兼業主婦のお小遣いの平均は?少ない金額でやりくりする方法
「ほかのママは毎月のお小遣いをどれくらいに設定しているのかしら」と疑問に思うママも多いのではないでしょうか。しかし、お金関係の疑問は、親しい間柄でも尋ねにくいものがありますよね。そこで、自分にも収入がある兼業主婦がどれくらいをお小遣いにしているのか見ていきましょう。
ママのお小遣いってどのくらい?
兼業主婦のお小遣い平均額と使い道
少し古いデータですが2012年の博報堂のお小遣い月平均調査によるとフルタイムママが26,725円、パート・アルバイトママが15,562円となっています。専業主婦ママは14,942円でした。
兼業主婦が専業主婦よりお小遣いが多くなるのは、自分に収入があることと同時に外に出るための準備(美容や洋服、交際費、食事代)にお金が多くかかるためと推察できるでしょう。
子どもがいる家庭といない家庭
そのため、子どもがいるママはいない家庭よりお小遣いが少なくても不思議ではありません。ほかには、子どもの人数も金額に影響するでしょう。
兼業主婦のうち、子ども1人のママは月平均約30,000~40,000円、2人のママは約20,000~30,000円です。一方、子どもがいない兼業主婦の月平均は約50,000~60,000円といわれています。
また、ママの働き方でも金額は違ってくるようです。正規雇用のママは約20,000~40,000円、非正規雇用では約10,000~20,000円となり、半分のお小遣いとなります。
貯金も大切。1カ月の貯金目安
専業主婦家庭での貯金理想額は手取りの2割、子どもあり共働き家庭は合計収入の2~4割、子どもなしの場合は4~5割といわれています。専業主婦の家庭で2割が厳しいときは2割より少し減らしてみたり、共働き家庭でも4割が無理なら最低ラインを2割に設定してみたりして計画的に貯めていくようにしましょう。
貯金を闇雲にしようと思ってもなかなか貯まりません。使ったあとの残金を貯金するという考え方より、先に貯金する額を定めてそれを先に手動で別口座に移動させておいたり、財形貯蓄に回したりする「先取り貯金」方式が確実に貯まるというのでおすすめです。
限られたお小遣いで上手にやりくりする方法
水筒と手作り弁当でお昼代節約
たまの外食ならよいですが、毎日ではその額が大きくなりお小遣いの多くが昼食代として消えることになるでしょう。そこで、少しでも節約するためにお弁当作りや水筒持参という方法をとっているようですよ。
ペットボトルのお茶もスーパーで安いときに買って70円、コンビニでは120円くらいはしますよね。これを計算すると、1カ月(20日換算)に1,400~2,400円の無駄遣いです。昼食代も1食500円とすると10,000円になります。
20,000円のお小遣いに昼食だけで12,000円もかかると残りがわずかになるため、節約しようという気持ちになるものでしょう。
ポイントやクーポンを有効活用
最近では様々なお店でポイントカードや電子マネー、スマホ決済などを利用でき、利用額に応じてポイントが貯まる仕組みになっていますね。ポイントの還元率は高くないため、1回くらいでは昼食代にもならないでしょうが「塵も積もれば山となる」の言葉どおり、回数を重ねればポイントも大きくなり昼食代や化粧品代にすることもできるでしょう。
また、クーポン券を使う方法もありますね。紙媒体のものだけでなく、スマホにアプリをインストールしておけばその都度使えるものもありますよ。
どれか一つではなく、利用しやすいものを組み合わせて使用するとよいですね。
スキンケアを見直してみる
スキンケアの節約で一番に思いつくのは、プチプラ化粧品と呼ばれるものやオールインワンジェルに移行することです。有名メーカーの化粧水や乳液は3,000円以上するものが多いですが、プチプラ化粧品なら2,000円以下あるいは1,000円以下のものもあるでしょう。
オールインワンジェルも1,000円台から5,000円台のものなど幅広いラインナップになっています。その中から自分に合うものを選ぶことができるでしょう。
もっと節約したいママは手作り化粧水を使っているそうです。精製水9に対して植物性グリセリン1の割合で容器に注ぐと作れますよ。
ママにもできるお小遣いの増やし方
家事の合間にサクッとポイ活
通販サイトをよく利用するママは直接購入するのではなく、ポイントサイトを経由することでポイントの二重取りが可能です。ポイントサイトと通販サイトで両方のポイントがつきます。ほかにも銀行口座開設や資料請求、ゲームでポイントゲットする方法もありますよ。
アンケートサイトは、その名のとおりアンケート回答によりポイントを得るものです。1分もかからず回答できる低単価のものや、数十分かかる単価が高いものがあります。中には座談会参加や電話回答で高額を得ることもできるでしょう。
ポイントサイトもアンケートサイトも現金、電子マネー、商品券などに交換できます。