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 1歳児ママの悩みや不安とは?楽しく子どもと向き合う方法

1歳児ママの悩みや不安とは?楽しく子どもと向き合う方法

子育て中の悩みは尽きませんよね。成長するたびに出てくる悩みに、不安を隠せないママも多いでしょう。特に1歳になる時期は「イヤイヤ」も出始め、好き嫌いも多くなるのでママは困ってしまいます。ここでは、1歳児に多くある悩みと、どうしたら楽しく子どもと向き合えるかをご紹介します。

1歳児の「食事」の悩みと向き合う

離乳食を食べてくれない

なんでもパクパク食べていたのに急に食べなくなることは、実はママの中では「あるある」の一つなんです。遊び食べを始めたり、好きなものしか食べなかったりするとママはイライラしてしまいます。どうして急に食べなくなるのでしょう。

1歳になると色んなものに興味を持ち始めるので、食事以外のところに気が行ってしまい食べなくなる、同じ離乳食ばかりで飽きてしまったなど、色々な理由が考えられます。特に、言葉を覚え始める時期は自我が出てくることで、食事を拒否する子もいるようです。

しっかり食べないと怒る、無理に食べさせようとするなど、無理強いをすると逆に食べなくなる可能性があります。また、食べること自体が嫌になる子もいるので、子どものペースに合わせて進めましょう。

卒乳のタイミングはいつ?

離乳食も順調に進み始めると、「卒乳はいつごろがよいのか」と考えますよね。卒乳には自然と待つ「自然卒乳」と、授乳回数を少しずつ減らしていく「計画卒乳」という方法があり、ママのタイミングによります。

「計画卒乳」は、ママの仕事復帰や、乳歯が生えてきたことで授乳のときに痛くなってきたからなどの理由で計画的に卒乳する方法です。一方「自然卒乳」は、子どもが自然におっぱいを欲しがらなくなるまで待つ方法です。

そのため、「そろそろ卒乳しようかな」とママが思ったときが、卒乳するよいタイミングなのかもしれません。子どもによっては「離乳食をあまり食べない」「おっぱいがないと泣く」などもあるので、様子を見ながら卒乳してみてくださいね。

大人と同じ味つけでも大丈夫?

離乳食を作るのって、意外に大変ですよね。必要な量も少ないですし、手間もかかります。そのため、「大人と同じ食事が食べられたらよいな」と考えるママも多いでしょう。しかし、まだ消化器官が未熟な1歳児には、大人と同じ食事には注意が必要です。

1歳になると離乳食は完了期に入ってきます。完了期が終わるのが大体1歳半といわれていますが、完了期が終われば家庭の味が「薄味」であれば大人と同じでも大丈夫です。しかし、すべてが同じものというわけではありません。

例えば、味つけが濃いものや生ものは注意が必要です。おみそ汁などの塩分が多いものは薄めてから与えましょう。また、噛む力がまだ弱いので、固さにもしながら大人と同じ食事を作るとよいですね。

1歳児の「しつけ」の悩みと向き合う

生活習慣を整えていこう

生活習慣は、子どもだけでなくママにとっても大切なことです。生活習慣が乱れていると、夜泣きや集中力の低下、睡眠不足などにつながります。

例えば、夜遅いパパが帰るまで起きたままでいると、子どもは夜型の生活になり朝もなかなか起きられません。食事の時間やお昼寝の時間がずれてしまい、結局また夜寝ないなどの影響が出る可能性があります。

また、お昼寝の時間も長く寝かしつけたままにすると、夜に眠れなくなって寝かしつけに時間がかかるでしょう。このまま夜型の生活になると、保育園や幼稚園が始まったときに朝起きるのが難しくなります。小さなうちから寝る時間、食事の時間やお風呂の時間など、正しい生活習慣を身につけるようにしましょう。

あいさつなど、礼儀や作法を教えよう

「おはよう」「こんにちは」「いただきます」「おやすみなさい」などのあいさつは、生活する中で一番身近にあるコミュニケーション方法の一つです。その基本的なあいさつの習慣を身につけるには、まずはパパママが普段からあいさつをすることです。子どものお手本になるようにしてみてください。

ただ、気をつけて欲しいのが、あいさつができないからといって強制したり叱ったりしないことです。子どもの中には人見知りな子もいれば、マイペースな子もいます。そのため「次また頑張ろう」と気長に待ってくださいね。

また、きちんとあいさつができたときは、たくさん褒めましょう。褒めることで子どもに自信がつきます。あいさつは礼儀作法の基礎なので、家庭でもあいさつを習慣化しましょう。

コミュニケーションを教えよう

1歳ごろになると、指差ししながら「ブーブー」「わんわん」などの単語を話すようになり、ママにも話しかけるような声を発するようになります。コミュニケーションが取れてくると「わんわんきたね」「これ取って」など、子どもの言いたいことが理解できるようになってきますよ。

コミュニケーションは、抱っこやおむつ交換、お風呂などで話しかける、一緒に遊んだり触れ合ったりすることで取れます。子どもとの信頼関係を築く上で大切ですし、友だちや色々な人と良好な関係を築く上でも重要ですよね。

ただ、子どもによっては、コミュニケーションを取るのが苦手な子もいます。まだ言葉を話さないからと心配する必要はありません。その子に合わせながら、触れ合っていくようにしてみてください。

悩みや不安と楽しく向き合うために

子どものリズムで進める

歩き始める時期や離乳食の進み方、言葉の覚え方など、成長が周りの子どもより遅れがちだと、「うちの子はなんでできないんだろう」「自分の伝え方が悪いのかな」と悩んでしまいますよね。

赤ちゃんの発達時期はそれぞれ異なり、早い子もいればのんびり屋さんの子もいます。個性的で自我が強い子もいます。子どもの性格によっても変わるので、周りと比べるより子どものペースを見極めて見守ってみてはいかがでしょうか。

できないからと怒ったり、無理にさせたりすると、子どももストレスが溜まっていきます。子どもが心身ともに健康に成長するためにも怒るのではなく、少しでもできるようになったら思いっきり褒めることが成長にもつながっていくでしょう。
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