塩素系漂白剤で真っ白に洗濯しよう!洗濯以外の使用方法や注意点とは
子どもが近くにいない場所で換気をして使う
特に、小さな子どもほど抵抗力が弱いため、塩素系漂白剤を使って掃除をする際は、その付近に子どもが近づかないように対策を取りましょう。また、十分に換気をしながら使用するようにしてください。
一方で、塩素系漂白剤を使用して衣類の洗濯をした場合、繊維に塩素が残留し、それにより肌が荒れたなどの健康被害の報告はありません。つけ置きした衣類は、多少塩素の臭いが気になっても、十分なすすぎを行えば健康上の問題はないので、子ども用の衣類でも安心して使えるでしょう。
目や皮膚に直接触れないようにする
皮膚についた場合にも、応急処置としてすぐにしっかりと水で洗い流しましょう。なお、皮膚に触れた部分がぬるぬるするのは、塩素系漂白剤のたんぱく質を分解する作用によって、皮膚表面のたんぱく質が分解されるためです。
洗い流したあとも、皮膚に痛みを感じたり、炎症が続いたりする場合は早めに医師に相談してください。基本的には、塩素系漂白剤が目に入ったり肌に触れたりしないように、あらかじめメガネやゴーグル、ゴム手袋で防護して使用するようにしましょう。
まとめ
ただし、漂白力が強すぎるため、色柄物やデリケートな素材には使用できないなど、使用上の注意点があるので気をつけましょう。また、使用する際は十分に換気をして、子どもが近寄らないようにしてくださいね。
とはいえ、シミ汚れ、洗濯槽や浴室のカビなどを根こそぎ落とせる塩素系漂白剤は、洗濯や掃除に欠かせません。正しく使用して、家庭内の清潔を保ちましょう。