食生活が乱れがちな30代ママ必見!健康に過ごすための食事のコツ
ついこの間までは、活発に動き回る子どもに対応できたのに、最近では追いかけるのがやっとで体力の衰えを感じているママ。日々の疲れが取れないと感じているママはいないでしょうか。もしかして、30代に入ってからの食生活が影響しているのかも。普段の食事を見直して、改善を目指しましょう。
30代ママが直面する食生活の悩み
子育てで食事を抜くことがある
子育てをしていると、自分のことは後回しにしてしまうママも多いことでしょう。ゆっくり座って食事をする時間も惜しく、子どもがご飯を食べている間にたまった家事を片付けようとしてしまう気持ちも分かります。
また、加齢というにはまだ早い年代かもしれませんが、疲れやストレスがたまっていると消化能力も落ちるため、胃もたれや胸焼けなどの症状が多くなりがちです。30代に入って子育てに追われているママは、胃の不調と忙しさからくる食生活の乱れが起こりやすいといえます。
子育てのストレスで嗜好品に偏りがち
10代、20代ではなにをどれだけ食べても不調を感じなかったのが、30代に入ってくると徐々に胃もたれ、胸焼けなどが起こるようになってきます。イライラしてスナック菓子を一袋食べてしまったり、冷たいもの、辛いものが好きといった偏食傾向にあったりすると胃が弱くなっている可能性があります。
さらに、胃の不快感を多く感じ始めた年齢も20代前半から30代後半にかけてが多く、平均は39歳ということですので、まさに今注意をすべきときかもしれません。
ママは食事をゆっくりする暇がない
離乳食が始まった赤ちゃんには、食事の介助はできても一緒に食事を楽しむことは難しいですね。その後ママがゆっくり食事をしようと思っても、そうもいかないのがママの毎日です。
掃除や洗濯など、早くこなしてしまいたいと動き続けるうちに、あっという間に幼稚園のお迎え、夕食の準備の時間がきてしまいます。お腹が空く感覚も忘れてしまうほど忙しいママも多いので、夕食を食べすぎてしまうなどの食の乱れも心配ですね。
食生活の乱れによって起こる体の変化と原因
ママの薄毛の原因は鉄分不足
髪の毛に影響を与える栄養分は鉄分です。鉄分は血液を作る元になる栄養素としてもよく知られていますね。
鉄分不足になると、めまいや立ち眩みなどを起こす貧血になるだけではなく、薄毛や無気力になるなどの症状が出る場合もあるそうです。女性は生理などの影響で鉄分不足になりやすいため、ほうれん草や豆類、赤身肉などから積極的に鉄分を摂る食生活を心がけましょう。
子どもについていけないのはカロリー不足
子どもと一緒に走りたい気持ちはあれど、ついていけないと感じているママはカロリー不足を疑ってみましょう。「カロリー不足はダイエットになる」と思っているママ、実は低カロリーの食事を心がけていたり、食事を抜いたりすることによってたんぱく質が足りなくなると、逆に太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
体はエネルギー不足になると危険を感じ、筋肉を分解してエネルギーに変えます。十分なたんぱく質がないと筋肉量を維持できず、基礎代謝が落ち、体力も失われてしまいます。
健康的に痩せるためにも、栄養バランスを整えるのが有効です。
ママのイライラは食事が原因かも
たとえば、鉄分不足は焦燥感、疲労感など精神的な症状にも影響します。産後うつも鉄分補給で改善する場合があるそうです。ほかにも、葉酸不足は意欲低下を招くなど、栄養バランスが精神に与える影響は少なくありません。
サプリメントで足りない栄養素を簡単に摂れる時代ですが、摂りすぎると逆効果になるものもあるので、なるべく食べ物から補給したいですね。
30代ママにすすめたい食習慣と食べ物
子どもと一緒に3食をしっかり食べよう
子どもにとっても、ママと一緒に食べたほうが嬉しいはずです。子どもと一緒に食べることを考えれば、適当なもので済ませたり食事を抜いたりということも避けられるはずです。
また、子どもが夕食を食べる時間は早めに設定している家庭が多いので、パパが帰ってくるのを待たなくてもよい場合は夕方6時くらいには夕食が始まります。夕食を早めに食べることで、寝るまでに消化が進み、朝の胃もたれなどが少なくなり、胃腸を休ませることもできます。
ただし、パパと一緒に2度目の夕食をとらないように気を付けましょう。