就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

法律上の育休延長は最長2年!延長するために必要な書類や手続きも

法律上の育休延長は最長2年!延長するために必要な書類や手続きも

育児休業給付金は申請期限がある

育児休業給付金の受給を延長申請する際には、保育園に入れないことを証明する不承諾通知の日付に気をつけましょう。育児休業給付金を延長して受給するためには、「子どもが1歳の誕生日の前日時点で保育園に入れないこと」を証明する必要があるのです。

例えば、子どもが8月15日生まれの場合で見てみましょう。8月に入り、「子どもの1歳の誕生日が近づいてきたわ」とママが保育園の入所申込みをします。この場合の不承諾通知は、9月1日時点で保育園に入れないことを証明することになります。

これでは1歳の誕生日の前日時点で保育園に入れないことを証明できません。8月1日時点で保育園に入れないことを証明してもらうためには、7月の段階で保育園の入所申込みをする必要があるのですね。

上の子がいる場合は保育園退所問題も

自治体にもよりますが、二番目の子どもの出産で育休を取ると保育園に通っている上の子が退所しなければならないケースがあるようです。ママも負担が増え、子どもも友だちと離れるので可哀そうですね。

埼玉県所沢市では、保育園に通っている子どもが0~2歳児の場合は、ママが二番目の子どもの出産で育休を取得すると原則退所させることになっています。このルールにはママたちの反発が強く、「育休中の保育園の退所は違法」だと退所差し止めの訴えがなされました。

東京などの激戦区では待機児童問題が一向に解決せず、入園希望者が多い場合には保育園から退所を迫られるケースがあるようです。育休中に上の子を預けることを考えている場合には、事前に保育園や自治体窓口に確認しておきましょうね。

まとめ

育休が最長2年に延長されたのはワーキングマザーにとって朗報ですが、申請に必要な書類や手続きの適切なタイミングなどを間違えるとせっかくの嬉しい制度を享受できません。ご紹介した通り、早めのタイミングで手続きを進めていくことで育児休業給付金を受け取れるようにしたいですね。

また、今後育休を取得することを検討中のママも、勤務先に育休制度についてあらかじめ確認して、育休延長が必要になったときにスムーズに手続きできるように準備しましょうね。
26 件

関連記事


  • テニ-とテーオ