子育て移住支援が充実している自治体は?海外移住も視野に
子どもが産まれ「もっとよい環境で子育てがしたい」と考え、移住を考える人も多いようです。ここでは、子育てや移住のための支援が充実している自治体を調べる方法や、オススメの国内、海外の移住先などを紹介しています。移住を成功させるためのポイントをおさえ、移住先で楽しく暮らしましょう。
子育て世代が移住する理由は?目的を考える
どこで暮らしたい?都会か地方か
【都会】
メリット
・買い物、幼稚園、習い事、病院、美術館やコンサート、レストランなどの施設が充実し、選択肢も広い
・日用品が安く買える
デメリット
・満員電車や行楽地など、人口が多いため混雑する
・自然との触れ合いが少なくなる
【地方】
メリット
・自然の中でのびのびと暮らせる
・家賃が安くなる
デメリット
・車がないと不便になる
・住む地域によっては消防団などに入ることを求められるなど、ご近所付き合いが面倒になる
子育て支援の充実度を比較しよう
子どもが少ない自治体では、子育て世代の移住、定住化を促進するために子育て支援制度が充実している所が多いようです。
例えば子どもの医療費を助成する制度では、窓口負担が18歳まで無料という自治体や、2人目以降、おむつやおしりふきなどを1年間支給してくれる自治体、給食がタダという自治体、赤ちゃんが産まれるとお祝い金をくれる自治体など色々あるようです。
子育て世代が転入する場合、住宅の購入や、リフォーム代金などに補助金が出ることもあります。
移住サポートのある自治体をチェック
全国の自治体の、住まい、子育て、仕事、福祉、移住体験など、どのような支援があるのか具体的に紹介されています。「知らないと損する全国自治体支援制度」というページには9,960件もの全国の支援制度がまとめられ、一覧できるようになっています。
ただし、自治体の支援制度も変更されることがあります。気になる制度があった場合は、移住を決断する前に直接自治体に問い合わせておいたほうがよいでしょう。
東京にある「ふるさと回帰支援センター」では相談会も実施されており、ホームページで移住サポートの情報を得ることもできます。
ゆったり暮らせる国内で人気の移住先
豊富な移住サポートあり!長野県
長野県は移住者が多いことから、地域住民の方々も移住者に対して慣れている方が多いことや、豊富な移住サポートがあることも長野県が人気のある理由でしょう。住宅の新築、リフォームなどに補助金が出たり、幼稚園の入園料、保育料に対する補助金がでたり、高校生まで医療費の自己負担額が月に500円までの自治体などがあります。
長野県の移住ポータルサイト「楽園信州」では、長野県内77の市町村すべての支援制度がまとめられたページがあるので、興味のある方は見てみてくださいね。
富士山の麓で子育て!静岡県
東京までのアクセスもよく、熱海から東京まで新幹線で約40分、特急電車で約1時間40分と、首都圏への通勤も不可能ではありません。
山あり、海あり、気候のよい静岡県で子育てを楽しみたいという人も多いようです。静岡県は子育て支援制度も充実しています。市町村によって若干の差がありますが、子どもにかかる医療費は中学校や高校まで無料という自治体が多いです。そのほか、休日保育をおこなっている自治体や、実家に戻れなくても産後ケアを手厚くおこなってくれる自治体、お試し移住体験ができる自治体などがあります。
詳しくは静岡県の公式移住・定住サイト「ゆとりすと静岡」を見てみてくださいね。
自然災害が少なく大注目!岡山県
ほとんどの自治体で15歳まで子どもの医療費が無料だったり、起業するための補助金を出してくれたりするようです。また移住前にお試し住宅を貸し出してくれる自治体も多く、岡山市では最長6カ月も家賃補助をおこなってくれるので、ゆっくりと住む場所を見つけることができるでしょう。
詳しくは岡山県移住ポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」をみてくださいね。また、移住の相談窓口が東京や大阪にもあるので、お近くにお住まいの方は行ってみるとよいかもしれません。
国際感覚が身につく人気の海外移住先
進歩するアジアのダイナミズム!マレーシア
まずはビザの取得が容易なことです。マレーシアでは最長10年の長期滞在ビザを取得することができ、10年以降も更新することができます。物価も安く、日本の約3分の1くらいといわれています。また、東南アジアの国々の中でマレーシアは治安がよいことでも知られ、医療環境が整っていることも人気の理由です。
マレーシアでは海外の有名大学の誘致が盛んに行われています。韓国では、教育のためにママと子どもだけがマレーシアに渡るという人が増えているようです。