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アメリカで子どもを育てる。国籍と永住権から生活や教育の違い

アメリカで子どもを育てる。国籍と永住権から生活や教育の違い

アメリカ駐在や国際結婚などでアメリカで出産をすることがあるかもしれません。日本とは違う出産のシステムや、出産後の子どもの国籍や親のビザステータス。気になることがたくさんです。様々な方面からアメリカでの出産、子育てについて知っておきたいことをご紹介します。

アメリカで出産する前にやっておくべきこと

出産する州の出産施設の予約方法は?

ほとんどの保険は出産前に出産施設への予約が義務付けられています。出産施設側も病院へきてから慌てて手続きをする必要のないように、予定日数カ月前には予約をしておくことを推奨しています。

予約方法は出産施設のHPのpre-registration formに必要な情報を入力します。予約が終わるとその施設での母親学級や産科病棟の見学ツアーなどに参加できるところがあるので、ぜひ確認してみてください。

出産施設は自分で選ぶのではなく、出産に立ち会う産婦人科医院が契約している出産施設になります。妊娠から出産、出産後の健診は産婦人科医院、出産は出産施設で行います。

出産施設の希望がある場合は、その出産施設と契約をしている産婦人科医院を選ばなくてはいけません。

なぜ出産前までに小児科医を探すの?

アメリカでは日本のように産後1カ月は産科医が赤ちゃんとママの両方を診てくれることはなく、生まれた直後から小児科医が赤ちゃんを診ます。

そのため、生まれる前に小児科医を決めて産婦人科医院と出産施設へ伝えておく必要があります。入院中はママは産科医、赤ちゃんは小児医が健診を行い、退院許可を出します。

小児医を決める際には、知り合いから紹介してもらったり、実際に先生に会ったりして決めることがほとんどです。

アメリカでは18歳まで小児科にかかります。18年の間に先生がリタイアしてしまった、保険が変わって今までの先生に診てもらえない場合など、医者を変えることも多いので、小児科医選びにあまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。

出産前に子どもの名前が必要な理由は?

アメリカでは産後に重要になってくるのが、身元を証明するために必要なSSN(ソーシャルセキュリティー番号)と出生証明書の手続きです。

出生証明書は日本への出生届やパスポート取得をする際などに必要になってきます。病院の係の人が書類を持って病室に来て手続きをしてくれます。そこで手続きをするのに名前が必要になるのです。

アメリカでは普通分娩で出産し、産後問題がなければ翌日に退院することが珍しくありません。早ければ出産後数時間で係の人が訪ねてきますので、そのときに名前を伝えなくてはいけません。

退院後に手続きすることもできますが、書類作成や発送の手間やSSNカードを受け取るまで数週間かかることを考えると、病院で済ませてしまうことをおすすめします。

どうなるの?アメリカで出産したときの籍

日本人夫婦は永住権が必要?

日本人夫婦がアメリカで出産をし子どものアメリカ国籍を取るのに、両親が永住権を持っている必要はありません。

駐在中や、留学中に出産を迎える女性は、ワーキングビザを持つパパの配偶者ビザや学生ビザを持ち、永住権を持っていない夫婦も少なくありません。

また、アメリカで子育てをするにも両親の永住権の有無は関係なく、子どもは永住権やアメリカ国籍の親を持つ子どもと同じように、学校へ通いサービスを受けることができます。

ただし、永住権を持っていない場合は、ビザの種類により滞在期間が決められており、もし延長の手続きをしても認められなければビザが切れる前にアメリカから退去しなくてはいけません。

永住権取得には色々な審査などがあり、とても難しくなっています。

生まれた子どもの国籍は?

アメリカでは「アメリカ国内で生まれたすべての子どもにアメリカ国籍を取得する権利」を与えています。それは、両親がアメリカ国籍や永住権を持っていなくても同等です。

例えば、アメリカの旅行中に子どもが生まれても、アメリカ国籍を取得することができるのです。アメリカは多重国籍を認めていますので、アメリカ国籍と日本国籍の両方を保持することができます。

ただし、現在は法律で認められているものの、アメリカ合衆国国務省も公式に「多重国籍は租税回避やテロ対策のために推奨しないとしている」と発表しています。

また、日本は多重国籍を認めていませんので、子どもが22歳になった時点でどちらの国籍を維持するのか決める必要があります。

アメリカの市民権を取得するには?

