子育て世帯の住まい探し。ベストな家のスペックと環境をご紹介
子育て世代が住まい探しをするとき、夫婦だけのときとは異なった視点で探すことが必要になってきます。そこで子育てする上でベストな住まいの環境や賃貸の場合の住まい選びのポイント、購入の場合の住まい選びのポイントなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
子育てする上でベストな環境3選
学齢期に小中学校が近いと安心
しかし小学校に入り、学齢期に入ると子どもは自宅から学校まで親のつき添いなしで1人で通うことになります。そのため、新しい住まいを探す場合は、子どもが学校まで安全に1人で通学できるかどうかを子どもの目線になってチェックすることが大切です。
車の多い道を通らないかという交通面での安全はもちろんのこと、不審者が出そうな路地はないかなどもチェックするようにしましょう。近くの小学校や中学校の評判も確認するようにしたいですね。
駅近物件は子どもの進学にも売却にも有利
しかし一つはっきりといえるのは、駅近物件は子どもの進学にも売却にも有利だということです。駅から徒歩圏の物件なら、子どもが電車を使って学校に通うときも通学時間が短縮できるので便利ですね。
気軽に電車に乗れるということにより、学校の選択肢も広がりますよ。また、駅近物件を購入した場合、その便利さから比較的簡単に売却することができるので、引っ越しを考えたときの処分にもこまりません。
自治体が子育て世帯を優遇していると尚よし
・保育園に子どもを預けたい場合、認可園に希望した子どもが全員入園できているか。入れない場合でも、認可外保育園などに入ることが可能か。
・ママが必要なとき、ファミリーサポートセンターを利用することができるのか。登録している人員数など、どの程度充実しているのか。
・補助金や助成金などの金銭的サポートはあるか。子育て世帯が賃貸物件に住む場合、家賃補助金がでるか。
どんな制度があるのか、各自治体のサイトなどでチェックしてくださいね。
子育て世帯の賃貸住まい選びのポイント
そのときどきで環境のよい場所を選ぶ
さらに将来的に習い事をさせたい場合、近くに教室や塾などがあるかも重要です。このように環境を選ぶとき、今必要なものだけを重視するのではなく、数年先のことまで考えるとよいでしょう。
特に住まいの購入を考えている場合、賃貸に比べ気軽に引っ越しをすることが難しいため、パパとしっかり相談して検討するようにしたいですね。
騒音対策しやすい部屋選びが必須
子どもの泣き声や騒ぐ声は壁を通り抜け、隣人に迷惑をかけてしまう可能性もあります。できるだけ壁が厚い建物だと音が通りにくく安心です。さらに壁に防音シートと吸音シートを貼りつけるとよいでしょう。
角部屋なら、隣人と接する壁面積も少なく、騒音で迷惑をかける心配も少なくて済みます。このように、子どもが小さいうちは1階の角部屋を選ぶのも有効的です。
できれば2DK以上の間取りがベスト
住まいを選ぶときは、できれば2DK以上の間取りがベストです。2DKなら、部屋が2部屋あるので、家族の寝室と子どものプレイルームというように分けることができます。プレイルームは子どもの成長とともに子ども部屋にすることもできます。
2LDKなら、リビングがあるのでハイハイ期の子どもでも動き回ってのびのびと自由に遊ぶことができます。大きくなるまでは、子ども部屋を作らずにリビングの一角にプレイスペースをもうけるとママの目も届きやすく安心です。
子育て世帯の住まい購入のポイント
長い目で見た環境選びが重要
その住まいに何年ぐらい住む予定なのか、子どもが増えてもスペースに十分なゆとりがあるか、子どもが成長して独立した後も夫婦2人で住む意思があるのかなども重要なポイントです。それに応じて周辺に必要な環境が揃っているのかもしっかりと検討したいですね。
中学校や高校生になると放課後、子どもを塾に通わせたいと思うママも多いと思いますが、そういった施設までアクセスしやすい場所であるかも考えてみましょう。学区内にある中学校や高校の教育方針や評判も調べておきたいですね。