毎日の双子の授乳は大変すぎる!効率よく楽に授乳する方法
見ているだけならかわいい双子も、子育てとなると毎日がてんやわんや。とくに毎日の授乳は試行錯誤の連続です。先輩ママはどうやって双子授乳を乗りこえたのでしょうか。これから双子を迎えるママも、今まさに双子の授乳に悩んでいるママも必見の、基本の授乳方法と効率がよくなるテクニックをまとめてご紹介します。
双子の授乳方法をそれぞれ確認しよう!
母乳の場合の授乳方法
まず、首がすわる前は授乳クッションなどを使って赤ちゃんの身体を支えてあげることが必要です。そのうえで、身体を脇にはさむフットボール抱きが一番安定します。
1人ずつ乳首をくわえさせたら頭を支えてあげるだけでOK。前かがみになり過ぎないように姿勢を調整しましょう。
首がすわってきたら、ママの太ももの上にそれぞれ座らせて縦抱きにしたり、エクササイズもかねて双子を寝かせた状態でママが腕立ての姿勢であげたりすることもできます。双子が成長してきたら、ママが寝転んでかぶさるように飲んでもらうなんてアイデアも!
ミルクの場合の授乳方法
ここではいったん抱くのはあきらめて、双子を寝かせた状態で両手で哺乳瓶を持ちながら飲ませてみましょう。吐き戻し対策として、頭が高くなるように傾斜をつけてあげるのも忘れずに。
ママがあぐらをかいて、それぞれの足に赤ちゃんを寝そべらせると、頭も高くなり身体も安定するのでおすすめ。また、ハイローチェアやバウンサーがあると寝かせたまま授乳ができて便利です。
思いきって双子用のベビーカーを使ってみてもよいかもしれません。
混合の場合の授乳方法
この場合、少なくとも母乳の赤ちゃんはママが抱いてあげることが必要になりますので、ミルクの赤ちゃんは寝かせたまま授乳ができるように工夫しましょう。
バウンサーや授乳クッションに寝かせれば、哺乳瓶を持つだけでミルクの子はOK。とっさのときにママの片手が使えるように、母乳の子はそのまま抱くのではなく、抱っこひもやスリングなどを使って補助をしておくと安心です。
安全確保は必要ですが、こうすることで1人はハンズフリーで母乳があげられるので覚えておきましょう。
双子の授乳のときに感じる大変なこと
1人が授乳中に待っているもう1人が大泣き
泣き続けている子には「ちょっとまってね」などの優しい言葉をかけて、授乳中の子にたっぷりと飲んでもらうというのが理想の形ですが、そこまで毎回心の余裕を持つというのは難しいものです。
「早く飲んでよ!」と授乳中の子にまでプレッシャーを与えてしまっては、みんながかわいそうな状況になってしまいます。お昼寝から目覚めた順番で授乳をしよう、機嫌が悪くなった方から授乳しようと思っていると陥りがちな失敗なので、まずはその考え方を変えてみることがポイントです。
双子どちらにもバランスのいい混合授乳
片方を抱っこして母乳をあげ、もう1人に哺乳瓶でミルクの混合授乳は双子もそれぞれ満足でき、ママの体にも負担の低い方法です。
しかし、先に泣いた方に哺乳瓶を持たせ、もう1人を母乳で(またはその逆)、などとしていると、いつも先に泣く子は抱っこで授乳の経験が少ないということになってしまいます。飲む量などをまったく平等にする必要はありませんが、どちらかがミルクばかりにならないよう、気をつけてくださいね。
夜間の授乳は心身ともに疲れる
夜中の授乳は、起き上がりミルクを作ってあげるだけでも小一時間はかかるので、寝不足に拍車がかかり心身ともに疲労が蓄積しやすくなります。そのため、夜中だけは添い乳姿勢の母乳で乗り切るというママも多いのが現状です。
双子の場合、母乳だけで足りるかと不安にもなりますが、夜中の授乳は母乳の生成を促すのでぜひとも行ってほしいことの一つです。ママが双子にはさまれる形で真ん中に寝ると、寝返りをうつだけで双子それぞれに添い乳ができるのでおすすめです。