アメリカの市民権を申請するためにはまず永住権を取得してから5年(アメリカ市民と結婚した場合は3年)経過していなくてはいけません。

子どもをアメリカで出産し、子どもがアメリカ国籍を持っているからといって、親がアメリカ市民権や永住権を取得できるわけではありません。

永住権の取得には、会社を通しての申請や、年に一度のグリーンカード抽選プログラムと呼ばれるくじに応募するなど、様々な方法があります。

アメリカ国籍の子どもをスポンサーに永住権を申請するには、子どもが保証人になれると承認される年齢になるまで待たなくていけません。

市民権の申請には、書類提出や費用の支払い、面接やアメリカの歴史や政治に関するテストを受け、犯罪経歴なども審査の対象になります。

知っておこう!アメリカの生活や教育の違い

子ども靴や洋服のサイズの選び方は?

アメリカの靴や洋服のサイズ表示は日本と異なります。

洋服のサイズはcmで表示されておらず、年齢で表示されていることがほとんどです。

【例】
月齢 0-3m(50~60cm)3-6m(60~70cm)6-9m(70cm)9-12m(80cm)など
年齢 2T(95cm)3T(100cm)4T(110cm)5T(110cm)など
  
靴のサイズはベイビー・ウォーカー、リトルキッズ、ビッグキッズなど年齢のカテゴリーによって表示の仕方が違い複雑です。

【例】
リトルキッズ(4-8歳)13 (19.1cm) 1 (19.7cm)2(20.6cm)3(21cm)など

靴売り場には足を置いてサイズを測る機械があることが多いので、気軽に試してみましょう。

アメリカンスクールって?

アメリカンスクールはアメリカ国籍の子どもたちが通う学校で、多くは仕事の関係などで日本に暮らすアメリカ人の親を持つ子どもが通っています。

大きな敷地面積でアメリカと同じ授業を行い、学校にあるもののほとんどはアメリカのものという、まさにアメリカの学校がそのまま日本にあるような感じです。素晴らしい図書館や施設を持ち、学力も高いため人気がありますが、学費も高額になります。

両親が働いていることが多いアメリカでは長い夏休みをサマースクールなどに行って過ごします。勉強だけではなく、プールに行ったり、スポーツやゲームをしたり楽しいアクティビティがたくさんです。

全日制は入学をためらう場合は、サマースクールだけ通うこともできますよ。

日本のアメリカンスクールはどこにあるの?

現在、日本国内ではアメリカ軍基地内にあるアメリカンスクール以外に、東京都内にキャンパスがあります。

東京都港区六本木にある六本木ヒルズ内には、日本の幼稚園に相当する、3歳から5歳までの子どもが通える「アーリーラーニングセンター」があります。

東京都調布市にある「アメリカンスクール」は、日本の小・中・高校に相当する、1から12学年の子どもが通えます。

アメリカンスクールは、多くのスクールバスを所有し、アメリカのようにスクールバスで通学する子どもがたくさんいます。

大使館などがありアメリカ人家庭が多く住む、港区、品川区、目黒区にはバスストップを多く設けてあり、都内の各都市から調布キャンパスまでバスで学校へ通うことができるようになっています。

まとめ

アメリカの医療は高額で、出産費用も保険がないと1回の健診で万単位の請求がきたり、帝王切開や入院が長引いた場合などは驚くような金額になったりしてしまうことがあります。

アメリカ国籍を持っていると、日本に帰国してもアメリカに戻りたければ、戻りやすいという利点があるため、子どものアメリカ国籍の取得を願う親もいるでしょう。

子どもの将来の可能性が広がることは素晴らしいですよね。アメリカでの出産や子育てには、保険のことや文化の違いなどで大変なこともあることを前もって知っておくと心強いですね。

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