子どもが幼稚園に行きたくないと号泣!対処法や登園時の上手な別れ方
頑張って登園する子どもと上手に別れる方法
ママの不安な顔を見せないように笑顔で
先生は毎日笑顔で迎えてくれますが、慣れていない先生に「大丈夫だよ」と言われるより、大好きなママが笑顔で「大丈夫だよ」と言った方が子どもは安心するでしょう。ママは不安な顔をせず、笑顔で送りましょう。
「幼稚園が楽しい」という子どもはたくさんいます。家や別れ際に泣く子どもが幼稚園で楽しんでいないかというと、そうでもありません。しばらく引きずる子もいますが、中に入ってしまえば楽しそうにしていることはよくある話なので、ママも子どもや先生方を信じてくださいね。
別れ際はなるべく短時間で離れるように
しかし、ママが見えなくなると泣き止んだり、荷物を片づけて遊び始めると元気になったりする子どもは多いものです。幼稚園に着いてバイバイするまでの時間が何分でも、別れなければいけないという現実は変わりません。
毎日ですから、子どもも幼稚園に行くとママと別れなければならないことを理解しています。なので、たとえ幼稚園に着いてから長くいても、不安が拭えるわけではないのです。
いつかは笑顔で「行ってきます」と言ってくれるのを信じて、別れ際はなるべく短時間で笑顔で離れるようにしましょう。
「ごめんね」や「頑張って」は言わないで
ママが別れ際に「ごめんね」と言うと、幼稚園に行く、ママとバイバイするのが悪いことだと思う可能性があります。
また「頑張って」も避けたほうがよい言葉です。幼稚園は頑張って行くのではなく、楽しいところだと思えるよう「楽しんできてね」と前向きな言葉にしてみましょう。子どもの性格やその日の気分によって声かけを工夫して、元気に送り出してくださいね。
子どもが登園に前向きになれるように
日曜日は早めに寝て月曜日に備えよう
土日に家族でゆったり過ごす、お出かけして楽しむなどの時間ももちろん大切ですが、休日の生活の乱れは平日の生活にも影響をおよぼします。日曜日に寝るのが遅くなると、月曜日も早起きするのが難しく「眠たいから幼稚園に行きたくない」と登園を嫌がる可能性が出てきます。
日曜日は月曜日に備えて早くお風呂や夜ごはんを済ませ、寝る前の時間はゆったり過ごせるように心がけることが大切です。早く寝てたっぷり睡眠を取れば、月曜日の朝もすっきり起きられますよ。
絵本で幼稚園の楽しさを知ろう
幼稚園に行く内容の絵本は色々あるので、子どもが興味を引くようなものを選んでみてください。ママが「幼稚園は楽しいところだから行こう?」と言っても素直に受け入れられない子どもは多いですが、絵本なら読んでいくうちに「幼稚園って楽しいところなんだ」「先生も優しいしたくさん遊べるんだ」など、登園に前向きになってくれるかもしれません。
ママも笑顔で絵本の読み聞かせをして、子どもの心に変化がないかをチェックしましょう。
お気に入りのグッズを気分をアップ
例えば、お気に入りのキャラクターの靴やパンツなど、身につけるアイテムだと幼稚園にいる間も子どもの心を励まし続けるでしょう。「大好きな◯◯が応援しているからね」「ママの代わりに◯◯と幼稚園で楽しんでね」など、子どもが元気になるような声かけをすることが大切です。
「大好きな◯◯となら頑張れそう」と子どもが前向きになれるなら、幼稚園グッズは好きなキャラクターで揃えるのもよいですね。
まとめ
苦手なものがあったり嫌なことがあったり、お友だちとうまくいかないという理由で行きたがらない子どももいます。そんなときは子どもの話をじっくり聞き、一緒に解決してくださいね。子どもはママの笑顔が大好きです。朝は明るく笑顔で見送り、笑顔でお迎えに行きましょう。