ベビーサインは子育てに役立つの?魅力的なメリットと注意点を知ろう
まだ言葉を話せない赤ちゃんとママが、コミュニケーションをとることができると話題のベビーサインは「挑戦してみたい」と思っている方も多いかもしれませんね。ここでは、ベビーサインはどのようなものなのかや、メリットとデメリットなどをご紹介します。
そもそもベビーサインとはどんなもの?
赤ちゃんとのジェスチャーを使ったやりとり
ベビーサインは言葉を話せない赤ちゃんとでも、意思疎通ができる育児法の一つです。赤ちゃんでもできる簡単なジェスチャーを使ってママに欲求を伝えるので、練習してできるようになると会話をしているような感覚で赤ちゃんとコミュニケーションがとれますよ。
ベビーサインはアメリカでブームが起こり、2000年以降に日本でも話題になりました。最近では教室を開いている方も多く、気軽に始められるでしょう。
生後半年から1歳半ごろを目安に教える
しかし、始める時期はあくまでも目安で、ママによっては生後3カ月ごろから少しずつ赤ちゃんにサインを教えている方もいますよ。赤ちゃんによって成長のスピードが違うのと同じで、サインを教えても興味を示さない子、すぐにサインを覚えてやり始める子、やったりやらなかったりムラがある子など、できるようになる時期は個人差があるでしょう。
赤ちゃんの興味を持つものが何になるかは分からないので、練習に時間がかかっても焦らないことが大切ですよ。
教室で習ってもオリジナルでもよい
教室に通うと赤ちゃんと練習するコツや、教え方など、細かなところまで丁寧に教えてもらえるところがよいですよね。お家でネットなどを見て練習していると何回か練習してできなければ諦めてしまいがちですが、教室では根気よく教えてくれたり、ほかのママたちも一緒に頑張っていたりするので、ママが諦めずに続けられるでしょう。
サインの動きはとくに決まりがないので、お家でオリジナルのサインを作っても面白いですよね。赤ちゃんと2人だけが分かるサインでコミュニケーションがとれると、育児がさらに楽しくなりますよ。
ベビーサインを取り入れるメリット
赤ちゃんとのコミュニケーションが充実する
先輩ママの話では、育児サークルでベビーサインを教えてもらい練習を開始したそうです。最初は興味を示さなかったそうですが、毎日繰り返していると少しずつサインに反応してくれるようになったと話してくれました。赤ちゃんからサインを出さなくても、ママのサインに嬉しそうに反応してくれると癒やされますよね。
意思が理解できてイライラが減ることも
ベビーサインができるようになると、赤ちゃんがしてほしいことをサインでママに教えてくれるので「おむつが気持ち悪いのね」「眠たいのか」など、赤ちゃんの意思をすぐに理解できるでしょう。ママの気持ちに余裕がないと泣いている赤ちゃんにイライラすることが増える可能性があるので、ママや赤ちゃんが快適に過ごすためにサインを練習するのもよいですよ。
サインで意思疎通ができると、赤ちゃんとの信頼関係も深まりますね。
パパがより子育てに参加しやすくなる
また、男性は女性と比べて、まだ話せない赤ちゃんをあやすのが苦手な方が多いです。赤ちゃんとふたりきりで過ごしても、泣かないと抱っこしたり話しかけたりしないパパもいますよね。
サインでコミュニケーションがとれるようになると、赤ちゃんからもパパにサインを出してくれるので、パパも楽しく子育てに参加できるようになりますよ。
ベビーサインを使う上でのデメリット
専門の教室に通う場合は費用がかかる
お家で練習することもできますが根気よく教え続けないといけないため、専門の教室に通う方も多いでしょう。専門の教室に通うと赤ちゃんが興味を持ちやすいように教えてくれるので、ママのやる気もアップしやすいですよね。
しかし、1回では習得が難しいため専門の教室に通う費用がかかってきますよ。費用は教室によって様々ですが、習得できるようになるには何回も通う必要があります。どのくらいの費用がかかるか調べてから通い始めましょう。