ママが香水をつけても大丈夫?子どもへの影響やおすすめの香水を紹介
ママになっても香水をつけたいと考えている方は多いですよね。しかし、子どもへの影響が気になって、なかなか香水を楽しめないという方もいるでしょう。そこで今回はママの香水が子どもに与える影響や香水を楽しむためのテクニック、ママにおすすめの香水をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ママの香水は子どもにどんな影響があるの?
赤ちゃんを不安にさせてしまうことも
生後一週間以内の新生児は、母親の母乳の匂いとほかの人の母乳の匂いを嗅ぎ分けられるほど嗅覚が鋭いといわれています。しかし生後6~7カ月頃になると、その嗅覚は大人と同じようなレベルに落ち着くようです。
赤ちゃんは「ママ本来の匂い」を感じて安心しているため、その匂いを消すような香水は生後半年ぐらいまでは避けた方がよいでしょう。ママに抱っこされているはずなのに、いつもと違う匂いを感じてしまうと赤ちゃんが不安になり、ぐずってしまいます。
海外では気持ちを落ち着けたり安眠の目的も
フランスでは赤ちゃんが保育園に入る際、ドゥドゥと呼ばれるぬいぐるみやママの香りがするスカーフ、タオルなどを握りしめ通園します。日中園内にママがいなくて不安になっても、ママの香水の匂いがするスカーフやタオル、ぬいぐるみを抱きしめて安心するのです。
保育園の説明会で「ママの香水の匂いがする布類を赤ちゃんのそばに置くと安眠しますよ」と指導されることもあります。このように海外では、ママの香水の香りが赤ちゃんの安心にもつながっています。
香水の誤飲・誤食が与える影響
香水のビンはできるだけ赤ちゃんの手が届かないところに保管するようにしましょう。もしうっかり赤ちゃんが誤飲や誤食してしまった場合は、水を飲ませて吐かせるようにしてください。
香水は毒性のないアルコール類ですが、大量に飲むとアルコール中毒を起こしてしまう危険性があります。舐めた程度の少量なら様子を見て、心配なら念のために病院に連れていきましょう。
香水のキャップなど小さなパーツを誤食してしまった場合、すぐに吐かせるようにし、病院にすぐに連れて行ってくださいね。
子育てママの香水を楽しむテクニック
身にまとうことでふんわりとした香りに
直接肌につけると香りがきつくなってしまうこともあります。そうならないためにも、ふわっと体全体が香るようにつけるようにしましょう。
身支度をした後、香水を上空に向かってシュッとひと吹きし、その中をくぐり、体全体で香水を浴びるようにするのがオススメです。局所的につけるよりも、香りを身にまとうようにすることで、優しくふんわりと全体から香るようになります。
赤ちゃんはもちろんのこと、ほかの人への「香害」にならないようにするためにも、香水のつけ方には細心の注意を払うようにしたいですね。
ボトムスの裾にほんのり香りを
ボトムスなら、動くたびに足元からふんわりと香り、優しく存在感をアピールするのでオススメです。普段香水をつけ慣れていないママでも、ボトムスなら抵抗なくつけられると思うので、つける場所に迷ったらまずここにつけるようにしてみましょう。
冬は体に香水をつけてもあまり香りを感じることができず、物足りなく感じてしまうかも?そんなときは、上着やコートの裾につけてみるのもよいでしょう。体を動かすたびにふわりと香り、不快感を与えません。
自宅ではトイレやリビングの消臭として
来客者も消臭代わりに使えるよう、トイレに小さなボトルに入れた香水を常備しておくのもよいですね。トイレだけでなく、リビングのクッションにも軽く香水をつければ、部屋の匂いも気にならず、来客者とよい香りに包まれながらお茶をすることもできます。
普通の香水だけでなく、ルームフレグランスなども上手に利用して、日常生活の中で好きな香りを楽しみましょう。香りの中にはストレスを緩和し、リラックス効果があるものもありますよ。