姑との関係で心がけたいこと。息子や孫に過干渉な姑との関わり方
姑が過干渉気味だとママは振り回されて苦労する場合があります。最初はパパを育てた母親として尊重する気持ちがあったのに、姑に価値観や考えを押しつけられ続けるとそれが薄らいてしまうかもしれませんよね。そこで姑とママの間で悩みやすいことや過干渉な姑との関わり方、姑とよい関係を保つ秘訣などをご紹介します。
姑との関係で起こるママの主な悩みとは?
孫に対する甘やかしを繰り返す
しかし甘やかしを繰り返されるママは大変です。特に同居している姑が孫に甘いと、ママは悩む場面が多いですよね。
たとえばすぐにお菓子をあげたり子どもが欲しがるものをなんでも買ったりすることが続くと、ママが日ごろ苦労している食育やしつけが台無しになります。遠方でたまに会う姑ならばまだしも、同居や近くに姑が住んでいる場合は頻繁にやって来て、ママがしてほしくないことを子どもにするので困ります。
とはいえ、面と向かって拒否できないところも悩みどころですよね。
孫の教育方針に口出しをする
教育方針に口出しする姑は、長期間に渡ることもあり常に困った存在になりがちです。ある教育熱心な姑を持つママは、子どもが赤ちゃんのときに小学校受験をすすめられたそうですよ。
夫婦でのびのび育てると決めていたママはやんわりと断ったものの、いまだに子どもが興味のない塾をしつこくすすめられます。ママは「諦めてください」と言いたい気持ちを堪えているそうですよ。
子どもが学校に通うようになるとさらに口を出されることが予想されるので、一度パパに姑としっかり話し合ってもらおうと考えています。
夫婦間の問題に干渉しすぎる
ママがきちんと家事をしているのに、度々訪れては「あの子はダブルのトイレットペーパーが好みなの」と家の中をチェックする姑もいます。あるママは「ここまで至れり尽くせりなら、パパが家で何もしないのも当然」と妙に納得したそうですよ。
ママの中にはパパがリストラに遭ったときに「あなたが悪い」と文句を言われたり、ちょっとした夫婦の言い争いにもパパの味方として口を挟まれたりした人もいます。
息子や孫に過干渉な姑との関わり方
価値観の違いや姑の息子への愛情が原因
ほとんどのママはなるべく姑の意見を取り入れようと努力しますが、姑が自分のやり方を押しつけ過ぎるとママの悩みの種になる場合があります。姑が息子であるパパとママの家庭に過干渉になる大きな理由は、息子であるパパへの愛情です。
大事な息子が結婚して不自由していないか気になったり、少しでも息子の助けになりたかったりするのですね。息子の世話ができないのが寂しくて、嫁であるママに嫉妬する気持ちから過干渉がひどくなるケースもあります。
敢えて自分から姑に質問や相談をする
ママが家庭事情をある程度オープンにすることで姑は息子の家庭の様子が見えて、安心感を持ってくれます。そうするとあれこれと干渉する必要がなくなります。また、ママの質問に姑が答える形が多くなればママが必要なことを中心に姑が助言をするので、介入してほしくない事柄の話題を避けやすいですよね。
姑は自分を頼って相談する嫁を可愛いと思う場合がほとんどで、そんな嫁が困るようなことはしなくなります。避けるよりも思い切って頼ってみるとよいかもしれませんね。
孫の近況がわかるように時々は連絡を取る
「昨日から離乳食を始めたんです」など報告だけでもよいですが、ときには「離乳食を食べてくれなくて…」「引っ込み思案でお友達と話せないんです」とちょっとした悩みを相談すると、姑が打ち解けてくれるかもしれませんね。
メールを日常的に使う姑ならば、「初ストローです」「お遊戯会でうさぎの役をやりました」などの一言とともに孫の写真を送ると喜ばれますよ。孫の成長がなにより楽しみという姑も多いですし、姑世代の人たちの集まりでは、孫の写真を見せ合うのが恒例になっている場合もあるからです。
姑と良好な関係を保つための秘訣
価値観の違いを割り切って聞き流す
先ほどの小学校受験をすすめてくる姑を例に取ると、姑の話を「そうなんですね」「なるほど」などと相づちを打って聞けば同意していることにはなりません。それに、姑が孫を無理やり受験会場に連れていくことはできませんよね。
パパママの我が家は受験しないという方針が変わらない限り、姑は実質的にはなにもできないのです。思う通りにできない姑が嫁を悪く言う可能性もありますが、パパとよく話し合い気持ちを一つにしていれば、そこまで困ることはないですよ。
話を聞いてほしいだけという姑もいます。その場合は聞いているのみで満足してくれるケースもあります。