ねんねトレーニングはいつから始める?準備や方法と成功のポイント
赤ちゃんが「ママがいないと寝られない」とベッタリするのはかわいいですよね。しかし、毎日眠るまでに時間がかかる子も多く「早く寝てよ」と疲れ切っている方もいるでしょう。ここでは、いつぐらいから赤ちゃんはひとりで寝られるのかや、ひとりで寝られるようになるためのポイントなどをご紹介します。
目次
- ねんねトレーニングについて知ろう
- ひとりで眠れるようにするための練習
- ママの睡眠不足も解消!ねんトレのメリット
- ねんトレをするときは周りの環境に配慮
- ねんねトレーニングの始めどきと準備の仕方
- 始める目安は生後5~6カ月ごろ
- 赤ちゃんの生活のリズムを作ろう
- 赤ちゃんの体調を見ながら始めよう
- たくさんあるねんねトレーニングの方法
- 寝る前の入眠儀式を決めよう
- 泣かせたまま自分で泣きやむまで待つ
- 赤ちゃんが寝るまでそばで見守り泣かせない
- 入眠儀式にはどんなものがあるの?
- 絵本を読むママやパパの声にリラックス
- 背中をリズミカルにトントンする
- ゆったりとしたリズムの子守唄を歌う
- ねんねトレーニングをするときのポイント
- 赤ちゃんが寝るときに授乳しないこと
- ママは失敗しても焦らず気楽に取り組もう
- ママにとって不要ならしなくてもよい
- ねんねトレーニングにこだわらなくてもOK
- ねんねトレーニングのデメリット
- ありがちな失敗例について
- 途中で変えず一貫性があればOK
- まとめ
ねんねトレーニングについて知ろう
ひとりで眠れるようにするための練習
赤ちゃんは眠たくなるとご機嫌が悪くなってぐずることが多いため「どうやってひとりで寝られるようになるの?」と不思議で仕方がないママもたくさんいるでしょう。抱っこや授乳などで寝るのに慣れていると、なかなかひとりで寝るまでには時間がかかりますよね。
練習方法には色々なやり方があるので、パパやママの負担にならない練習法でチャレンジしてみましょう。
ママの睡眠不足も解消!ねんトレのメリット
ここでは、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
・おっぱいへの執着心が少なくなり、卒乳がスムーズに進むことが多い
・ママ以外の人でも寝かしつけを担当できる
・早い時期からママの睡眠時間を確保できるようになる
・夫婦の時間が増える
・ママの好きなことをする時間が作れる
・慣れるとぐっすり寝てくれるようになるので、赤ちゃんも夜中に起きることが少なくなり寝起きがよい
ねんトレをするときは周りの環境に配慮
練習を始めるときは、赤ちゃんが眠りにつきやすいように環境を整えることが大切です。赤ちゃんだけをベッドに寝かせてパパやママはテレビを見ている、部屋が明るいところで赤ちゃんを寝かせる、赤ちゃんが寝やすくなる準備を何もせずに寝かせて放置するなど、眠りに入りやすい環境が整っていないと赤ちゃんが不安になりますよ。
赤ちゃんが寝る部屋の温度や湿度を快適にする、部屋を暗くしてテレビは消すなど、過ごしやすい空間を作りましょう。
ねんねトレーニングの始めどきと準備の仕方
始める目安は生後5~6カ月ごろ
体が小さく体力がまだついていないと、一度にたくさんのおっぱいを飲むのが難しい赤ちゃんが多いです。月齢が低い時期は、頻繁に起きてでもしっかりおっぱいを飲むことが大切なので、一緒に寝ているほうが安心でしょう。
生後5~6カ月ごろに成長すると、1回の授乳でもおっぱいをたくさん飲めるようになり、授乳の間隔が空く赤ちゃんが増えてきます。赤ちゃんの成長を見ながら、スタートする時期を考えるとよいですよ。
赤ちゃんの生活のリズムを作ろう
毎朝7時に起きて21時には寝る、18時にお風呂に入って離乳食を食べる、10時に朝寝をして14時ごろにお昼寝をしているなど、毎日のリズムが一定になっているか確認してみるとよいですよ。規則正しく生活できていると、夜の寝かしつけの時間に自然と眠たくなってくれるので、ひとりで寝る練習も成功しやすいでしょう。
「うちは寝る時間がバラバラで、朝も機嫌が悪い」という赤ちゃんもいますよね。パパやママがお手本になって規則正しく過ごすと、赤ちゃんのリズムも整いやすくなりますよ。
赤ちゃんの体調を見ながら始めよう
始めるときは、赤ちゃんの体調が安定しているかどうかをチェックすることが大切です。微熱がある、お腹をこわしている、今日1日機嫌が悪い、いつもと少し様子がおかしいなど、少しでも赤ちゃんに異変があるときは、すぐに対応できるように一緒に寝てそばで様子を見ることが重要ですよ。
赤ちゃんは抵抗力が弱く夜中に急変することもあるので、体調に異変があるときは離れないように気をつけてくださいね。
たくさんあるねんねトレーニングの方法
寝る前の入眠儀式を決めよう
赤ちゃんの場合でも絵本を読んだり、音楽を聴いたりするとリラックス効果がありますよ。絵本や音楽にはたくさんの種類のものがありますが、面白くてゲラゲラ笑ってしまうお話やテンポの速い音楽だと、眠気を誘うのが難しいですよね。眠りに入りやすい優しいお話やゆったりとした音楽がおすすめですよ。
またパパやママとのスキンシップも、親子でリラックスできてよいですね。