模様替えは出産前に!赤ちゃんと過ごしやすい部屋作りの準備の仕方
赤ちゃんが生まれる前に、部屋の模様替えをして育児スペースを作りましょう!妊娠中は赤ちゃんと過ごすイメージがわかない、どんな部屋が過ごしやすいかわからないというママのために、出産前に模様替えをしたほうがよい理由や、快適な部屋づくりのポイントなどについてお話します。
模様替えを出産前にやるべき理由は?
赤ちゃんがいると作業がしにくい
赤ちゃんが生まれたあとでも、部屋の掃除ができるのでは?と思ってしまいますが、部屋を掃除や模様替えをすると、ほこりが舞ったり、家具の移動に大きな音がしたりするので赤ちゃんのストレスになることがあるのです。また、赤ちゃんが成長すると動きが活発になって、家具の移動中にぶつかる危険もあり、模様替えの作業がむずかしくなってしまいます。
妊娠中はお腹が大きく作業しづらいかもしれませんが、まだママ1人の都合で片づけの時間を決めることができます。そのため、模様替えは出産前がスムーズなのです。
妊娠中ならパパとゆっくり話し合う時間を持つこともできます。どんなレイアウトが赤ちゃんと快適に過ごせそうかなど、これから始まる赤ちゃんとの生活をイメージし、ワクワクする気持ちをお互いに伝えあうのも妊娠中の楽しい思い出になりそうですね。
出産後はママの体調が心配
しかし、出産は女性にとって一世一代の大仕事です。たとえ安産で痛みが少なかった場合でも、ママの体には大きな負担がかかっているので、ママの体が回復して、もとの生活ができるまでには最低でも1カ月はかかるようです。そのため、産後1カ月は安静にしておいたほうがよいといわれています。
出産で開いた骨盤は少しずつもとに戻ろうとしますが、重いものを持つなど体に負担がかかると回復が遅くなるだけでなく、骨盤が開いたままや歪んでしまうこともあります。模様替えで家具を運んだり長時間作業をしたりすると、すぐに体調の変化は感じられなくても、年をとってから腰痛に悩まされることもあるので控えたほうがよいでしょう。
また、産後は2~3時間おきの授乳やおむつ替えで睡眠不足になりがちです。ママに時間があれば、少しでも身体を休めたいものです。赤ちゃんのお世話をしながら部屋の模様替えをするのは、時間的にも難しいといえそうです。
模様替えをする前に準備するべきことは?
赤ちゃんとどう過ごしたいかを考える
日中のママは、掃除に洗濯、食事づくりなど赤ちゃんのお世話以外にもたくさんの用事がありますね。そのため、育児スペースは家事をしながら赤ちゃんを見守れる場所を選ぶことがポイントです。
リビングや、キッチンに近い場所など常にママの目が届く場所なら、赤ちゃんがぐずったときでも、すぐに抱っこすることができるでしょう。また、赤ちゃんの様子がいつもと違うときは、近くにいるとその変化にも気づきやすくなるので安心ですね。
家庭によって生活スタイルも違ってきますね。パパの帰りが遅く、帰宅後にリビングでテレビを見たい場合は、昼と夜で赤ちゃんの寝る場所を変えるのも方法です。昼はママが見守りやすいリビングに赤ちゃんのお昼寝スペースを作り、夜はテレビの音が届かない寝室で赤ちゃんを寝かせるようにしてもよいですね。
赤ちゃんグッズで必要なものをリストアップ
前にもお話しましたが、生まれたばかりの赤ちゃんは寝て過ごすことが多いため、まずはベビーベッドなどの寝具を準備しましょう。おしっこでシーツに漏れてしまうこともあるので、防水シーツがあれば便利です。
衣類や小物を収納できる場所も確保しましょう。チェストの引き出しを使うか、カラーボックスやカゴをおしゃれにアレンジするのもよいですね。紙おむつは、ストックがあると慌てることがなく安心ですね。箱買いをすると場所をとるため広い収納場所を作っておきましょう。
授乳に必要なものの置場も作りたいですね。キッチンに哺乳瓶を洗ってふせておく場所があれば作業がスムーズです。
マザーズバッグや抱っこひもは種類も多いため、妊娠中にゆっくり考えて購入したいですね。おでかけグッズの場所も準備しておきましょう。