8月生まれの赤ちゃんは育てやすい?子育てする上でのポイントも
「8月生まれの赤ちゃんは育てやすい」と聞くことがありますが、8月の出産には、どんなよいことがあるのでしょうか。特に初めての出産をするママには、暑い時期だからこそ助かることがいっぱいです。8月生まれのメリットや、子育てする上でのポイント、真夏ならではのすてきな名前のつけ方などを紹介します。
8月生まれの赤ちゃんにはこんなメリットが
真夏につらいつわりを避けることができる
夏は気温や湿度が高くて、不快指数もぐんぐん上昇します。エアコンの中で過ごすことが多いとはいえ、24時間、すべてエアコンが効いている快適な空間にいるとは限りません。
ときには、暑さに耐えながら過ごさなければならないこともあります。そんな中でのつわりほど辛いものはありません。
その点、つわりの時期が冬だと、空気は澄んでいるし、気になる臭いも少ないです。暖房がガンガン効いている部屋はさすがに辛いですが、窓を開けたり、場所を移動したりすることで、温度調節がしやすいですね。冷たい外の空気を吸うことで気分転換にもなります。
あたたかくなる頃にはお世話も楽に
特に初めての赤ちゃんなら、沐浴やお着替えなどの手際が悪くて赤ちゃんを裸のまま待たせることも多いものですが、夏の暑い時期ならば、それで体を冷やしてしまって体調を崩すなどの心配はいりません。初めて出産するママにとっては、最適な出産時期といえるかもしれません。
そして、赤ちゃんが体調を崩しやすい冬の時期には、赤ちゃんのお世話に慣れてきて、手際もよくなっていることでしょう。感染症が流行る寒い時期を、なんとか乗り切ることができます。
お出かけができる時期には秋風が気持ちよい
秋のお散歩は、ちょっと早めの帰宅がポイントです。夏が終わったとたん、夕方はあっという間に暗くなりますので、午前中から、だいたい午後4時前くらいが、お散歩時間の目安です。天気のよい秋晴れの日は、どんどん赤ちゃんとお散歩に出かけましょう。
ひょっとしたら初めてのお出かけになるかもしれませんね。この頃はまだ体温調節が上手にできないので、冷えるようなときは、短時間のお散歩にしておきましょう。
夏生まれだから気をつけたい育児ポイント
エアコンでの空調管理は温度を確認しよう
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下にたまりますので、同じ部屋でも、天井と床では温度が違います。さらに、部屋の中央部と壁側でも違ってきます。ですから、温度計や湿度計を赤ちゃんが寝ている場所の近くに置いて、定期的に確認するようにしましょう。
夏の適温は、室温26~28℃、外気温との温度差が5℃程度というのが目安です。赤ちゃんに直接エアコンの風が当たらないようにしながら、室温がある程度下がったらドライ機能で除湿するなど、エアコンを上手に使うようにするとよいですね。2~3時間おきの換気も心がけましょう。
体に汗疹ができないようこまめな着替えを
この時期にはガーゼの短肌着がおすすめです。吸湿性が高いうえに通気性がよく、汗をかいても快適に過ごせます。たくさん汗をかいているときには、水でしぼったタオルやガーゼハンカチで軽く押さえるようにしてふいたり、シャワーや沐浴で流したりして、汗を残さないようにしましょう。
エアコンが効いているのに汗をかいていることもあります。特にわきの下やお尻、背中など、直接空気に触れない場所に汗が出ていることもあるので注意が必要です。
免疫が切れる頃に流行りだすインフルエンザ
インフルエンザは、おもに「飛沫感染」でうつります。つばやくしゃみなどからの感染ですが、集団生活で感染したり、家族がウィルスを持ち帰ってきて感染したりなど、様々なパターンがあります。1~3日の潜伏期間のあとに、24時間ほどで発症します。
予防するためには「大人が手洗い、うがい、マスク着用などをして、ウィルスを持ち込まない」「人がたくさんいる場所に赤ちゃんを連れて行かない」「お部屋の温度や湿度を適度に保つ」などが効果的です。