ひとりっ子ママが気になる役員。役員になるメリットと楽しむ考え方
「ひとりっ子ママは幼稚園や保育園で役員になりやすい」と聞いたことはないですか?役員の仕事は敬遠されがちなため「なりやすい」と聞くとひとりっ子ママは憂鬱になってしまいますね。そこで今回は、ひとりっ子ママは本当に役員になりやすいのか、また役員になるメリットなどをご紹介します。
ひとりっ子ママは役員になりやすいのか
「ひとりっ子」が理由で役員とは限らない
中には「時間の空きやすいひとりっ子ママに任せたい」という意見を持つママも。当然、言われた方はよい気持ちはしませんね。
役員は一般的に、役員決めのルールにのっとって選ばれます。ひとりっ子ママも専業主婦もワーキングママも関係なく候補になるため「ひとりっ子」が理由で役員になることはまずないようです。
役員選出方法は、立候補、話し合い、くじやジャンケンなどの順で決めるケースがほとんどです。基本的に公平なので、その点は安心して役員決めに臨んでください。
年少と年中のときの役員は免れやすい傾向
そのため役員決めのとき、クラスにこの免除ルールの該当者が多い場合は、ひとりっ子ママは役員になりやすいと考えられます。
ほかの免除ルールでは「子ども1人につき1回役員をすればOK」も一般的で、年長で役員を免除してもらうために比較的役員の仕事が楽な年少や年中のときに立候補するママも少なくないようです。
年少や年中で立候補者が多いと、立候補していないママが役員になることはありませんね。こうしたことから年少と年中のときは役員を免れやすい傾向があります。
先生からお願いされる場合もある
一方で、園によっては、先生から直接役員をお願いされるケースもあります。先生は保護者の家庭の状況を知っているので、必然的に「お願いしやすいママ」が浮かび上がってきます。
ひとりっ子ママも、先生がお願いしやすい対象です。集中してわが子の育児ができるひとりっ子ママが対象となるのは、少しわかる気がしますね。
またひとりっ子ママに限らず、下に子どもがいないママや専業主婦、また園の方針に理解のあるママ、前役員から推薦のあるママも、先生からお願いされやすい対象となります。
ひとりっ子ママが役員になるメリット
子どもの園での様子を直接確認できる
例えば幼稚園や保育園では、参観日などの行事以外で親が出向くことはほとんどありません。行くとしても送迎をしているママなら門や教室近くまで、バス通園では園に行くことすらほぼ無いと思います。
役員を引き受けると園へ出向く機会が行事以外にもあるので、子どもの園での様子を直接確認することができますよ。
とくにひとりっ子ママや第一子のママは、初めての通園に戸惑いや不安を感じがちですね。役員をすることで直接子どもの様子を確認できると安心感が強くなるので、大きなメリットになりますよ。
ママ友や知り合いが増える
「違う学年の子を持つ気の合うママと知り合うことができた」というママもいるようです。知り合った先輩ママから園の情報を聞いたり、上の子がいるママからは小学校について教えてもらったり、また家の近いママがいればご近所の情報交換をしたりできますよ。
中には「引っ越しをしてきたばかりで、地域のことがよくわからなかったので役員を引き受けた」という前向きなママもいます。新しい人間関係が自然に作れることも、役員を引き受けるメリットの一つですね。
先生と話す機会が増えて園のことを知れる
先生との会話が多くなると、子どもの様子を聞く機会も増えます。親が見ることができない園での子どもの日常を聞いたり、家での子どもの様子を気軽に相談したりできるのは、役員をやっているママのメリットです。
とくにひとりっ子の場合、園でほかの学年の子どもたちとどのように接しているか気になるママもいるようです。そんなときも先生から「お兄ちゃんたちにかわいがってもらっていますよ」「小さい子の面倒をよく見てくれています」などと様子を教えてもらうと、ひとりっ子ママは安心することができますね。
ひとりっ子ママが役員を楽しむ考え方
今が役員をするよいタイミングと捉える
ネガティブな気持ちを持ち続けると、ストレスは溜まる一方です。そんなときは発想を転換して、役員を楽しむよう考え方を変えてみましょう。
例えば役員に決まったことを「よいタイミング」と捉えてみませんか?今はひとりっ子ママでも、この先下の子が産まれないとも限りません。下の子がいると役員の仕事をこなすことはもっと大変になります。
また専業主婦のママで将来的に仕事復帰を考えているなら、仕事をしながらの役員よりも今の方がタイミングとしてはやりやすいはずです。「今でよかった」と捉えることで、ストレスも緩和されるかもしれませんよ。