背負ってもらうクッションがあります。軽くて赤ちゃんも背負いやすく、転んだときに頭を保護してくれるので安心です。ミツバチや天使の形をした可愛いものもありますので、遊び感覚で背負えますよ。
おすすめ転倒防止グッズまとめ
赤ちゃん本舗のおすすめグッズ
赤ちゃん本舗にも転倒防止グッズは売られています。テーブルの角につけるコーナークッションは、白、透明、茶と色々な色がありますので、自宅のテーブルの色に合わせて目立たないようにつけることもできます。コーナーガードも同じように色々な色がありますので、合わせて購入してもよいかもしれませんね。
また、リュック型クッションも亀、パンダ、犬などがありますので、好きなものを選べるのが嬉しいですね。ネットでも買えますが、店舗に行って実際にみて買う方が、それぞれの商品の特徴が分かりやすいかもしれません。