車内で寝る子どもの気になる首カックン!おすすめの防止策をご紹介
車の心地よい揺れでぐっすりと眠る子どもの姿は、微笑ましいものです。それと同時に、寝入った子どもの首が大きくカックンカックンと揺れると、首を痛めそうで心配になることはありませんか?そこで今回は、車の中で眠る子どもの首カックンを防止する方法や、おすすめのネックピローなどをご紹介していきます。
寝てしまった子どもの首カックン防止策
タオルの形状を工夫して頭を固定する
子どもが左右どちらかに傾いて寝てしまったとき、傾いた方の顔と肩の間に、そっと折りたたんだタオルを挟んでください。首の痛みや首カックンの防止ができます。また、タオル2枚を顔の左右に挟んで使う方法や、タオルを細長く丸めて首に巻き、簡易的なU字型のネックピローとして使う方法もおすすめです。
タオルはフェイスタオルでもバスタオルでも使いやすいタイプで問題ありません。子どもの口や鼻をふさがないように気をつけて使ってください。
大きめのクッションやぬいぐるみを添える
車内で子どもが寝たときに、隣にクッションやぬいぐるみを添えてください。ぬいぐるみが子どもの体を支えるストッパーとなり、体勢が不安定にならないようにしてくれます。
クッションやぬいぐるみは車内に置いてもおしゃれな車内インテリアにもなりますし、子どものお気に入りのものならば、自分から進んで横に置くようになるかもしれません。また抱きかかえて寝ることで、前かがみになった頭がクッションやぬいぐるみに固定され、首が前後に揺れることもなく寝やすくなりますね。
チャイルドシート用のネックピローを使う
一般的に多く流通しているタイプがU字型のネックピローです。こちらは子どもが寝たあとに、サッと首に巻くだけで簡単に取り付けられるため便利ですよ。旅行用の折りたたみタイプなどもあるので、かさばることもなく持ち運びも楽にできます。
ネックピローは車内だけでなく、お昼寝用の枕としても使えますし、飛行機やベビーカーでも使えます。幅広い場面で活用できるのがよいですね。
子ども用ネックピローの形状と特徴
左右からしっかり固定する「H型」
まず始めに、H型のネックピローをチャイルドシートに固定させましょう。ネックピローの中央のくぼみに、子どもの首の後ろがくるようにピローをあてます。ピローの下部分を子どもの肩の前に出し、調節すれば完成です。
H型タイプのネックピローは、中央部分が調節できるタイプもありますよ。また、チャイルドシート使用時だけでなく、ちょっとしたお昼寝や、ベビーカーに乗ったときにも使うことができます。一つ持っているだけで、さまざまなシーンで活用できますので、経済的ですね。
寝たあとでも付けられる「U字型」
ネックピローを準備する前に子どもが寝てしまったというときも、ピローを首に巻くだけなので子どもを起こすこともありません。また、U字型は一度装着すると、はずれにくく、首を立体的に支えてくれるため安定して使えるところがポイントです。
ただし、こちらは新生児や首がすわる前の赤ちゃんには使用できません。首がすわってから使うようにしましょう。そのほか注意する点として、チャイルドシートに合うサイズのネックピローを使ってくださいね。
ジュニアシートに使える「I字型」
頭や首周りを固定するピロータイプは装着すると体に密着しますよね。夏場はピローが暑いと嫌がる子どもや、苦しいといってピローを付けるのを嫌がる子どもがいるかもしれません。けれどもI字型はシートベルトに固定するので、子どもの体に密着することがなく、暑くも苦しくもなくなりますよ。
しかしI字型には片側からしか支えることができないというデメリットもあります。また新生児や年齢の低い子どもには使用できませんので注意してください。