ナイトブラで胸のしぼみ対策を!産後に適切で効果の出るブラ選び
産後はママの体に色々な変化が起こります。なかでも卒乳や断乳完了後の「胸のしぼみ」は、女性らし体を維持したいママにとっては大問題ですよね。授乳後の自分の胸にショックを受けないためにも、産後に適切で効果の出るブラを選ぶことは大切ですよ。今回は、胸のしぼみ対策として「ナイトブラ」について紹介します。
寝るときに着用するナイトブラとは?
寝るときはノーブラ派の方に試してほしい
寝るときにブラをつけない理由には、
・肩ひもやホックが食い込む
・締めつけがきらい
・ブラで蒸れる
・寝ている間にずれる
などがあります。
たとえノンワイヤーのブラであっても、日中つけるブラはある程度の締めつけ感があるものです。そのため「寝るときぐらいはブラから解放されてリラックスしたい」と思うのもわかりますよね。しかし同時に「胸の形が崩れる」「胸がたれる」「胸が小さくなる」など寝るときにブラをつけないことに不安を感じている人もいます。そこで試してほしいのが「ナイトブラ」なのです。
締めつけ感がなくて楽な姿勢で眠れる
しかしナイトブラなら、ノンワイヤーで肩や背中にあたる部分が幅広なので食い込むことがありません。ホックやスナップ部分が無いものが多く、すっぽりかぶったり足元から履いたりして着用します。生地も伸縮性が高いものを使用しているので、締めつけ感がなく楽な姿勢で眠ることができるのです。
ほかにも通気性がよいものやつけ心地が軽いものなどもあり、寝るときにストレスなくブラが着用できる工夫がされています。
胸が横に流れていかないようにホールドする
しかし寝ているときの胸は、下だけでなく左右や上にも動きます。そのためナイトブラは眠っている間に横や上に流れる胸も、正しい位置にホールドすることができる作りになっているのです。
寝ている間に胸が脇や背中に流れると、胸の形が崩れるだけでなく胸がしぼむ原因にもなります。また心地よく胸を支えてくれるので胸が横に流れる違和感がなくなり、よい眠りをサポートしてくれるメリットもありますよ。
ナイトブラの着用が産後の胸のしぼみを予防
授乳期の適切なブラジャー選びが大切
授乳期に締めつけのきついブラをつけると母乳に必要な栄養が届きにくくなりますし、母乳の出や乳腺にもよくない影響を与えてしまいます。かといってあまりに緩く楽すぎるブラも、産後の胸のしぼみを加速させる可能性があるのです。
そのため締めつけ過ぎず適度なフィット感があり、胸のしぼみ防止にも期待できるナイトブラは授乳期におすすめといえます。授乳しやすいものや日中もつけられるものあるので、探してみてくださいね。
バストを支える靭帯をサポート
産後は「母乳の関係で乳腺や脂肪組織が増えてクーパー靭帯に負担がかかっている」「抱きかかえての授乳で下向きに胸が引っ張られやすくなる」「おむつを替えたり抱っこしたり前かがみの姿勢が多くなる」などから、産後のママは胸を支える靭帯が伸びやすい時期ということができます。
この靭帯は一度伸びてしまうと元には戻らないといわれ、産後の胸のたれやしぼみに大きく関係しているものです。そのためナイトブラで産後に負担のかかる胸の靭帯をサポートすることは、胸のしぼみ予防のためにも大切になります。
体を温めリンパの流れがよくなる
産後はホルモンバランスの変化・運動不足・授乳による栄養不足など様々な理由により体温が下がりやすい時期です。体が冷えると母乳の出が悪くなったり体調不良になったりしますよね。そこでナイトブラを着用してみましょう。なにもつけていないときよりも、ナイトブラ1枚つけるだけでも保温に差がでますよ。
また胸が正しい位置に保たれるので、寝返りなどで胸がつぶれたり横に流れたりしてリンパの流れを妨げる心配もありません。リンパが正常に流れると女性ホルモンにもよい影響をもたらすので、結果バストアップにもつながりますよ。
産後のママにぴったりのナイトブラ選び
卒乳後のしぼんだ胸もきれいな形へサポート
伸縮性に優れたものだと、しぼんだ胸にもフィットしやすくなります。また作りが立体的なもを選ぶと、きれいな形に胸を整えスタイルアップに見せてくれますよ。さらにパットでボリューム調整ができるものもあります。
ナイトブラは着用し続けることで、脇や背中に流れてしまった胸がもとの位置に戻るのを助ける働きもあります。そのためバストアップしたように感じる人もいるようですよ。